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新入大学生と不思議な指輪の異世界探索  作者: 蜜柑(みかん)
第一章  発端
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第二十一話 クエスト 同胞を救出せよⅡ

(くそっ……)


 そこから数秒もしないうちに僕の秘術『雷哮』がかき消された。威力が削られて小さくはなったがそれでもオークジェネラルが放った火球は依然として存在し、再び僕達側へ向かって動き始める!


 ザッと横で地面を蹴る音がしたら、アオイが僕の隣から飛び出していった! 火球の正面に飛び込んで、目いっぱい振り上げた斬月を下ろす! 縦に一刀両断された炎の半球が二つ、後ろ側に散っていった。全身に火が回った彼女は着地して、消火するために地面を横に転がった。


「少し時間を稼ぐから、倒す方法を考えてくれ」


 渋い声をかけられた直後、今度は僕の横からジュウゾウさんが飛び出していった。続いて回復してもらったローレンス、ナオキがジェネラルへ向かって走っていく!


 相変わらず疲労で立つこともできない状態だったが、突如背中に温もりを感じた。振り向くとレイナとリスボン、さらにクリス王女が前線にまで戻って僕の背中に手を当てていた。クリス王女が最後の指令を伝えてくる。


「私達の持っている全ての魔素をシュウに渡します。これでなんとかしてください」

「待って! そんなことをしたらクリス達が!」

「わかっています。ですがあのジェネラルと正面から戦えるのはシュウだけなのです! 逃げても私達全員ではあの素早いオークを振り切れずに、ほぼ全員が殺されるでしょう。ならば選ぶべきは、『一番討伐する可能性のあるあなたにすべてを託す』の一択です。さあ、早く受け取って!」


 三人が背中に手をあて魔素を僕に向かって放出する。すると枯渇していた僕の魔素は、どんどんと回復していった。呼吸も整って全身に力が戻ってくる。魔素を出し尽くした彼女たちはやがて顔色が悪くなり、リスボンに至っては倒れ込んでしまった。


「もういいよ、大丈夫」


 落ち着きを取り戻した僕はゆっくりとそう話した。レイナとクリス王女の手を押し戻して立ち上がって、再びジェネラルの方を向いた。


(さーて、もう一仕事だ)


 ジェネラルへ向かって全力で駆け出した。



 僕が魔素をもらっている間、ジュウゾウさんとローレンスはジェネラルをうまく引き付けてくれていた。致命傷はもらわないが、それでも小さい傷が積み重なってだんだん動きが鈍っていた。一方のジェネラルは無傷に変わりない。


「替わります!」


 接近に近づいたジェネラルは、僕が体重をのせて振り下ろした雷哮の剣を向かえ打つ!


――キィィィィン――


 ジェネラルが持つ杖と僕の魔剣が衝突する! しかし今度の僕の斬撃は魔素をケチっていない強烈な一撃だった。そのためか杖の方には小さな亀裂が入ったのが見えた。


 その隙にジュウゾウさんとローレンスは足と腕に切り傷をつけて杖の間合いから離れる。たたみかけるようにオーク言語で僕は話しかける。


「だいぶ疲労してきたみたいだな」

「ニンゲンごとき、ナマイキな。おとなしくコロされるがよい」

「無理するなよ。杖へ纏わせた魔素が弱まっているぜ」

「フザけるな。まだまだこれからだ」


(あの大火球が連続で発動できるとは思えない)


 正眼の構えのまま敵の動揺を誘う!


「それはこっちのセリフだよ。もう一撃受けたら、その杖折れちまうぜ」

「ナニっ⁉」


 僕の視線に誘われたジェネラルが杖に目線を落とした瞬間、急接近して胸部をわざとさらけ出す。焦ったヤツは単純な杖の突き出しをしてきた。


(これを待っていた!)


 ヤツの魔素で強化された杖は僕の胸部を砕いてそのまま突き飛ばされる――はずだった! しかし杖が僕の体と接触した瞬間に雷へと変化した。


(――『雷変』)


 ジェネラルの右斜め後方で僕は雷から実体化する!


「くっ!」


 気配を察知したジェネラルは、崩れた体制から突き出したはずの杖を握った右腕だけでほぼ正面を向いたまま僕を薙ぎ払ってきた! 今度こそ杖が頭を砕く! ヤツは確信したに違いない。

 しかし――


(甘いっ!)


 僕の頭は杖と接触した瞬間に再び雷となり、体ごと近距離で移動してジェネラルの左斜め後ろで実体化した! 大量の体内の魔素を消費して、二連で『雷変』を使用して決定的な大きな隙を作りだすことに成功した!


――ブスッ――


 聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな鈍い音がして、ジェネラルは自分の腹から突き出た剣先に気づく。力の抜けたジェネラルが振り向くと、背部から僕が魔剣を突き刺している。


「このニンゲンがぁ!」


(まだだ!)


 そのまま奴の体から魔素を引っ張る。引っ張られた経験があるとわかるが、他人の魔素が自分の体内の魔素を抜こうとすると体が脱力してしまう。


「ぐっ」


 相応な術を使うだけあって魔素の引っ張り合いは初め僕側に流れ込んだが、すぐにジェネラルが優勢となった。いいところで体から手を放してつながりを切った。魔剣を切れ味に任せて強引に、内臓を引き出すように横に切り抜く! 続いて背部の左肩から振り下ろして左腕を斬り飛ばした!


(治癒の魔素術を持っていたとしても、切断に対しては無力だろう)


 自身の治癒の経験からその考えに至っていた。目に見えて弱ってきたジェネラルはどうにか立っている状態だったが、ついに膝をついた。


(終わりだ)


 魔剣の性能に任せて首を斬って大量の出血を確認すると、再度背部に張り付いてそのまま残っていたすべての魔素を抜いた。


「ォォォ……。…………」


 出血死か、魔素が枯渇して死んだのかもはやわからないが、やがてミイラのようになったジェネラルはそのまま前のめりに倒れ込んだ。


(どうにか倒した。危なかった)


 見渡せば付近の小屋はすべて吹き飛んでいて、激しい戦闘の後に仲間がほぼ全員うずくまっていた。立っているのは僕一人。


 さてこれからだと思った僕だったが、すぐに地面が光で包まれ始める! ジェネラルが自ら吹き飛ばした家は少し高い丘にあったが、地面が光り輝き始めて地響きが鳴り響いた。


 家の瓦礫を雷の魔素術で吹き飛ばすと、精巧に描かれた魔素術の陣が浮き上がっていた!


(どんどん力強くなっていく!)

『のう、おぬし。これはまずいのではないか?』

(ああ、嫌な予感しかしないな)


 魔素言語はわからないが、陣の大きさは僕らがいままでみてきたものの二倍以上はあった。しかもジェネラルが死んだ途端に発動していた。周りには戦闘に参加した者達ほぼ全員が傷つき、膝をついてこちら側を見ていた。意識がないのか倒れたままの者もいる。


 高まる地響きの中、僕はある決意をした!


(この陣の魔素を――)

『――喰らう、か』


 土壇場になって指輪と意気投合した僕はニヤリと笑った。すぐに地面に両手をつけて魔素を地面から吸い出す!


(おい、指輪! お前も手伝え!)

『言われなくてもやっとるわい』


 術者と思われるジェネラルオークが死んだためなのか、魔素を抜いている対象が生物ではないためか、理由はわからないが引っ張ろうとする魔素には抵抗が一切なかった。その分莫大な量の魔素が僕と指輪に流れ込んでくる。


 果たして自分の器に収まりきるのか? 


 膨れ上がって弾ける自分を一瞬想像してしまうが、大地の振動はそれでもさらに大きくなる!


(頼むっ! 間に合ってくれ!)

『おぬし! 加減などするなよ。この陣にあるすべての魔素を喰らい尽くせ!』

(わかってる)


 魔素を自分の体に受け続け、全身が燃えるように熱くなってきた。


(まだ残っている! 耐えてくれ!)


 自分の体に願いを込めながら、さらに吸収する魔素量を引き上げた――!!


 ……


 …………


 だんだんと振動は静かになり、


 光が弱くなって、


 やがて地面の描かれていた陣は光を失って、


 完全に沈黙した。



「ハァハァ」


 肩で息をするがこれは疲労のためではない。自分の体が生まれ変わったように力が(みなぎ)っていた。これは興奮の呼吸に近い。


 周囲に成り行きを見守っていた仲間が立っていて、その周囲に散在するようにオークの残党がいた。


 ジェネラルが殺されたのを見たヤツらは茫然としていたが、すぐに我を取り戻して逃走を開始した。今の僕には五十メートル程度の距離などないに等しかった。


(一匹も逃がすかよっ!)


 オーク討伐クエスト、最後の一方的な攻撃が始まった。


******


「まったく、シュウ様はひどいですわ!」

「本当、最低っ! 女性を放置するなんて!」


 いま僕は人生の局面を迎えている。


 逃げるオークを斬り尽くしてドヤ顔で戻った僕を待っていたのは、女性二名による『放置罪』の執行だった。


 アオイはジェネラルオークが放った炎球を上下に斬った後、炎上したため地面を転がっていた。戦闘に入る前にナオキがかけた水の魔素属性の防御魔法で体を覆っていたので大した火傷にはならず、さらにすぐにナオキの治癒術を受けていた。アオイは僕が迎えに行かなかったことをすごく激怒していた。


 レイナは逃げるオークを追撃する際に自分一人放置されたと主張した。放置されていたはずのレイナは少なくとも五匹以上を『炎束』で打ち抜いていて、格下とわかっている相手と対峙して恐怖するはずはなく、むしろ殺されたオークがレイナに追いつかれたときの恐怖の方が心痛である。レイナもすごく怒っていた。


 ナオキもジュウゾウさんも致命傷なく、追撃ではそれぞれがオークを単体で討ち取っていた。その後僕、アオイ、レイナのやり取りを笑って眺めている。助け船を出してくれる様子はない。

 

 クーンやローレンスもすでにナオキの治癒術を受けており、自分で自由には動けないが、意識に問題なし。


「そう、怒らないで。ね⁉」


 二人の機嫌を伺うが、慣れていない僕はまた感情を逆なでして怒りを買ってしまうという悪循環に陥っていた。


 やがて遠方から整列した兵士たちがミランダに入ってくるのが見えた。


「おせーよ」


 ナオキは文句を言うが、


(そんなことは決してない)


と僕だけが思った。


「ご苦労様です」

「ハッ、王女殿下。国王陛下からの命令にて討伐隊三百、ただいま到着しました。して、敵はどうなりましたか?」


 増援に行けと言われて急ぎ準備をしていざ現地に到着してみれば、ミランダの半分近くが更地になっていて、中心部には僕たちが居座っているのだから、この質問も無理はないと思った。


「すでに全滅させましたわ」

「なんと! 王女殿下の部隊だけで討伐されたのか?」


 チラリと僕の方をみた王女殿下は、隊長と思われる兵士にすぐに視線を戻す。


「ええ」

「なんと! これは素晴らしい戦果ですな」


(そういうことか)


 黙っていれば便宜を図ってやるからこの場は黙っていろ――僕は彼女の視線をそう解釈した。


 国王陛下が喜びますと言った隊長は社交辞令を述べて、すぐに周囲の安全、残党狩り、捕虜となっていた人達の状況確認と指示を飛ばしていった。


 僕たちは日本人を探し始める。方法は単純で日本語に反応した人を確認する、これだけであった。


「誰か、この声がわかる人いますかー?」


 手分けして探していたら、すぐに一人目が見つかった。無事であることを確かめて、捕虜の列から抜けさせてジュウゾウさんのもとに集めた。近くまで持ってきていたシャツを着てもらって僕たちが救助のため派遣された者であることを告げて安心させる。


 次々に見つかり、合計で八十一名の日本人が生存していることが確認できた。みな栄養状態が悪かったが幸運にも歩行には問題なし。あとでわかったことだが、生存者たちはゴブリンとオークに連れ去られた後、ここに集められて強制労働させられ、その過酷な扱いと環境に耐えきれず十数名は死亡していたことがわかった。生きている人は若い男女が多く、高齢な人は亡くなった人が多かったそうだ。


 城塞が完成した時点で生きている人たちはきっと――


『魔素術の人柱の予定だったのじゃろう』


 僕と指輪はその結論で一致した。



 さて、ここからがパーティリーダーの最後の踏ん張りどころであった。僕はいま生存が確認できた八十一名を無事に日本まで連れて帰らねばならない。さしあたっての最難関は救助した捕虜の受け渡しだった。僕たちが日本から来ていることを知っているのは、この世界では猫人族であるクーンと初めて言語を覚えさせてもらった魔素屋のニーナばあやの二人しかいない。


「クリス王女、少しだけ僕に時間をいただけないでしょうか?」


 兵士への指示だし、生存者への声かけで忙しいのは当然わかっているが、それでもこのタイミングで話をつけないと、トレドに戻ってから話したのでは他人が介入してこじれる可能性があった。


「なんでしょうか? シュウ」

「少しだけ僕の話を聞いてほしいのです」

「今は救助された人たちが優先です。それをわかっていてのことですか?」

「はい。どうしても今話したいことがあります」

「ふぅ。ではどうぞ」

「それも少し離れた場所で僕と二人きりで」

「えっ」


 少し顔を赤くしたような気がしたが、すぐに元に戻ったクリス王女は『しょうがないですねぇ』と言って承諾してくれた。離れたところで周りに人がいないことを確かめて僕はとうとう本題を切り出した。


「実は――」


 余計なことを言わずに、ジュウゾウさんを含む僕達五人は異世界と思われる場所から転移してきたこと、元の世界から自分に意思に反して転移してしまった同郷の人達を探していたこと、その人達を引き受けたいことを伝えた。


 クリス王女は初め驚いていたが、黙って最後まで僕の話を聞いてくれた。聞き終わるとまたふぅとため息をつく。


「それがあなたたちの秘密なのですね? どうやらあなたが言っていた、返す『門』とやらはその転移に関係しているでしょうか?」


 戦闘中であったにも関わらず、彼女は僕の発言をしっかりと覚えていた。


「はい」


 常に彼女は交渉で僕の上をいく。


「ではこうしましょう。今回の戦闘はすべて私の手柄にしてください。あなた方は今回の討伐には参加しなかったということにします。八十一人という人数をごまかすにはそれなりのことをしませんと不可能です。あなたのパーティには後日私から直接報酬を出します」

「それで受けていただけるのですか?」

「あれは――」


 いまは朽ち果てて倒れているジェネラルオークを指さしてクリス王女は続けた。


「――城の兵士達でどうにかなる魔物ではありませんでした。いかに練度の高い近衛兵だったとしても全滅もあり得たかもしれません。シュウパーティの実力は冒険者ギルドが分類する位置づけで中級以上であることは確実です。もしかしたらすでに上級の域かもしれません。さらに今回の犠牲者は私達側には一人もいません。この戦果は素晴らしいのです。したがって報酬なしというのは後の私達の関係をおかしくしてしまいますので、きちんとした支払いを致します」

「ありがとうございます」

「さらに、シュウ個人には私から提示する約束を守ってもらいます」

「それはいったい?」

「うふふふ、それは後で伝えますね」


(またですか)


 正直彼女との交渉では勝てないとよくわかったので、了解ですと返事した。皆のところに戻り、生存者受け渡しの交渉が成功したことを伝える。


「それで帰るときの経路なんだけど、ここからトレドまで徒歩でどのぐらいだろう?」

「馬車なしだと約一日かけての移動になるニャ」

「ということは大学校舎近くの返す『門』のある洞窟まで、一日とちょっとか」


 トレドの兵隊と一緒に行動すると別れる時にひと悶着起きるのが嫌だったので、元々存在しないはずの僕らはそっと森へ抜け出して独自に行動することになった。元々長期戦を予定していて水や食料は十分に持ってきたので、一日二日ならなんとかできる見込みだった。さらに日本へ帰れるとわかったみんなの士気は高かった。


 クーンはジェネラルオークが持っていた杖と体内から魔石を取り出していて、そっと渡してくれた。これは討伐した冒険者が得るべきだとクーンは言ってくれたので、何も言わずにもらっておくことにした。ジェネラルオークの魔石は拳ぐらいの大きさで赤色をしていた。ジェネラルの杖と一緒にリュックへ入れた僕達は、早急に準備してミランダを出発した。


******


 大学校舎近くの返す『門』にたどり着くまで、敵らしい敵にぶつかることになく、野営も全員が協力的だった。野盗がいた集落を経由して渓谷を抜け、とうとう僕たちは始まりの地である、大学校舎まで戻った。雑木林にそびえ立つ大学校舎を見つけた時には歓声が上がった。そこから少し進んで返す『門』のある洞窟に入る。


 帰還する人たちを陣の中に入れて念のために魔素が扱えるものを一人以上入れることにした。度重なる戦闘で放出できる魔素が格段に上昇した僕らは三人以上いれば、転移が成り立ちそうなことが分かり、一回目転移を救出した日本人四十人を陣の中に入れて、まず僕とレイナとナオキで魔素の放出をして、その時はナオキが一緒に転移することにした。


 三人で輪を作り、返す『門』の魔素陣の上に初めの四十人を配置した。魔素を流し始めると洞窟の地響きがすさまじくなってくる。


(いつになっても、この感覚は嫌だな)

『初めてよりははるかに落ち着いておる。自信を持て』

(ああ、ありがとう)


 指輪にお褒めの言葉をいただく。起動する直前に僕は合図してレイナと一緒に陣の外に出た。一瞬で返す『門』の上に立っていたナオキと四十人がいなくなった。おぉーっと歓声がまた沸く。残りの四十一人を再び中に入れて、今度は僕とアオイとジュウゾウさんで起動させる。二回目はジュウゾウさんが一緒に行くことになっていたので、僕とアオイが起動させた陣から今度は出る。また一瞬で人が大量にいなくなった。


(ふぅ)


 二回連続だとさすがに神経を使った。


(他人の命を預かるのは重いんだな)


 何とも言えない気持ちになった。このまま最後の転移をかけようとしたときに、


「シュウ」


と聞いたことのある声が洞窟に響いた。洞窟の入り口方面から二人が立っていたのはすぐに分かったが、逆光で姿は良く見えなかった。しかし、呼び方と声でその人はクリス王女だと僕はすぐに気付いた。

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