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最強獣人に転生したのに女王様エルフに調教されるオレの話  作者: ねこ丸


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第十四話 約束忘れんなよ


 グランディアの城壁が見えた時、最初にグランの鼻へ入ってきたのは土でも川でもなく、人の匂いだった。


 多い。


 それも、ただ多いだけではない。汗の匂い、酒の匂い、焼いた肉の匂い、香を焚いた衣の匂い、荷馬の獣臭、磨いた金属の匂い、遠くで煮え立つ汁物の湯気。様々なものが重なり合い、街そのものが熱を持っているようだった。城壁の前には荷車が並び、門をくぐろうとする旅人や商人や武人たちが列を作っている。怒鳴り声も笑い声も聞こえるし、門番の張り上げる声も、荷を引く獣のいななきも混じっていた。


 グランはその騒がしさを前にして、少しだけ目を細めた。


「多いな」


 隣を歩くルシアは、いつものように杯ではなく水袋を口へ寄せていた。人混みを嫌っている様子はない。ただ、遠くまで見通すような目で街の流れを追っている。


「当然じゃ。グランディア神武会の時期じゃからの」


「みんな見に来てんのか」


「見る者もおるし、出る者もおる。賭ける者もおる。おぬしのように殴ることしか考えておらん輩も当然おる」


「いいな」


 グランは率直にそう言った。


 ルシアは少しだけ口元を緩める。


 グランディアまでは余裕を持って来た。大会だけを目当てにするなら、もう少し遅く着いても間に合う。だが今回はそうしなかった。最大規模の大会が開かれる街だ。どうせなら見て回り、飲み食いし、その空気ごと味わってやろうというのが二人の考えだった。観光と言っても、二人の場合は景色や名所よりも、酒と肉が優先される。それでも、新しい街へ早めに入るというだけで気分は違う。


 門をくぐるまでにも時間がかかった。


 列は思ったより進まない。だがグランは苛立たない。前後にいる武人たちの体格や武器を眺めているだけでそれなりに面白い。大剣を背負った男、二本の槍を束ねて持つ女、妙に細身の剣を何本も吊った男、鎖帷子の上から獣の皮を羽織った獣人。強そうなのもいれば、見た目だけのもいる。ルシアはそんな視線の動きを察して、小さく息を吐いた。


「今から喧嘩を売るでないぞ」


「売らねえよ」


「本当か?」


「まだ殴る場所じゃねえだろ」


「まだ、か」


 呆れたように言いながらも、ルシアの声にはほんの少し笑いが混じる。


 ようやく門をくぐった時には、昼の光が石畳へ真っ直ぐ落ちていた。


 グランディアは広い。


 ただ広いだけでなく、道も建物も太かった。通りの幅が違う。人の流れを前提にして作られた街だと分かる。主通りは馬車が何台もすれ違えるほど広く、その両脇に石造りの建物が並ぶ。看板の大きさも派手さも地方の都市とは違う。食い物屋、武器屋、宿屋、賭け屋、仕立て屋、香油の店、薬屋。声を張り上げる売り子の声すら、競うように太い。


 そして、人が多い。


 人間だけではない。獣人、ドワーフ、耳の長い種族、羽根飾りをつけた異国風の女、黒い肌をした男まで混じっている。会話の調子も服の形もばらばらだ。地方の大会で見た程度の混雑とはまるで違う。街そのものが闘技場の前座みたいに騒がしかった。


「まずは宿じゃの」


 ルシアが言う。


「先に食わねえのか?」


「空いておらぬ宿へ荷を抱えて入るのは面倒じゃ。それに、おぬしは荷がなくても食い物へ釣られる」


「うるせえ」


 そう言いながらも、グランはすぐに辺りの匂いを嗅いでいた。焼いた肉の匂いもする。甘い香の強い酒の匂いも、油で揚げた何かの匂いも漂ってくる。腹は減っている。だが今回はルシアの言う通りにした。


 宿屋を探すのは思ったより大変だった。


 どこへ行っても満室に近い。入口の前から人が並び、中では帳場の女が疲れ切った顔で客を捌いている。ひと部屋空きがあると思えば、窓もない裏部屋だったり、やたら高かったり、風呂がなかったりする。三軒断られ、四軒目で首を振られ、五軒目でようやくルシアが足を止めた。


 石造りの、そこそこ大きい宿だった。入口の柱は磨かれていて、出入りする客の服もそれなりに上等だ。高いかもしれぬ、とグランは思ったが、ルシアは迷わず中へ入る。


 帳場の男は二人を見ると、まずグランの全身をざっと見て、それからルシアの顔を見た。奴隷紋は隠していない。隠す理由もない。首から腕、胸元、見えるところに走る紋様は人目を引く。しかも隣にいるのが、長身のエルフの女だ。視線が止まるのも当然だった。


「部屋はあるか」


 ルシアの声に、男は慌てて姿勢を正した。


「ひと部屋ならございます」


「どんな部屋じゃ」


「二名用です」


 そこまで聞けば十分だった。


「それでよい」


 男は一瞬だけ、確認するように二人を見たが、ルシアは眉ひとつ動かさない。グランも特に何も気にしていない。案内された部屋へ入ると、そこには大きめの寝台がひとつ、窓際に卓と椅子が二脚、壁際に衣装箱、奥に風呂場への扉があった。


 寝台は幅が広い。二人で寝るには十分だ。


「悪くないの」


 ルシアが室内を見回して言う。


 グランは荷を下ろし、寝台へ手をついた。柔らかい。沈みすぎない。寝返りも打ちやすそうだ。


「問題ない」


 それだけで決まった。


 どちらかが床で寝るとか、別の部屋を探すとか、そういう話は出ない。二人とも、それが自然だった。


 荷を置くと、ルシアはすぐに言った。


「では、行くぞ」


「どこへ」


「まずは大会じゃ。登録を済ませる」


「飯は?」


「その後じゃ」


 グランは少しだけ不満そうな顔をしたが、口には出さずに部屋を出た。


 グランディア神武会の受付は、街の中心にある大闘技場の外で行われていた。


 闘技場は巨大だった。


 地方の大会場と比べるのも馬鹿らしい。石を積み上げた外壁は見上げるほど高く、外周をぐるりと囲む人波が途切れない。叫び声、怒号、笑い声、荷を運ぶ音。空気そのものがざわついている。入口脇には参加者受付の長い列が出来ており、槍を持つ衛兵たちがそれを整理していた。


「予選あり、か」


 ルシアが掲げられた板を見上げる。


 四つの紋章が並び、その下にそれぞれの組み分けと日程が書かれていた。グランディア神武会は規模が大きすぎるため、本戦前に四つの区画に分かれた予選があるらしい。そこを勝ち抜いた者だけが本戦へ上がれる。


「面倒だな」


 グランが言う。


「殴る数が増えるだけじゃ」


「それはそうか」


 列へ並ぶと、周囲の視線が少しずつ集まってきた。


 奴隷紋。


 獣人。


 隣のエルフ。


 それだけでも目立つのに、どこかで聞いた噂と繋がったらしい。後ろの男が小声で何か言い、前にいた女がちらりと振り返る。


「もしかして……」

「全身に紋のある獣人って……」

「アルトリアの」


 グランは気にしない。ルシアも気にしない。


 受付の男は、名を書かれた札を受け取る時だけ少しだけ目を見開いた。


「グラン」


「うむ」


 ルシアはそれ以上何も言わない。


 登録はすぐに済んだ。予選の組も決まる。グランは第三の区画。日にちはそう遅くない。ちょうどいい。


 受付を出ると、ルシアはその足で別の方向へ曲がった。


 賭け屋だった。


 そこはすでに闘技場に負けない熱を持っていた。板に書かれた倍率。飛び交う怒号。金貨の擦れる音。勝つだの負けるだの、誰それは強いだの、あの流派はどうだの、あちこちで好き勝手な声が上がっている。


 ルシアは迷わず奥の帳場へ進んだ。


「グラン」


 名前を出す。


 帳場の男は台帳をめくり、すぐに数字を示した。


「五倍」


 ルシアは眉をほんの少しだけ上げる。


「低いの」


 グランも横から覗き込んだ。


「いつもより低いな」


「グランディアまで噂が来ておるらしい」


 ルシアが周囲を見回す。


 なるほど、少し離れた卓で酒を飲んでいた連中がこちらを見ていた。視線は露骨だ。奴隷紋の獣人。使っているのか使われているのか分からぬエルフの女。アルトリアから来た妙な組み合わせ。噂になるには十分だった。


 ルシアは財布から金貨を出す。


 それだけで終わらない。


 さらに懐から手形を取り出した。


 帳場の男がわずかに目を見開く。


「これもじゃ」


「……確認いたします」


 ルシアが置いた額は、手持ちだけではなかった。手形も含めて、おおよそ金貨百枚ぶん。地方の大会なら数回分の賞金が飛ぶ額だ。


 グランはさすがに少しだけ目を丸くした。


「張るな」


 ルシアは男が計算するのを待ちながら、横目だけで言う。


「自信がないか?」


 グランは鼻を鳴らした。


「誰に言ってる」


 その一言で十分だった。


 帳場の男が手形を受け取り、札を渡す。ルシアはそれを当然のように懐へ仕舞った。まるで勝ち分を受け取るのが前提みたいな動きだ。


「行くぞ」


 賭け屋を出ると、グランディアの喧騒がまた押し寄せてきた。


 さっきよりも視線が増えている気がする。奴隷紋の獣人に、隣を歩く高位のエルフめいた女。周囲のざわめきが、少しずつ言葉を帯び始めていた。


「獣人使いの美姫だってよ」

「いや、使われてるのはどっちだ」

「奴隷紋の獣人ってあれか」


 ルシアは聞こえているのに気にしない。グランもまた同じだった。むしろ、腹の方へ意識が向いていた。


 主通りをしばらく歩いたところで、グランの足がぴたりと止まった。


「なんだ」


 ルシアが聞く。


 グランは鼻をひくつかせた。


「なんかいい匂いする」


 見れば、通りの脇に出ている屋台から煙が上がっていた。肉だ。太めの串に刺した肉を、炭火の上でじっくりと焼いている。脂が落ちるたびに煙が立ち、その匂いが通りへ流れていた。


 グランはすでに屋台の前へ行っている。


「二本」


「はいよ!」


 手際の良い店主が、焼き上がった串を渡す。塩と香草だけの簡単な味付けらしい。グランは一口かじった。


 肉汁が弾ける。


「美味い」


 短く言い切る。


 ルシアも酒を買い、串を一本受け取って口へ運んだ。表面は香ばしく、中はまだ柔らかい。噛むほどに脂が広がる。酒を一口流し込めば、確かに悪くない。


「……美味いの」


「だろ」


「おぬしの鼻は信用できるのう」


「当たり前だ」


 グランは満足そうにもう一口かじった。


 そこから二人は、グランディアの街をゆっくり見て回った。


 武器屋へ入れば、地方では見かけぬ品が並んでいる。小型化された魔道銃。片手でも扱えるように細くまとめられているが、内部の魔石はかなり上等そうだ。炎を宿した剣。柄へ魔石が埋め込まれていて、振るたびに刃の周囲に薄い熱が揺らぐ。矢をつがえずに光の矢を放つ魔道具まである。


 ルシアはそういうものを一つ一つ見て、少しだけ目を細めた。


「ほう……これは面白いの」


 店主が得意げに説明を始める。射程がどうだの、魔力効率がどうだの、対魔獣用の加工がどうだの。ルシアは時折頷きながら聞いていた。


 グランは一瞥しただけだった。


「いらねえ」


 店主が少しだけ固まる。


 ルシアは肩をすくめた。


「こやつはそれでよい」


 武器屋を出ても、街はまだ騒がしい。


 日が少し傾いた頃、二人はそこで見つけたそこそこの酒場へ入った。大きすぎず、狭すぎず、卓の間隔も程よい。肉も魚も酒もある。観光客向けにしては落ち着いている方だった。


 グランは肉の皿を前にして言った。


「……悪くねえな」


 ルシアは酒を口に含み、喉を通してから頷く。


「うむ」


 一拍。


 グランが続けた。


「でも」


 ルシアが目だけで促す。


「いつもの方が美味い」


 言われて、ルシアは少しだけ目を細めた。


「そうじゃの」


 否定しない。


 肉も酒も、ここは悪くない。むしろかなり良い方だろう。だが、アルトリアのいつもの店の方が舌に馴染む。味だけではない。空気も、卓の高さも、肉の焼き加減も、酒の出し方も、もうあちらの方がしっくりくる。


 グランは肉を食い、ルシアは酒を飲んだ。


 その何でもない時間が、少しだけ二人を黙らせた。


 帰る場所があるというのは、こういうことかもしれぬとルシアはぼんやり思った。


 宿へ戻る頃には、空はすっかり暮れていた。


 街の熱気はまだ残っている。窓の外からは遠くで笑う声や、賭け屋の怒鳴り声めいたものまで聞こえた。だが部屋の中は静かだ。宿の扉を閉めれば、外の喧騒が少しだけ遠くなる。


 グランは荷を放るように下ろすと、そのまま風呂場へ向かった。


 湯の音がしばらく続く。


 ルシアは卓の椅子へ腰を下ろし、杯へ酒を注いだ。灯りは柔らかい。窓の外から入る夜気が少しだけ涼しい。大会前の街へ入ったという高揚は、今さら胸の奥で静かな熱になって残っている。


 やがて風呂場の扉が開いた。


 グランが出てくる。


 湯気をまとったままの体は、部屋の灯りの下で思っていた以上に生々しかった。肩の厚みも、胸板も、腕の筋も、濡れた肌の上では余計にはっきり見える。戦いのためだけに鍛えられた体なのに、こうして何気なく立っていると妙に目を引く。


 ルシアの視線が、一瞬だけ止まった。


 ほんのわずかに長く。


「ん?」


 グランが気づいて首を傾げる。


 ルシアはそこで初めて、自分が見ていたことに気づいた。頬が熱くなる。酒のせいではないとすぐに分かる。その事実がさらに腹立たしい。


 視線を逸らすように立ち上がり、そのままグランへ近づいた。


 誤魔化すように、胸元から腕へ走る奴隷紋へ指を伸ばす。滑るように紋をなぞる。刻まれた線は肌の上にあるだけなのに、指先へ触れた途端、妙に意識が寄った。


「そういえば」


 ルシアが言う。


「おぬしはわらわの奴隷じゃったな」


 グランは肩の水気を手で払うと、平然と答えた。


「忘れてたのか?」


 ルシアは無言だった。


 図星だったわけではない。だが、最近の距離が自然すぎて、その事実を改めて口にすると妙な引っかかりがある。


 グランはそれをどう受け取ったのか、少しだけ目を細めた。


「約束は忘れるなよ」


 ルシアはまだ紋を指でなぞりながら、わざと素知らぬふりをする。


「ん? なんのことじゃ?」


 グランは即答した。


「優勝したらお前はオレの嫁だ」


 空気が止まる。


 ルシアの指先がぴたりと止まった。


 さっきよりもはっきりと、顔へ熱が集まる。耳まで熱い。こんなにも迷いなく、真っ直ぐ、その言葉を口にするのはグランだけだ。以前から何度も言っている。だが、グランディア神武会という、これまでで一番大きな舞台を前にして改めて言われると、妙に重い。


 それでもグランは、少しも照れていない。迷ってもいない。約束を口にしただけだという顔で立っている。


 ルシアはようやく視線を逸らし、小さく呟いた。


「……馬鹿者」


 それ以上は言わない。


 言えない。


 グランはその反応に特に不満も満足も示さず、寝台の端へ腰を下ろした。ルシアは奴隷紋から指を離し、杯へ戻るように卓の方へ向かう。


 外ではまだ、グランディアの夜が騒いでいる。


 大会前のざわめきは簡単には鎮まらない。だが部屋の中は静かだった。静かなのに、先ほどより空気が濃い。


 ルシアは杯を手にしたまま、窓の外を一瞬見た。


 明日から予選が始まる。


 四つに分かれた区画のうち、グランはその一つを踏み潰して本戦へ上がるつもりでいる。ルシアもそれを疑っていない。賭け札も、手形も、全部その前提で置いた。


 グランは寝台へ仰向けになりながら言う。


「五倍か」


「不満か?」


「いや」


 グランは鼻を鳴らした。


「手形まで出してたからな」


 ルシアは杯を傾ける。


「足りぬと思ったか?」


「いや」


 一拍。


「足りるだろ」


 迷いのない声だった。


 ルシアはそれを聞いて、ほんの少しだけ笑った。


 結局、こういうところで言葉は要らないのだ。


 強いか、弱いか。


 勝つか、負けるか。


 やることはシンプルで、そこに関してだけは二人とも寸分もぶれない。


 ルシアは杯の酒を飲み干し、灯りの揺れる部屋の中で、もう一度だけグランの方を見た。


 風呂上がりの熱は少し落ち着いていた。だが、さっき見惚れたことはまだ体のどこかに残っている。認めるつもりはない。少なくとも今は。


 グランはそんなことにまるで気づかず、寝台の上で腕を頭の後ろへ回していた。


「楽しみだな」


「予選ごときがか?」


「違う」


 グランは目を閉じる。


「全部だ」


 その言い方に、ルシアは小さく息を吐いた。


 街も、大会も、賭けも、酒も、肉も、全部か。


 やはり馬鹿だと、心の中で呟く。


 だが、その馬鹿さが少し羨ましくもある。


 ルシアは灯りを少し落とし、寝台の方へ向かった。


 大きな寝台に二人で入ることに、もう違和感はない。むしろ自然だ。ルシアが布を整え、グランが少しだけ体をずらす。その動きすら慣れていた。


 窓の外から、遠い歓声がひとつ聞こえる。


 グランディア神武会はまだ始まっていない。だが、街はすでに熱を持っている。


 ルシアは寝台へ横になり、暗くなった天井を見上げた。


 隣ではグランの体温がある。


 奴隷。


 獣人。


 約束。


 嫁。


 さっき耳に入った言葉が、少し遅れて胸の奥へ落ちてくる。


「……馬鹿者」


 さっきと同じ言葉を、今度は誰にも聞こえぬほど小さく呟く。


 グランはすでに半分眠そうだった。


「なんだ」


「なんでもない」


 短いやり取りで終わる。


 明日は予選。


 その先に本戦。


 さらにその先に、約束の回収があるのかもしれぬ。


 ルシアはそれ以上考えるのをやめた。


 今はまだ、考えるより先に眠る方がいい。


 グランディアの夜は長い。だが、二人にとっては始まりにすぎなかった。

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