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十三話


一ヶ月以上放置してすみません。


時間が安定出来ず遅くなりました。


楽しみにしてた方は本当にすみません。


前書きで長くなるのもあれなので本編をどうぞお楽しみ下さい。

その日の夜、俺達は飯を食べた後この天使のいない天空の地を各自自由行動することにした。

空に浮かぶ地を俺は一人のツレと共に…満月の光の中を二人で歩く。


俺達二人が歩いている場所は天使族が住んでいた建物らしき場所、そこの城だと思う場所に俺は歩く…共に歩く者はなにも喋らず後ろからついて来る、俺はたまについて来てるか確認しながら城に向かう。


城の一番上つまりは屋根の上にのぼり終えた後、そこで座りツレを待つ…ツレは飛んで俺の隣に止まる、そして俺と同じように座る。


「リエラお前は…強いな」

ここまでついてきた…最後の天使族リエラに俺は最初にそんな言葉しか言えなかった…本来なら無き同族との思いでの故郷に無理矢理連れてきたのに、なにも言わないでくれた彼女にすまないやごめんなどの謝罪の言葉を言うのは失礼だと思い言わなかった。

「別に、いいわよ」

彼女は気にしてないフリをするが城から見る景色はどこか遠くを見ている、そんな目を見て俺は…。

「懐かしぃか…やっぱり」

隣のリエラの顔を見ながら聞いてみた。

「覚えてないわ」

と俺の方を向き右上側を見ながら言う。

「そうか」

俺は嘘だとわかっていても気付かぬフリをして月を見る、月は俺の前の故郷ちきゅうと同じく夜を照らしてる。

「紅茶でも飲むか?」

と魔法袋から紅茶を入った水筒とティーカップを取り出し聞く。

「いただくわ」

リエラにティーカップを渡し水筒からストレートティーをいれる、自分の分もいれ甘めにした焼き菓子を魔法袋から取り出し二人で食べる。

「聞かないんだな…」

何が?と彼女はとぼける、だが彼女リエラは本当は聞きたいことだらけだろう、俺の存在がイレギュラーだから。

「これは、独り言だ…俺の言葉には信憑性は何一つとしてないただの独り言だ」

そう前置きし俺は語る…己の過去を…。

別世界の地球に生きてた頃からこの世界に転生しどんな思いで生きて来たのかを。


「あり得ないわね…そんな人生」

彼女の反応は嘘を聞いたようだった…まぁ言う前に信憑性は無いといってたし、予想はできたが。

「なんでまたそんな感想なんだ?」

気になって聞いてみたら彼女はこう言った。

「魔法が無いなんておかしいし…まずこの世界にいるアンタと私には関係無いじゃない」

関係無いか…たしかに俺はこの世界ではそう思っていた…だけど眠りにつくとき何故か思い出してしまう事がある。

「奏について話そう」

勇者かのじょについて話すことにした。

「アンタのおかげで呼べた女の子だっけ?」

そうだ…と言いまた俺は語る、奏と俺のことについて。


「つまりは前世の幼馴染みな訳ね…あの子と」

と話を聞き覚え何故か不機嫌そうに最初にそんな言葉を言うリエラ…俺が話したことは小さい時から遊んでた友達で会えるはずのなかった、思い出の中の子、だけど元の世界に帰すつもりでいるつもりでいること、ただそれだけなのに何故に不機嫌になるのか…わからん。


「つまりは…私にどうしてほしいの」

とリエラは聞いてきた、多分聞かれるだろうと思いすぐに俺は…。

「俺ではなく…かのじょの力になってほしい…俺はかのじょの敵になるかもしれないから」

俺かかのじょかどちらかを選ぶなら奏に味方になってほしい…ただそれだけを守るだけでいい…俺はそういいながら月を見る。

(俺は全てを助けたい…けどそれはわがままだよな)

そう思いながら…リエラの返事を待つ、すぐにかえってきてはなく、少ししてリエラは…。

「わかったわ…だけど条件があるわ」

まぁ…ただでは納得しないかと思いつつ「なんだ?」と軽く聞く。

「あんたが正しいと思う選択をしなさいよ…それがあの子の敵になるかもしれないと思うなら」

もちろんと…リエラの顔を見ながら返事をする…選択は一つではないかもしれない、だけど選べるのは多分一つだけだ、それがどんな事になろうとも。

(受け入れなければいけない…か)


「リエラ…お前はなんでそんなに強いんだ」

話をしてまたそう思えてしまい…再度聞いた、とてもじゃないがリエラには勝てない気がする、そう思えてしまうほどにリエラは信がある。

「当たり前じゃない…私はあなたより長生きしてるんだから」

彼女リエラは笑いながらそういった。

「確かに私は辛い経験したけど…それでもよかったと思えることもあったから」

彼女リエラはたちながら言う…俺は「例えば?」と聞く。

「そうねぇ…おいしい料理を食べれた時とか」

と笑顔で言う…普通だなと俺も笑顔で言いたつ。

「それから…月を見ながらお話をしたり…誰かと一緒に夜をすごしたりとか」

と実に普通の事を幸せと言いながら月明かりに照らされた天使族の町を歩く。


皆がまつキャンプ場に向かう途中

「そう言うアンタはどんな事が幸せなの?」

と聞かれた。

「俺の幸せか…聞いてもつまんないぜ」

と軽くにごす。

「私は沢山いったんだから一つぐらいは言いなさい」

と真剣な表情で聞いてきた…といっても本当につまらん事なのだが、頭をかきながら。

「美人さんと旅することとかかなぁ~…ハハハ」

とできる限りリエラの顔を見ないで答える。

「それじゃあ…今は最高じゃない、私がいてよかったわね」

と笑いながらそんな事を言う…まぁ天使族と言う位だ…まぁ美人だなぁ。

「まぁ…目の保養にさせてますよ」

冗談半分で言うと、リエラは「そ…そうよね」とこちら側を見なくなった…その後は互いに顔見ないで歩いて行く。


「ねぇ…アンタ前世では彼女とかいたの?」

と不意にそんな事を聞かれて…俺は「いいやいないけど」と素で答えてしまった。

「へぇ~…そうなんだ」

聞くなり何故か安心したような…顔をするリエラ。

「それがどうしたんだよ?」

バカにされるのは分かるが何故に安心する…と逆に不気味に感じて聞くと…なんでもないよリエラは言い手を握ってきて走り出した。


(変なの…だけど)

気分は悪くないな、そう思いつつ見えてきたキャンプ場の皆に二人で手を振る。


今回遅れた理由…話の流れ的にネタが尽きた…以上


まぁ…即興で書いているのでこんな事になりました…すみません。


プロットを作ればいいのですが…そんな時間がないし…作り始めたら更新が止まる気がするのでやりたくない。


なので今後も不定期で更新して行こうと思います。


こんな作者ですが応援してくれたら嬉しいです。


それでは次回で会いましょうノシ

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