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十四話


また一ヶ月以上待たせてすみません。


モチベが上がらない頃のごろ…それでも続けていこうと思うのでよければ応援してください。


それ

「さてと…どう降りるかなぁ~」

と夜が明け誰もいない空の大地で一人悩む。

「さすがに…そう簡単に使うべきではなかったな」

と自分の薬指にある黒い指輪をみて思う。

この指輪を使えばここに来た時と同じ感じに移動出来るが…この指輪の力は知られたくはないので

使えない。

「唯一の救いはこの指輪自体に何か特別な力を感じられないと言うことか」

と奏達勇者一行に昨日の食事中にはめてるのがバレて面倒なことになったがお洒落だとか適当に誤魔化したことを思い出す

「それにどう来たかも誤魔化すか考えないといけんな…はぁ…」

と悩む。

「どうしました、創造者クリエイター

悩んでいると後ろからサギが声をかけてきた。

「サギか…いやちょっと問題がな」

と薬指の指輪を見つつサギに言うと。

「相談にのりましょうか?」

と言ってきたので悩んでいることを簡単にまとめて話すと。

「それならいい考えがありますよ」

と自信満々で言ってきたので話を聞く。


~数分後~

眠っていた奴らも起き…今俺は飯を作っている。

創造者クリエイター皮剥けたよー」

と野菜の皮剥きをさせてるのはパンドラでその野菜を少しスープにするには少ない水の入った鍋にいれて煮込む…この世界でも調味料は貴重なために薄味だがまぁ野菜の旨みが出るように調理する。

後は肉などが有れば良いのだが無い物ねだりは出来んし狩りをすれば手に入れられるかもしれんが狩りが上手いメンバーはいるがこの地に獲物がいないので無意味だ。

(こんど海に行くし塩でも作ってみるか…)

俺ら日本人にしては薄く感じるスープを味見してそんなことを思う。

(まぁ…そんな暇なことはできないかもしれんが)

と暗躍している敵(と見ていいだろう)の存在を頭に過るがすぐに頭から消し調理を続ける。

(さてと…うまく話さないとな)

とさっきのサギの提案を思い出す…が正直妥協策なものなどで信じられるかどうかだなぁ、と思う。


少しして飯もでき薄味なので味の感想を聞いてみると。

「美味しいよ…ワイズマン君」

とロウラは言ってくれた飯を食べてるファンタジー勢はみな旨い旨いいってくれるが…。

「う…薄いかな」

と味にうるさい日本人な二人奏と恵はそんな感想をだった。

まぁ…俺も薄いと思うが我慢して食ってくれと言いつつサギに目で合図する。

「そういえば…これからどうするのですか創造者クリエイター

と皆に聞こえる程度の声でサギは言う。

「それなんだが…わからん」

と予定道理に言葉をはく俺。

「ど…どうゆうことですか?」

いやー演技上手いなサギと心の中で思いつつ次の台詞を言う。

「いやー…ここに来るにはロウラ達に隠して渡してた魔法道具マジックアイテムでこれたのだが降りることを考えてなかった訳よ」

と言うとロウラがえっ…と反応する。

「言ってなくてすまんな…荷物の中にあるから取り出していいか?ロウラ」

とロウラの荷物に入れたかのように言う。

「たしか…ここらへんに」

と右手を隠すように探すふりをする。

「あった、これよ」

と長袖の袖の部分で隠してた一枚のコインを出す

「これは…俺の育てのじいさんが作った魔法道具マジックアイテムでな…対となるもうひとつのコインを持ってたらそのコインのある場所に移動出来るものなのだが…欠点があってな」

といったん止め続ける。

「一度限りだ訳よ…効果が」

なのでこれはただのコインな訳よと言う。

「だからどう降りればいいのか…わからん訳よ」

一様俺も作れるが時間がかかる訳よ言いつつコインをポケットに入れる。

「そこでだ…リエラこの地を安全に降りられる方法しらんか?」

とサギが言ってた情報が当たっていることを願いつつリエラに話をふる。

「安全もなりも私が入れば降りられるわよ」

えっ…と驚いたふりをする(まぁ少し驚いてはいるが…)

「私達天使族は風を自由に操れるのよ…この地から降りるなんて簡単よ」

そうか…といいながらなら頼むといいリエラの空いた皿を片付ける、ついでに他のメンバーの皿も…しかし。

(サギの話が本当でよかった)

と内心ほっとする。


奏達勇者一行は喋る聖剣の力である者の予定道りに進ませ俺たちリエラの力でこの地を後にする。

この空中大地とも別れると思うと色々と思うことがあるが…まぁいいと思いリエラにそういえばどんな感じに降りるの?と聞く。

「簡単よ、地上につく前に落下速度を下げるだけよ」

とああ…ある意味スカイダイビングかと納得すると近くで聞いていた一人が青ざめてた。

「恵さん…大丈夫か?」

と聞くと下を見て俺を見る…目ははっきりと言っている。

「む…無理」

と言うので俺は。

「そうか…リエラ」

リエラに目をむけ。

「先に降りとくぞ」

と言い恵を巻き込み落下スカイダイビングする。

それに続いて俺の人形達遅れて残りの二人が降りて行く。



隣で泣き叫んでいる恵を離れないように手を握りながら落下していく。

「いきなり降りないでよね!!」

と隣近くまで降りて来たリエラにそんなことを言われた。

「こう言うのは思いきっりが一番な訳よ」

そうしないと何時までも降りられんと手をつないでいる奴を見ながら言う。

「そんなもんかな~」

とシキロが言ってきたのでそんなもんだと言いつつ落ちて行く。


しかし地上は見えているが中心部のようで回りに海は見えない。

(これは勇者一行と合流するのは遅れそうだな…また戦闘にならないといいが…今回の奴はたまたま勝てたがそう何度も勝てる分けないし、それに)

今日飯を作っていた時のことを思い出す。

たくさんの敵がいる…そして思惑がこちらはわからない。

(面倒だな…だけど全て解決しなければいけない)


そうしなければいけない…それが例えどんな結末を辿ろうともいい加減この世界を前に進ませなければいけない。


それが俺の生まれた理由だと思うから。

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