九話
THE放置クオリティーその2
本当に投稿遅れてすみません。
前書きはここまでで短いですがお楽しみ下さい。
魔王に転生した愛と名乗った少女に夢の中で出会ってから…二日がたった、その間に俺らはある場所に向かっている。
「王都に来るのははじめてだぁ~てか」
と田舎者の真似をしながら王都に来てみた、事実この世界では田舎者にはかわりないのたが、王都に来た訳は魔王について調べる為だ。魔王が勇者と同じく召喚された者だとわかったがそれについて隠されてないか調べるつもりだ。
とりあえず宿をとり各自自由行動をさせ俺は図書館に向かっている、今回(勇者召喚と魔王召喚)の事が過去にもあったかどうか…調べる為に。
図書館に入ると俺はとりあえず童話や昔話等の本が置かれてる場所に向かった…元々この世界でも魔王や勇者などはお伽噺話だった…なのに勇者と魔王は現れたならお伽噺話に真実は隠されている筈だ。
(さてと…どれを読むかな)
そう思いつつ適当に勇者伝や英雄伝等をとっていると左手の指輪に熱を感じた、俺の右手には一冊の本が握られている…他の本をつかんでみたが指輪には反応はなく…熱を感じた本を最初に読むことにした、タイトルは『ある別世界の話』と言う本だ。
本をめくり…呼んでいく、始まりは主人公が見知らぬ場所に目覚めた所から始まり…最終的には目覚めた国の王となる物語だった。
とてもよく出来た物語だったが俺が欲しいと思った情報はなかった…普通に読めばだが、ここ(図書館)では余りにも人目があるのでその読み方は出来ない、ので借りる事にした。
なんの問題もなく借りる事が出来た…宿につき椅子に座り指輪の能力を使う…俺の影が本の影を包む、二三秒ぐらいで本は見た目が茶色かったが黒一色に染まる、タイトルも『この世界』と変わった。
ページをめくりよんでいく…内容はこの世界がループしている事を気づいた人の日記のようだ、始まりは魔王と呼ばれる存在が現れたと予言された時から始まる…資格者達が消え…勇者を無理矢理召喚し魔王と呼ばれた女の子と殺しあいをさせ同士討ちで終わり…そしてまた予言から始まる、神と名乗る者により。
本を読み終え…本にまとわせた俺の影を戻し元の茶色の本に戻し、はぁーと息をはく。
「始まりは神様の予言からかい」
とどこの三流小説だよ…と思いつつこの本で気づいた事をまとめる事にした。
1流れは今回から変わってる。
2ループしている原因を突き止めた人がいる。
3予言が悪意のあるものである…と言う事だ、これからの予定を決めつつ他のメンバーが帰ってくるまで紅茶を飲んで落ち着く事にした
(確かにそうだよな、なぜその予言が正しいと信じる事の方がおかしいに決まってる)
そう思いながら紅茶を飲みメンバーを待っている。
「天空の地に向かうぞ」
とメンバーに伝えると天使がバカを見るような目で見ている、まぁ初めて会った時にいけないと言ったのは彼女だ…そう思うのも無理はない。
「サギ、彼女の記憶から天空の地の場所を見てくれ」
わかりました、創造者とサギは言うと真実の眼でリエラの記憶から場所を俺におくる…なぜ行けもしない場所にしかもサギの力を使う回りくどい事をしたのかは理由がある。
「ありがとうサギ…そんじゃあ夜も遅いし眠るぞ」
と人形達や天使達女子メンバーにそう伝えると俺はベットに眠る…人形達はどうするかわかっているようだが女子メンバーはわからないまま?マークを浮かべてるがとりあえず眠る事にしたようでベットに入った。
深夜
俺は女子メンバーが完全に眠ってるのを確かめて指輪の能力を使う…人形達や女子メンバーそして俺を闇に包む俺らを包む闇が宿に消え残っているのは宿賃だけになった…そして宿から消えた俺たちはある場所にいる。
(うまくいったか…しかし闇と闇の空間移動までできるとはエグいな…この指輪)
そう思いつつ…天空の地に来た俺たちとりあえず朝が来るまで女子メンバーを寝かしとくか。
朝
最初に起きたのは恵だった…空気が薄くすぐに起きたようだ、それからすぐに残りの二人も起きた…すぐに説明する前に野菜のスープとパンを食べさせる。
「まぁ…天空の地に俺の魔法で来た訳だが質問ある?」
と天使に聞くと…えっ?と言われた。
「…ど…どうゆう事なの!!」
と驚くが詳しくは言えない…闇と闇の間を移動できて、その為に昨日リエラから正確な場所を覗かせてもらったなんて言えない。
「で…奏達がいそうな場所はどこだ」
と天使に案内を頼んで俺たちは歩いている…リエラは納得出来ないといった顔をしているが来れたのにはかわりないので諦め半分で奏達がいるであろう場所に案内してくれてる。
でついたの神殿と天使達がよんでるダンジョンだ…ここの最終地点に勇者の鎧があるらしく攻略しなければいけないらしい…俺らも無理矢理でも入らないといけないと思うと面倒だなぁと思っていたがすでに攻略したのか奏達勇者一行が出てきた。
「ひさし…うぉ!!」
久しぶりと言おうとしたら鷹の目がいきなり矢を放ってきた…パンドラが盾になってくれて怪我はないが…矢を放つなんて知り合いする事ではない。
よく見ると他の勇者一行も武器を構えている…完全に敵と見なされてるようだ…パンドラに女子メンバーの護衛を任せて俺はカモフラージュの弓を構えてる…アサメとサギも武器を構えて俺の隣に立つ。
勇者一行に変化がないか確認する…特にこれといって資格者達に変化はない、だが一人だけ見た目も気配もちがう人物が相手側にいる。
そいつは白銀の剣と鎧に身を包み体から邪悪な気配で資格者達を包む…勇者だ。
さてと…相手はこちらの倍の数の実力者だ…出し惜しみはしない方がいいな…そう思いつつ弓を構える。
互いに動かない…隙が出来るのを待つ、ゴクリと俺は生唾を飲み込む。あちらはこちらを殺しにかかってる構えだ…逆にこちらは一人として殺せない。
(とても面倒だ)
そう思いながら時を待つ…確実に勝てる時を。
今回遅れた理由は8月殆どがプライベートで忙しくて執筆作業ができなかったからです
後今回短いのはどう書けばいいのかわからず短くなりました…すみません(土下座)
今後も不定期になるかも知れませんがよろしくお願いします。
それでは次回で会いましょう。