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鬼気迫る1

「ねぇねぇ、今日は用事ない??」愛はキラキラした笑顔で大輔に聞いていた。「えぇ??あぁはい今日は大丈夫です。」「やった!!」愛の大きな声が教室中に広がっていた。みんなの顔がこっちに注がれていた。「声が大きいですよ、逢沢さん。」大輔が小さな声で愛に言ってると愛は「良いの良いの!!ねえねぇねぇどこ行こうか??」愛がそう言った時、非常ベルがけたたましく鳴った。「なに??」愛がキョロキョロと周りを見ていた。椅子が大きな音を立ててたのに愛は振り返ると大輔が立ち上がっていた。「弦田君??」「逢沢さんはみんなと一緒に下に降りて。」大輔は後ろを向きドアの方に向かっていた。「弦田君!!」愛はそう言って大輔の方に速歩きして向かっていた。すると上の方から何かが爆発するような大きな音が響いていた。大輔は大きな声で「早く下へ!みんな早く下に行って!!」爆発音と大輔の呼び掛けでクラスのみんな走るように降りていった。すると新しい爆発が起きていた。廊下では一階に向かう足音が響いていた。大輔はチラッと上の方を見ていると愛が目の前まで来て不安そうな顔を大輔に向けていた。「逢沢さんも早く下に行って!!」大輔がそう言うと愛は「弦田君は??弦田君も一緒に行こうよ!」愛は大輔の手を取り力強いくそう言った。「自分はちょっと上に行ってきます。」「何言ってるの??」「心配だから、誰も居ない事を確認したら降りてきます。」「ダメよ!あの音聞いたでしょ?危ないよ!」大輔は愛の手を優しく離して「ありがとう。心配してくれて。でも大丈夫だから、後で下に行きますから。」大輔はそう言って3年生が下に降りて行くのとは逆に1人4階の方へと向かっていた。


4階に行くと2部屋に火が燃え上がっていた。「残ってる人は居ないですか?」大輔が大きな声呼びかけてると燃え上がってる1部屋から声が聞こえた。複数人男女声が聞こえた。炎の中を口をタオルで覆いながら大輔は声の聞こえた1室のドアを足で蹴り上げてると中には6人の男女が居た。炎が6人との壁になり、中へと入れない状態だった。炎は更に大きくなり煙も酷く囲われてる6人の疲労も伺えていた。「弦田君!!」後ろから愛の声が聞こえた。驚いて愛の方を見ていると愛の後ろのドアから大量の古びたカ―テンが置かれていた。大輔は愛に「逢沢さん、ちょっと力貸して!!」大輔は多くのカ―テンを手に持ち愛に言った。愛は大輔の鬼気迫る顔に驚きながら頷いていた。

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