日々の楽園
帰ってネットで調べてみると、この事業は大々的ではあるが、問合せの仕方が載っているだけで公開はされていないらしということ。、それにあの下手な絵は超有名な画家の作品らしい、ということがわかりました。
楽園はともかく「楽園にご招待」のご招待ってなんなんでしょう、いかがわしい一泊温泉旅行みたいじゃないか、と私は考えていました。それに楽園マークの女は何なのでしょう。彼女は私の好みだけれどなにか意味があるのでしょうか、いやいや意味なんかないに決まっています、これは私が生きてきた長年の知恵ですが、女は眺めてるだけでいいんです。いや、少し脱線してしまいました。
パンも食べたし、こんな時は眠るに限る、と私は思い直しました。少なくとも悩まなくて済むし、起きたらいいことがあるかもしれない。日々の楽園です。しかしいい天気だなあ、と上を見ていたら私はソファで眠ってしまったようです。
何か夢を見ていたらしく、目が覚めると、わあー遅刻だ会社行かなくちゃ、と無闇に焦りました。
明るくなってる、何時だろうと時計をのぞくと14:14と表示されていました。
なにっ、イヨイヨっていったいなんだ、ク*、失礼、と更にパニクりましたが、会社を辞めていたことを思い出しました。そうだ、昼寝をしていたんだ、と気づきました。
少し落ち着いて、起きだして水を一杯飲みました。
それからパソコンの電源をいれて、ニュースをチェックしていきました。
世の中には、何らかの事件が起きているようですが、私に関係するようなことは何もないような気がしました。初めにお断わりしておきますが、私はたびたびアダルトサイトを覗くような人間ではありません。それは好奇心から一、二度は開いたことはありますが、観察をしてそれからは見ることもありませんでした。
さて、テレビも壊れていますし、新聞もとっていないので、私の情報はネット新聞で得ていたわけですが、眺めていたその大手のニュースサイトの下のほうに、あの「楽園」マークの女を発見したのでした。その時はビックリもしましたが胸がときめいたのも事実です。ちょっと身を乗り出してしまいました。
それはサムネイル画像のようになっているので、多くの人は見逃したかもしれませんが、私には焦点が結ばれるようにピッという電子音が鳴っていました。実を言えば彼女はスーパーマン的でもありましたが、某菓子メーカーの走る人のようでもありました。白い水着で、手を空に挙げ片脚を持ち上げていました。それは私にはとても魅惑的なポーズに映ったのでした。そして濃いピンクで胸のところに「楽園」とプリントされているのです。




