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思い出

ある日の悲劇から15年。2人の巡り合わせが奇跡を起こす。ギャルモデルの逢沢愛と将来は僧侶になりたいと思ってる2人が繰り出すお話です。

早朝から曹源寺の庭を掃いている弦田大輔が周りを見渡していた。今日も清々しい朝を感じられて自然と笑みがこぼれていた。今日から高校2年生が始まる。新しいクラスにもなるみたいだが、1年の時は正直浮いていた。高身長坊主で家がお寺だし自分の事を話すのが苦手なので、あまり友達も出来なかった。1年生の時は女性と話したのも数えるぐらいだ。「朝ご飯にするわよ。」「はい。」ホウキをかたして家の方へ入って行った。


2学年になり、クラス表を見てると、2年3組になったのが分かりクラスに入って行くと知らない目線と知ってるけどあまり関わりが無かった目線が飛んできた。コソコソと中央1番後ろの席に着き、筆箱とノ―トを出してると前の席に座った女性の髪が目の前までふわ〜っと広がって来てビックリして前を見ると金髪の女性が座っていた。後ろ姿しか見えてなかったが、何故かドキドキしていた。するといきなり後ろを振り返り金髪の女性の顔がこっちを見て来た。大輔も同じ様に金髪の女性を見ていた。「初めまして!私、逢沢愛よろしくね!」愛はニコッと笑いながら大輔に話していた。「弦田大輔です」ペコっと頭を下げていた。「やめてよ、同級生なんだから堅っ苦しく話さないで。」愛は更に笑いながらこっちを見ていた。そしてしばらくして愛はこっちを真剣に見て「弦田君、何処かで会ったことある??私に??」思い当たる記憶も無かったが········「ゴメンね。私の記憶違いだね。これから宜しくね。」愛は真顔の顔から笑顔になってクルッと前を見ていた。


休み時間、愛は女子トイレで高鳴る鼓動に驚き心臓の辺りをさすっていた。「なに??コレ??」今まで感じたことが無い事態に焦っていた。「どうしたって言うの?」小声で胸の鼓動が今も続いていた。弦田大輔を見た時から、胸の高鳴りを感じていた。今まで男性から告白されても、好きな人が出来てもこんな高鳴りは無かった。「愛〜私先行くよ。」友人の南河原優実は愛の入ってるトイレの前で話していた。「あぁ···うん。すぐ行く。」トイレの中から愛は優実にそう言っていたが、胸の高鳴りは治まることが無かった。

しばしお付き合いしてくれると嬉しく思います。

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