十五話
お久しぶりです…元先駆け 足軽ことただのバイク乗りです。
活動報告でしばらく書けないと言ってましたが早くから書けるようになり遅くなりましたが書かせてもらいました。
前書きが長くなるのもアレなので本文をお楽しみ下さい。
「ひどい!!鬼!!悪魔!!人でなし!!」
と恵に涙目でそんなことを言われてるが…俺は無視して回りを確認している…上空からとくに問題もなく地につけた俺達だが少しいやものすごい問題を抱えていた。
「大陸違うね…創造主」
パンドラが言った通り俺達が住んでいた大陸とは違うのだ、冷静に考えれば浮かんでいた場所が同じ大陸にそって浮かぶ訳がない、移動している方が自然だ。
「しかし…デカイ塔ですね、創造主」
アサメがそう言って見てるその塔は天空高くまで伸びるとても巨大な塔だ。
「大陸地図で調べるぞ」
と後ろのヤツを無視しながら大陸地図を広げる。
この世界と言うよりこの星の大陸と呼ばれるのは四つある。
東西南北にそれぞれあるのだが俺達がいた反対方向にある大陸【天を支える柱】と呼ばれる場所が俺達が今現在いる場所だ。
「塔があそこにあると言うことは…よし、近場の森を抜ければ町があるそこに向かうぞ」
そう言って俺は文句を言ってる奴隷に黙ってついて来いと命令して歩きだした、そこで思いもしない出会いがあると知らずに…。
~???サイド~
私はもうすぐ死ぬだろう…そう今までと同じ形で…だが苦しむのは嫌だ、生きたまま食われるの嫌だ、それがたとえ何回も繰り返し馴れた行為であっても。
(くそ!!また私は死ぬのか…この場所で狼達に食われて!!)
後ろを少し見て舌打ちが出る…このことを考えるのは何千回だろう、それでも嫌だと思うのはこの後の結末を知っているからか。
(もう…喉をこのナイフで切ろうか…いや結局は食われるのだわざわざ食べやすくするのは嫌だ…)
そう思いながら森を走るもうすぐ森を抜け…終わりが近づく
森を抜け平原の目の前にして私は目をつぶる…痛みに耐える為だ、何回も繰り返した結末ここで大型怪物の狼に待ち伏せされて頭から食われる…次こそはこの結末を回避して見せると心に決めて…。
(おかしい…痛みが来ない)
普通ならもう赤ん坊に戻ってる筈なのに私は生きている…後ろからの狼の足音もしない…おかしいと言う言葉が頭をめぐる、考えてると声をかけられた…初めてのことに驚き目を開ける。
~イレギュラーサイド~
森に近づくとなんか人の何十倍もデカイ狼がいたので人形達に相手をさせてみた…コアを持ってない普通のモンスターだったようで簡単に倒せたが素材をとるのに時間がかかってしまった。
(しかし…なんでこんな森の入口にいたんだ?)
狼なら普通森で狩りしてるイメージなのだが…平原から見え見えで正直簡単に対処できた。
(まぁ別にいいか、森で相手するよりはましだったと思えば)
と思っていると森から人が出てきた…後ろから狼の鳴き声が聞こえた、それに反応した人形達が狼を倒す為に森に入っていく…俺は一先ず森から出てきてじっとしてる人に話しかける。
「大丈夫ですか…ご老人」
と遠目で見て近づいて雰囲気で老人だと思いそう声をかけたら。
「!!な…なぜ老人と言ったかね!?」
顔を隠してた腕をどけ老人…いや俺と同い年ぐらいの青年は驚きながら聞いてきた。
「いや、雰囲気でなんとなくですが…どうやらあなたは老人と呼ばれる心当たりがある見たいですね」
そう(たぶんだが)狼から逃げてきた青年に言ったら彼はまるで奇跡を見てるみたいに俺を見た、何故に?
「き…君の名前はなんて言うんだい、私の名はスタブ・カロート、旅の魔術師だ」
名を名乗って来たのでこちらも名乗る。
「俺の名はワイズマン、よろしくスタブさん」
と言って握手する。
(スタブ・カロートか…どっかで見た名前だな)
と聞いてはないが何かで見たような名前だと思い質問しようと声をかけようとしたら。
「あのデカイ狼の解体終わったわよ、ワイズマン」
リエラがそういいながら近づいてきた。
「て…天使族!?あの時から滅んだ筈だ!!」
と彼は驚く…そこで俺は何を見てスタブ・カロートと言う名を知ったか思い出す…まさか他の大陸にいたとは思いもしなかった。
(どうりで…雰囲気が老人だと思った訳か、出来れば当たってほしいが聞いてみるか)
と自分の中の考えが当たっていることを信じて彼に聞く。
「スタブさん、アンタ本を書いた事がないか?」
といきなり聞くのはアレだと思いそう切り出す。
「あ…ああ私は旅の途中本を書いたりするが何故わかったのかい?」
よし…少しだけ可能性が上がったと思い次の言葉をはく。
「いや、アンタの本を見た事があってな…その本の題名は…」
少し間を起き本の題名を言う。
「この世界、と言う本だ」
俺が本の題名を言うと彼は固まった…どうやら彼があの本の書いた人物でまちがいないだろう。
「な…なぜその…本の…名を」
とりあえず彼には落ち着いてもらわればならないな、そう思い彼に、
「スタブさんや…色々と話す事があると思いますがもうすぐ夜になります、モンスター達が活発になる時間だ…そんな場所で話すより町で話した方がいいでしょう」
だからついてきてください、といいながら俺達は森を抜ける為に歩き出す。
(町につく頃には話したい事が整理できてるだろう)
森の中を抜け…町につき出来るだけ高い宿を選びそこで話をすることにした。
「スタブさん、俺達はあなたに聞きたい事がありますが…それはあなたも同じでしょう、だから先に質問してください」
俺がそう言うと彼が最初に聞いて来たのは…。
「君たちは何処まで知ってるのだね」
と言う言葉だった。
その言葉の答えの為に俺の旅の始まりから話した。
勇者一行を見つけた事勇者を安全に救った事暗躍する者達がいることそして貴方の本を見た事コアアイテムがどんな物かと聞かれて困らない程度の話をした。
「そうか…」
彼は俺の話を聞いている間はずっと黙って話を聞いていた、話が終わり最初にでた言葉がそうか…であった。
「そこまで知っているなら話そう…この世界と私の今までの話を」
そういいながら彼は語る己の人生を。
はい…と言うわけでひさしぶりの投稿です。
???サイドはスタブイレギュラーサイドは主人公ですね…わかりずらいと思いここで一様書かせてもらいます。
次回は何時になるかは未定です。
出来るだけ早めに書くように努力します。
それでは次回で会いましょうノシ