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プロローグ


出来るだけ長く書こうと言う理由で書いてみた試作品です。


とりあえず続き物ですが他の小説がメインなので基本的に放置気味になると思います。


それでもよければ楽しんで下さい。


俺の名前は菊太きくだ りん男だ。


日本にすむただの高校生だったのだが…俺が学校に登校していた時に車にひかれて死んだらしい…そう説明してくれたのは神と名乗る人物。

こちらの手違いで死なせてしまい生き返らせることも出来ず能力をあげるから第二の人生を過ごして下さいっと頼まれた。


正直乗り気ではない…何故らな俺は死ぬ瞬間を覚えているからだ…たしか信号が青になり歩いていると信号を無視してきた車にひかれたのだから…あれはワザと殺させるために用意されたものであると言える…それに運転手がいない車にひかれて手違いな筈がない。


でも難癖つけて無理やり転生は嫌なのでとっとと能力を決めることにした。

能力を決め次に転生する世界をきくとファンタジーな世界らしく基本的前世の世界と同じ世界には転生出来なくまた選ばれる世界もバラバラらしくわからないから頑張って下さいと言われて眼をつぶり適当に横になり眠る、眼を覚ますと俺は赤ん坊になっていた。


そんな事が16年前に起きた出来事で名前は輪ことワイズマンに変わりこの世界。


人形と人と怪物達の世界


で生活している。


で今俺は山奥の小さな小屋で一人で暮らしている…この小屋で暮らして六年がたった。

俺はある村に生まれて生きてきたが…俺が10歳の時に盗賊に村を襲われてしまい命からがら生き延び今すむ小屋で生活している。

「今頃は学園に通ってるのだろうか、アイツらは」

と村が盗賊に襲われずに居たら俺も通う筈だった『人形師学校』について思う。

この世界の人形師は前世の俺の知ってる人形師と違い作って売るのではなく人形を矛と盾として使う冒険者の1つだ。

変わってる所は魔法を使えない人でも創った人形は魔法を使える事だ。

なのでこの世界で人形をパートナーとして作ってる人は多い…特に魔法の学のない近接スタイルの冒険者は特に…と昔聞いた事がある。


その話を聞いた人は生きていると思う…その人は俺と同い年で9歳の時に学校に通うために村を出た一人だ。

本来なら俺もその歳に通う筈だったが貧乏暮らしのために一年遅れで行く予定だった…去年で学校も終わり彼女の事だ…冒険者にでもなっているのだろうっと思っているとこの小屋に近づく人と人形らしき気配がした。

(珍しい…この森は高レベルのモンスターがいるのに)

と思い…神からもらった能力があるためだと言え良く生きてるなっと思い小屋に近づく人と物を待つ。

ノックもせず開けられる扉、やはり人と人形の二人だ…人の方はかなり疲労してるのか…人も人形もこちらに気づかない。

「人のすむ小屋になにようかね」

荒らされては困るために気づかせる…声がしたのを驚いたのか警戒する二人。

「どうやら…冒険者のようだね…休みたいのなら休むがいい…食事を用意しよう」

と盗賊ではないならね…と付け加えると。

「ワイズマン…君」

と名前を呼ばれたので良くみると…さっき思い出してた幼馴染みだった。


その後は大変だった…何を思ったのか泣き出した彼女ロウラをなだめるのに、どうやら俺を探してここまで探しにきたらしい…生きていたのが嬉しくて泣いたらしくなだめても逆効果で泣くは泣くは、で今は落ち着いたので話をしている。

「泣き止んだ?」

とロウラに確認する。

「うん」

としゃっくり混じりにうなずく彼女。

「しかし良くここまで来たね…ここは昔から危険な場所だったのに」

と言いながらこの森で取れたハーブのお茶を出す。

彼女はお茶を飲み…現状を確認するためか回りを見渡し…自分の人形が警戒しているのをみて思ったのだろう。

「な…!!なんでSランクの冒険者しか入れない迷いの森にいるんですか!!」

と言われた…マジで?

その後この森に来た経路を話した、内容は。

村を盗賊に襲われ…逃げて逃げて餓死しかけたある日魔術師の老人に助けられて…この森にすむ事になった…と普通ならあり得ない話なのだが普通に住んでるので嘘だと相手(特に警戒して未だに喋らない人形は)言えない…勿論実際は老人なんて居ないしここに住めるのも神からもらった能力のお陰だ。

と作り話をして今度はロウラの話を聞く…。

村が襲われたのを知ったのは二三日のことで…彼女が休みの時に帰って来たからだ、そこには死体で埋め尽くされた村があったそうだ…彼女は形もわからないそれらを1つ1つ集め1つの墓にした…その時に気づいたらしく俺の死体ないことに学校に戻った彼女は一日でもはやく卒業するために努力したそうだ…力をつけ俺を探すために、そして三年前に卒業―彼女からしたら遅すぎる結果らしい―し俺を探す旅をして最後にここに来たらしい。

とりあえず拳骨しといた…痛みながら何故っといった眼で見てくるから俺は言った。

「まるでここに死にに来たようじゃないか…」

といった…その後は説教して眠らせた…目的も果たしたのだ…休ませて損はないだろうっといった判断だ。

さて…明日の朝は二人分増やすために狩りにでるか…と思い俺は神からもらった能力で狩りをしに猛獣たちの夜に出る。


翌日料理をしているとロウラの寝かした部屋から慌ただしくこちらに向かう足音が聞こえて振り向くと彼女ロウラと人形が扉を押し開けていた。

「はぁー…何をあわてているの」

俺がいるのを見てロウラはまた目尻に涙を貯めるがそれを拭き取り笑顔で。

「おはよう!!」

と俺の教えた朝のあいさつを言う。

「おはようございます、飯出来てるから盛り付け手伝ってくれ」

俺も言い手伝うよううながす。

彼女と人形(名前聞いてないなそう言えば)は手伝ってくれたおかげで結構な量の料理の盛り付けを終えた。

人形使いは大食いと聞いてるし俺も昨日の狩りで腹が減ってるなので大丈夫だろうっと思いながら。

「「「いただきます」」」

朝飯を食べる。


20人分の料理を食べ終え洗い物をしているとロウラの人形に

「貴方は人形をお持ちでないのですか?」

こんな事を言われた。

「それはだな…あーえっと…名前何だっけアンタ?」

と悩んでいると「ハッカです」と言われた。

「ハッカさんね…まぁ簡単な話作り方がわからんからな…俺を拾ってくれたじーさんは珍しい人形嫌いでなそのじーさんに育てられたから作り方がわからないまま今にいたる訳よ」

と昨日考えていた言い訳を言うと…。

「なら私が教えてあげる」

とロウラが言ったが。

「コアアイテムは何処に有るんですか」

とロウラは自分の人形に否定される。

「すまんな…村に住んでる時は貧乏で今は森の住人になってしまってるから人形作りを一から教えてくれロウラとハッカさん」

とちんぷんかんぷんな言葉が飛び交う前に説明をしてもらう。


どうやら二つの物を集める必要があるようだ。

1つは体となる【素体】これは人でも作れて作られた素材によって火に弱かったり水に弱かったりするらしい…サイズは気にせず作りたい人形を作ればいいらしい。

二つ目は【コアアイテム】ハッカさんがいってたもので人形の心臓や脳など人間の言う必要な臓器や魔力を作る物らしい、これを手に入れるにはダンジョンと呼ばれる遺跡の宝から見つけるかまたは名高いモンスター…例えばドラゴンなどモンスターの心臓の中に希にあるらしいまたは歴史的人物が使った物や魔法アイテムもコアアイテムになる場合があるらしい。

コアアイテムのあるダンジョンやコアモンスターと呼ばれるものは攻略も倒すのも難しく普通の物がコアアイテムになるのは珍しいだが必然的にこの世界の住人に行き渡るらしく俺の村の人達も殆どの人が持っていた。


簡単にまとめると【素体】はここの森でも作れるが【コアアイテム】は運命に任せるしかないらしい。

とまるで俺が持ってないように話しているが持っている…それも六個も…全てこの森で手に入れた物で1つはこの森に巣を作っていたドラゴンの心臓から…1つはこの森の生物を殺戮し続けたギアゴーレムの歯車が…1つは知略を尽くしこの森で生きたトロールのボスの心臓から…雨の日最もこの森で恐れられたスライムのコアが…1つはこの森で一番気高き一匹狼の心臓から…そしてこの森の中心部に刺された剣を…。

と話を聞く限りそんなに大量に手にはる物でも無いようなので1つだけ出すことにして俺はその【コアアイテム】を取りに行く…二人はどうするか話してるので気にしなくていいだろう。


「ちょっといいか、コアアイテムってこれか…?」

と二人の前に置くと少し観察する二人。

「ええ…これはコアアイテムですね…しかも高レベルのモンスターからのコアです」

良く見つけましたねとハッカさんは言うとロウラは。

「これで作れますね!!」

と何故か嬉しそうだ…ちなみに持ってきたコアアイテムはギアゴーレムの歯車だ…人形と思ったとき一番に思い出したのがこいつのためこのコアを選んだ。

「それでは素体作りをしましょう…作り方をマスター教えてあげて下さい…それからは貴方次第です」

ワイズマンさんとハッカさんは言うと続けてロウラの説明に移る。


基本的に素体は作る生物に近ければより完成度が増すらしい…なので一日では終わらない事も良くあるらしく最初は安易な物で良いらしい…コアさえ無事なら素体は変えられるようなのだがやはり元日本人ここはこだわりたいので本格的に仕上げるつもりだ。


で肝心の作り方は魔力を手にまとわせ形を作るだけ…らしい…ちなみに魔力の質とか量は関係なく素体の出来で強さなんかが決まるらしく…ロウラも少ない魔力でせっせとハッカさんを作ったようだ。

そして素体に命を与えるには魔方陣に素体をコアアイテムに重ね魔力を魔方陣に流して完了…なので俺は素体作りをしてる間に二人は魔方陣を庭に描いてもらってる。

素体の作る材料は鉄にするつもりだ…それもステンレス製の素体にだ。

俺は椅子に座り手を浮かせ力を入れるそうすると手には全パーツステンレスでできた銃が握られる…これを二回繰返し次に目に力を入れるそうすると目は黒かったのに蒼く染まる。

(死の瞳と銃召喚は今日も絶好調と)

これら二つの能力は神からもらった物で銃召喚は文字とおり銃を好きな状態で出現させる能力、死のデッド・アイズは自分と自分の触れてる物を数十倍以上に速度をあげる能力…その他にも死の瞳には能力があるが今回は使ってないので省く。

(やっと骨の部分ができた次は肉の部分を作るか)


十分後…体感的には一ヶ月ぐらいでできた素体の完成度は上々だ。

後はこいつが男か女になるか運任せだ。

「ワイズマンく~んできたよ~」

ちょうどあちらも出来たようなのでコアと素体を持って外に出る。


外に出た後言われた通りに準備して…最後の仕上げに入る。


彼女達に描いてもらった魔方陣の上に素体とコアアイテムをのせ…魔方陣に俺の魔力をそそぐ、そうすると魔方陣は光だし素体とコアアイテムは宙に浮く。


大体の魔力を注いだため手を離し光ながらでかくなる素体とそのまわりに回転する…コアアイテムを見守る。


大体で女性とわかるぐらいの形と大きなになるとコアアイテムは胸の所で止まり素体の中に入ってくる。


地につき…魔方陣と素体の光がやむと人形は。

「あなたが私の創造者クリエイターですね」

と俺に向き言う。

「ああ…よろしくパンドラ」

俺がそう言うと人形は。

「はい、私の名前はパンドラ…以後よろしくお願いしますクリエイター」


それが俺の初めての人形の始まり




はい…いかがでしたか。


とりあえず続きます…更新は未定です…出来れば三ページが最低ラインとしてるので更新は遅いと思います。


この作品の感想やダメ出しなどは随時募集します。


出来れば次回で会いましょうノシ

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