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新入大学生と不思議な指輪の異世界探索  作者: 蜜柑(みかん)
第二章 指輪の記憶
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第四十九話 クエスト 廃城探索

 宿営地に戻ると陽が沈みかかっていて、その日は無理してルベンザへ戻らずにそのまま一晩ゆっくりと体を休めることにした。


 深淵の大蛇が放った粘液の悪臭がひどいのだが、防具に着いた部分は少し温めた布でふき取り、体は同じく熱めの湯を浴びることでどうにかなった。日本から持ってきたシャンプー・リンス・ボディソープの活躍がすごかった。


 僕が悪臭を落としている頃、宿営地で酒盛りが行われていた。毎日というわけではないが、何かしらの行事につけて飲むのが好きな奴が多いらしい。


 鉱山に働く者は奴隷を含めてゴシップネタに大変飢えているようだ。


 ナオキは()()()()()()()()()()()()()()()()()()で仲良くなり、今宵は大蛇討伐の話で大変盛り上がっている。でかい声で全員に言いふらしているのだろう、音が室内で湯汲をしている僕の場所まで響き渡る。


「……で大蛇はみんなをそのドデカイ胴体をクルクルっと動かすことで薙ぎ払ったわけよ」

「オオーッ」(観衆)

「それで俺がしかたなく出て行って決着をつけてやったんだ」

「どうやって?」(観衆の一人)

「実はこの大蛇、表面に強い魔素術耐性を持った粘液を張っていやがったんだ」

「オオーッ」(観衆)

「だが俺の観察眼は鋭い! 粘液にも対策方法があって、炎で焼き尽くすとなくなり、しばらくは物理攻撃が通るのを見抜いたんだ!」

「オオーッ」(観衆)

「敵を引き付けながら仲間に攻撃させてダメージを稼ぎに稼いで、大蛇がとうとう弱まった…………その時っ!」

「……」

「……」

「俺が勇気を振り絞って牙だらけの口の中に手を突っ込み、頭をこのナイフで貫いてやったんだ!」

「ウォーーーー!」(大喝采)


(おいおいおい。止めを刺したのは僕だろう……それに止めを刺した武器はナイフじゃないし……)


 会場は最高の盛り上がりを見せているようだ。ナイフと言うのは日本から持ち込んだサバイバルナイフのことだろう。こちらにはない精巧な加工をしているので、トレドの武器防具屋のガデッサも気になっていた品ではある。


「さぁ、このナイフが欲しい奴はいないか―⁉ 今なら特別に買値半額の金貨十枚で譲るぞー!」

「ウォーーーー!」


(商売かいっ⁉)


「俺に売ってくれ~」

「大蛇を倒したナイフだー! 切れ味は保証済みだー! さぁどうだ―、ほかにいないかぁー⁉」

「いやいや俺だー」

「金なら上乗せするー、俺に売れー」


 僻地の肉体労働者にそんな金があるのか? と僕は思うわけだ。


「さぁ、もう参加者がいないならば、このナイフはっ……」


――ボゴッ――


「……ぐふぅっっ」


(あっ、この感覚は)


 ナオキの近くに僕とのつながりのある魔素を持った人物が近寄ってのがわかった。


 どうも殴ったらしく、途端にナオキの気配が弱くなる。


「オホホ、皆さまそれでは今夜はここで~」


 レイナのかわいい作り声が聞こえてくる。見るに見かねて彼女はナオキの悪徳商法に決着をつけてくれたらしい。


(今日はナオキの応援はしないぞ)


 心に誓う。



 湯汲後に髪を乾かしてもらい、僕は宿舎を出た。ふと空を見上げる。


(夜空が綺麗だな)


 今日は晴天、星がいっぱい見える。


(東京ではこんな空気の澄んだ場所ってないからな~)


 両手を広げて深呼吸をしていると、


「そこの冒険者」


と声を掛けられた。振り返ると見回りの兵士のようで、夜間のさきほど騒ぎを聞きつけて寄ってきたらしい。


「夜間は静かに寝るように」

「すいません」

「わかればいい」


 兵士から注意をもらってしまう。こんな魔境で夜間に騒ぐのは敵の的になりやすく、静かに過ごせるならそれに越したことはない。ナオキがこの件については悪い。


「最近は物騒な話が多いんだ」


 兵士は独り言をつぶやく。


「といいますと?」


 僕は気になったので聞いてみることにした。


「ここからルベンザへ帰る途中、まだ魔境の区域の中にそれなりの大きさの廃城があって、そこに幽霊が出ているといううわさがあるんだ。皆、往復で使う道のすぐ傍なので気になっているんだが、なかなか人手が回らず現在のところ放置している」

「なるほど」

「ん? 興味ありそうな顔しているな」

「ええ」


 幽霊といえば、僕は相性がいい。正確には魔素をくれてやって使役している関係ではあるが。幽霊(レブナント)は自分のことを言われているのがわかって気になったのか、少しだけ魔剣でザワついた。


「もし幽霊か魔物か知らんが、正体を確認して退治をしてくれるなら、明日ウォッカ長へ話すように。報酬も当然出す」

「わかりました」


 僕たちは今日の戦闘で重症者はいないので、明日もついでに寄れるならいいと思った。皆へ提案してみることにする。


 ほどなく僕は就寝、いつもの『夢』に入った。


******


――革命により政権を取り戻した国の首都近くの泉にて――


 ホワンは住居を構えた場所へ住み続けていた。


 あれから彼はさらに年老いた。


 もうすっかり頭髪は白髪である。


 (よわい)六十五を越えて、腰も少し曲がり、走ることがままならなくなった。最近は調子が悪く、ベッドで一日寝たままとなる日も多くなった。


 もう魔素術も生活に使う程度の魔素ぐらいしか出せなくなっていたが、最近はそれも難しくなっている。


 壁に立てかけている魔剣も埃をかぶって久しい。


 断っておくが、この世界で人間族の六十五歳は長寿どころの話ではない。幼少期には病気で、青年期には魔物に殺されて、それから壮年期に再び病気で死ぬ人が圧倒的に多い。五十を越えて五体満足でいられる人間族は想像よりはるかに少ない世界である。


 彼の体は確実に弱っていたが、それでも山奥の泉のほとりになんとか住み続けた。闇が手助けしていたので、暮らしにはそれほど困らなかったのだ。



 ある日ホワンは腹が膨らんできて、呼吸が苦しくなったことに気づいた。腹はだんだん膨らんで日ごとにちょっとずつ大きくなってきて、へその右わきには触れると固いものが出来ていた。


(これは不治の病ってやつだな。そろそろ俺もあちらの世界とやらに呼ばれちまうときが来たか……)


 ホワンの世界では死後に関して一定した見解はない。ある人は存在がなくなる、とある人は守護霊となり子供の後ろにつく、また別の人は数日間意識あってその後天にのぼるなど、諸説は様々だった。


 彼はこのまま時の流れに身を任せようと決めていた。


 ふと、死を覚悟したのはいつぶりだろうか? と考える。


 元仲間と決闘をした時だろうか。


 あるいは龍に追われて死ぬ気で逃げた時? 


 二日酔いで気持ち悪すぎて死ぬかと思った時だろうか。


 だいぶ過去の記憶も薄れてきた。



 いつもそばで見守っていた闇はホワンの異変に気付いていた。彼の体から出てくる魔素が弱くなり、ここ数日間でさらに弱くなっていたからだ。


 だが何も言わない。


 彼は死を受け入れているようだから。以前に提案した寿命を延ばす魔素術を、結局彼は求めなかった。なので術を使わずにそのままだ。


「闇、ちょっと来てくれ」


 ホワンの弱い声が室内に響く。


「どうしたの?」


 人間の子供に実体化して闇はホワンのベッド横に降り立った。


「……今、王妃はどうしてる?」

「んー、多分元気しているよ。この間会った時は、娘の嫁ぎ先が決まったってすごく喜んでた。ちょっと遠いけど海を渡ったところにあって、友好で安全な国の王子と一緒になるらしい」

「そんな大事な話が俺になし、か」

「そんなことないと思うよ」


 王妃もホワンの老いには気づいていた。


 国内はほどほどに安定していたが、国外では戦争が頻繁に起きていたので、娘の結婚がなかなか決まらなかった。余計な心配をかけまいと話すのをやめていたし、闇にも口止めしていたのである。


「王妃と話せないか?」

「うん、わかった」


 闇は実体化を解いて、王妃のいる居城へすぐに向かった。



 状況を聞いた王妃は覚悟を決める。


――もしかしたらホワンと会えるのは最後かもしれない、と。


 魔素術指導から始まって長い長い付き合いだった。思えば自分ももう四〇歳を越えている。


 生きているうちにホワンに会えるのは最後かもしれないと考えたとき、彼に何かをしようと思った。


 でもすぐに思いつかない。


 焦る気持ちを抑えて何かできないか考えている時、ふと目の前に自分が生んだ王女がいた。先に述べたようにすでに嫁ぎ先が決まった王女であり、最近外出を控えていた。ホワンは彼女を自分のように愛でている。自分が子供だった頃と同じように。


(そうだ、娘を連れて行こう)


 すぐに王妃は娘と一緒にホワンの家へ向かう。



「ホワン、来たよ」


 護衛を外に待たせて、王妃と王女だけでホワンの家に入った。


 ここでだけ王妃は『元王女』に戻ることができる。ホワンの顔色をみた彼女はハッとしたが、すぐに笑顔に戻った。


――死相が出ている――


 幾人もけが人で亡くなる人を旅の途中見てきたが、同じような顔つきをしていた。それに無意識に気付き、彼に悟られまいと意識的に笑顔を作り出した。


「そんな悲しそうな顔すんなよ」

「……」


 自分の死が近いことがわかってしまったんだとホワンは感じた。王妃も同じことを思った。


 王妃は涙を流す。横で王女が難しい顔をしていた。


「……医者に見せたらよくなるかも」


 ホワンも逃走の旅の過程で、医者でも治癒魔素術師でもどうにもならない負傷者を多数見てきた。王妃(当時は王女)である。


 腕が良かろうが悪かろうが、死が近い事実が覆ることなどないことがわかっているのだ。


「いいよ。それより……」


 ホワンはか細い声を出す。動かすと痛みも出ていた体に鞭を打ってどうにか起きあがる。


「――ゴホッゴホッ」


 咳が止まらない。


 たまりかねた王女がホワンの背中をさすってくれた。


(ありがたい)


 まもなくホワンの呼吸が整う。


「ありがとう。もう大丈夫だ」

「大丈夫? 誰か手伝いを居させようか?」


 王妃が気遣う。


「いいよ。いままで闇とどうにか暮らしてきたんだ。これからもどうにかするさ」

「そっか……」


 再び王妃が涙ぐむ。


「そんな顔すんなよ」


 王妃は目をこする。


「ホワン」


 声をかけたのは王女だ。


「きっとよくなるよ」


 ホワンはさっきからずっとそばにいてくれた王女を見た。彼女の気遣いが嬉しいのだ。


「何か……」


 死期を悟ったホワンだったが、彼女に何かを渡そうと思った時、以前に壊された龍の髭で作ってもらった首飾り(ネックレス)を思い出す。


「今度結婚するだってな。こいつは俺からのお祝いだ」

「ホワン……」

「さ、受け取りな」


 王女は両手で首飾りを受け取った。自分が以前に引きちぎった龍の髭を使って、王妃が国家お抱えの腕の良い職人に命じて編ませた魔素道具の一種である。大事なものでホワンは今日までずっと身に着けていた。


「なんなら、あの剣も持って行ってくれ」

「そんな……」

「こんな細い腕じゃ、持ててももう振れねぇよ」

「……」

「あーあ。面白い人生だったな」

「……」


 ドサッとまた彼はベッドに背中をつけた。


 闇も人間の姿かたちをしていたが、ほどなく自分の頬を伝わる何かに気づいた。それは先ほど王妃にもあった『涙』というやつだ。


(人間って本当面白いな……。ん? 面白い……? この感覚は……?)


 闇は自分がなぜ涙をしているのか、よくわからなかった。


 その日王女と王妃は予定変更して闇と共に配下を待たせたまま、ホワン宅で日が暮れるまで昔話をつづけた。



 数日後、城にいた王妃の元に訃報が入る。


――ホワンが息を引き取った、と――


******


――チゴリ鉱山の宿営地にて――


 僕は日の出と共に目覚める。


 入念な朝のストレッチと出発の準備を進めながら、夢で見続けていたホワンのことを考えていた。


(ずいぶん現実的な夢だな)


 夢でみていた限りホワンは敵なしに近い状態だった。だが老いと病気には勝てない。そんな彼をみていた僕はなんとなく彼に好感を持っていた。


 飾らない感じで精いっぱい生きていた。


 自分もいつか老いは来る。その時まで……


(……どんな人生を送るのだろう?)


 今日もこの後どんなことが起きるのか、僕はワクワクしていた。


 まもなく仲間が起きてくる。ナオキは顔面を殴られた影響で腫れあがっていた。どうやら治癒術を自分に使わなかったようだ。


(正解だ。治してケロっとしていると、朝でも追加でレイナにやられる可能性がある)


 どうやらナオキもいろいろと学んでいるらしい。


 日本から持ち込んだ塩ベースのスープを温めて現地の朝食も取りながら、僕は昨日兵士に言われた廃城のことを皆へ相談してみた。


「実は昨日の夜に……」


 結局、この案件をみんなは夢幻の団リーダーである僕に任せるという。大蛇戦ではほぼノーダメージだったし、依頼は片付けたわけだから切羽詰まっているわけではない。来た道を戻って、しかも下り坂主体なので時間も行きよりはかからないと見込む。


(そんなこと言われたら行かないわけにはいかないな)


 ちょっとした寄り道気分で受けることに決めた。


 朝食後、ウォッカを見つけて廃城の依頼のことを伝える。


「おおっ! ぜひ一緒にみてください。皆さんと一緒ならば非常に心強い」


 彼もこの件を非常に気にかけていたらしい。さらに昨日の戦いで気絶している間に大蛇を倒した僕たちのことを高く評価していたので、歓迎してくれた。


 出発の準備を整え、宿営地を馬に乗って出ていく。


「その廃城って実際のところ、どうなんですか?」


 移動しながらウォッカは状況を話してくれた。


 それによると今回目的とする廃城は、魔術都市ルベンザとチゴリ鉱山の中間よりやや鉱山よりにある。かなり以前から放棄されていて人が住んでいたころの記憶がある人はもういない。


 元々は魔境開発のため築城されたようだが数年で廃城となってしまったという。


 原因は場所だった。


 当初は魔物と戦うことを想定して守りの固い場所として、背後に崖と海を持つ位置に築城された。正面からの敵に気を付ければいい、その考えの元に強固な門を備えた城を作った。


 人間の力を誇示するような形となったが、魔境の魔物が目立つ建物を放っておくわけがない。魔物は無限である。


 度重なる襲撃により、撃退しても撃退しても次から次へと魔物が襲ってくる。ある時は数時間おきに、ある時は数日たって気が緩んだあたりで。


 どれだけ強固な城を築いても、戦いの度に兵士は傷つき、そして疲弊した。


 傷つく兵士たちを目にした領主はとうとう撤退を決意する。ここに至るまで数年。あたまの兵士が魔境で散っていった。その後、城は放棄する形となり、誰も手入れしなくなって現在に至る。


 もう十代以上も前のルベンザ領主の時のことのようだ。



 話を聞いていてシェリルがどうにかできないものかと思ったが、彼はルベンザから移動できない制約を受けていた。


「シェリルは城を捨てる決断を聞いて嘆いていました。自分が行ければ状況を覆せる可能性があるのに、と」

「そうだろうな」


 魔術都市ルベンザは、今でこそ栄えてカスツゥエラ王国四大都市の一つだが、元々は村だ。そのことからずっと見守っていたんだから、彼のその感情は当然だろうと思う。


「今では誰もいませんが、当時は鉱山から産物を直接この城へ持ち込んでいました。いまだ回収しきれていなかったり、実は隠している財宝があるだとか噂があります。それを狙っている人がいるのも事実です」

「ルベンザの役人側では把握しているのですか?」

「まさか! 盗品になります。あったとしても闇市場に流れるだけでしょう」


(そりゃそうか)


 財宝ときてますます興味が出てきた。見つければ一儲け、なんて考えがないわけではない。


「まもなくです。この大橋を渡れば、城が見えてきます」


 ウォッカの案内する大橋と言うのは、城と魔境の森をつなぐ唯一の橋だ。幸いにも壊されてはいないが、ロープはところどころ細くなっている。が、橋の作りは頑強のようだ。こちらではなく日本などの世界でみていた橋に酷似していた。橋幅も人間が三人ぐらいは楽に通れるぐらいはある。


「大丈夫ですか?」

「もしかして落ちないか心配ですか?」

「そりゃ、もう」


 海からの風が直接入ってくるので、なかなか揺れている。


「橋もロープも魔素術で強化されたものばかりです。城や門は崩れ落ちましたが、橋だけは残りました。ひそかなルベンザの自慢です」


(ぜんぜん自慢じゃない……)


 ツッコミたくなる気持ちを抑える。


 先にウォッカが橋を渡るというので見ていたが、たしかに揺れてはいるが落ちなさそうだった。


 依頼を受けた手前もあり、あまり怖気づいているとバツが悪いので、言われるがまま渡ることにした。仲間では昨日あれだけ威勢の良かったナオキが一番震えていた。アオイはさらりと渡り、レイナはどうにかといったところ、クーンは猫人族であるせいか高いところにそれほど恐怖がないらしい。ジュウゾウさんも慣れている様子だ。


 全員で大橋を渡って廃城の目の前に立つ。


 壮大な城であったのだろうが、今は見る影もない。


 城の前に堅固な防御の要であったはずの門は崩れ落ちていて、わずかにその跡がわかる程度である。城壁も朽ちてしまい、草木が好き勝手に生えていた。


 見たところ人気はないのだが……


「ん⁉」


 廃城の裏側からカラスと思われる鳥が飛び立った。


「だれかいるのか?」


 そうつぶやくと、レイナが


「熱源が複数いるわ」


と警告した。


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