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第2話 キャット

お待たせしました!(待っている人はいるのだろうか?)

第2話になります。一応月1ペースを保てればと思っています。



設定の甘いところがあれば教えてください。

 私の名は天宮蓮奈(あまみやはすな)。大企業である天宮商事の社長である天宮堅次郎(あまみやけんじろう)の一人娘であり、社長令嬢。将来は天宮商事を継ぐ立場として日々精進している。


 というにもかかわらず、私の心はそれどころじゃない。先日起こった「天宮商事社長令嬢誘拐事件」。その張本人が私だ。その時に私を助けてくれた大唐昴(おおからすばる)君のことが頭から離れないの。


 あの時の彼はカッコよかった……。だから頭から離れないのは恋?をしたからなのかもしれないって思っている。


「小川ちゃ~ん、今日こそ飲みに行こうよ~」


「いい加減にしてください!行きません!」


「ぐへぇ!」


 思っている、というのにこの男がなぜか頭の片隅から邪魔をしてくる。彼の名は葛原粕男(くずはらかすお)。名は体を表すを地で行くクズでカスな男。女の子ばっかり追いかけて借金を踏み倒す男。そしてお向かいさんの幼馴染という関係の男。


 あの事件の次の日、北斗商事の社長が謎の死を遂げた。死因とかは公表されていないけど、確実に言えるのは殺されたんだろうということ。あの時、不動組の親分というのが私を誘拐し殺そうとした依頼主の名が北斗商事の社長だと白状した。


 だから私は北斗商事の社長を殺したのは大唐君だと確信している。と同時に大唐君の言葉にも引っかかりを感じている。


「ただ一つだけ教えておきますね。今回僕()を救ってくれた人はあなたのことを常に護ってくれています。だから安心してくださいね。」


 という言葉。僕「達」を救ってくれたと言っていた。となると大唐君以外の誰かが私を救ってくれて、ずっと護ってくれてる人がいるってことになる。


「蓮奈~、今日も振られちまったよ~。やけ酒に付き合ってくれよ~」


「本当にあんたって奴は……。いつも言ってるでしょ!私はあんたのやけ酒なんかに付き合いたくないの!素直に私を誘えばいいでしょ!?」


 あっ!私変なこと言っちゃった……。これじゃあ私に「飲み行こうよ~」って誘えって言ってることになるじゃない!だめだ!大唐君のことを考えながらも頭の片隅で邪魔をしてくるこいつのせいで頭がごちゃごちゃになってる!


「蓮奈~、本当は俺から誘ってほしいって……」


バチン!


 もう数千何回目のビンタ!いい加減こいつとの縁を切らせてもらえないかしら……。





Side???


 ここは場末のバー。前回説明した通り、裏稼業の人間の取引所となっている場所である。そこに現れたのは南条開発の社長、南条茂人(なんじょうしげひと)である。


「マスター、依頼だ」


「……ほう、こないだ北斗のところがやられたばっかだというのに、次は南条が現れるとはね」


「あいつはしょうもない連中を雇ったのが良くなかったんだ。だからこの案件は一番腕の立つ者でお願いしたいと考えている」


 もはや何をどうするのか、と言わなくても会話が成立してしまっていることが末恐ろしい。


「残念だがカラスは使えない。他の案件で動いているからな」


「なんだと!?カラスが使えないんじゃ碌な奴しかいないんじゃないか?」


「……キャットがいる」


「あ、あの伝説のキャットがまだ健在しているのか!?」


「ああ、だがキャットが引き受けるかどうかは分からんぞ?」


「金は弾む。ぜひキャットにお願いしたい!」


「結果は後日鳩を飛ばす。白い鳩ならOK、黒い鳩ならNOだ」


「分かった。ではOKになることを祈って一杯作ってくれ」


 カクテルを差し出したマスターは自分で言い出したとは言え、厄介なことになったと内心思っていた。


 南条が帰り、マスターは電話をかけた。


『は~い、マスター。久しぶりね。あなたから電話なんて』


『殺しの依頼がきた。お前にやってほしいとリクエストを受けた』


『あら、まだ私を当てにしようとする人がいるなんてね……。で、内容は?』


『天宮商事の社長令嬢、天宮蓮奈の暗殺だ』


『へえ~、それ分かってて私に依頼したんだ?マスターも人が悪いわね』


『すまない、思わず名を出してしまったんだ。断ってくれてもいい』


『裏の稼業じゃそういうことはよくあることだからね。久しぶりにカラスに挑戦するのもありだわ~』


『いいのか?あいつは容赦なくお前を殺すぞ?』


『大丈夫よ~。葛原一族には「血の掟」があるから』


 マスターはホッとした。葛原一族の「血の掟」があることを忘れていたのだ。





「え!?今日からまた急遽営業部に人が来るんですか?」


「うん、そうなんだよ天宮君。大唐君が辞めてしまっただろう?だからその穴埋めでね」


 ああ、大唐君。あれから彼はどうしてるんだろう?彼と話したい。話せば何か分かるかもしれない。これが恋心なのか、あの時の言葉の意味とか。


「ということで、今日から静岡支店からこちらに配属となった葛原美代子(くずはらみよこ)さんです」


 朝礼で紹介を受けたのはまさかの葛原。ちらっと粕男を見たら固まった顔をしている。どうやら親族のようね。


「皆さん、よろしくお願いします。それといつもうちの甥が迷惑かけてるでしょ?その分も穴埋めするから任せてね!」


 なるほど、粕男の叔母さんにあたる人なのね。あら、珍しく粕男が真面目な顔をしている。真面目な顔をした粕男を見るなんていつぶりかしら。ああやってると男前だというのに……。ホント損してるわよね。


「じゃあ天宮さん、これから一緒に営業先回りましょう!」


 早速美代子さんに声を掛けられた。あとでこっそり粕男の恥ずかしい話とか聞かせてもらおうかな?


「ええっ!営業車が全部使われてるの!?じゃあ歩きで行くしかないわね」


 あいにく営業車が全部使われていた。あれ?ということは粕男が珍しく営業に出たってことよね?本当に珍しいわね。さっきの真面目な顔といい、何か今日の粕男は変だわ。


 とにかく営業車がない私達は自分の足で営業先を回ることになった。足で稼ぐ。こういうことも経験しておかないと社長になんてなれないわ!


「そういえば天宮さんって足は速い方?」


 2、3件営業先を回った頃、突然変なことを聞いてきた美代子さん。当然、足の速さなら負けない自信はあるわ!


「はい、足の速さなら負けないですよ!」


「じゃあ私と勝負してみる?」


 何か変な雰囲気になってきたわね。それにここって何か変な場所じゃない?いつのまにか変なところへ連れて行かれた?その時だった。


「天宮先輩!僕の手に捕まって!」


 なんと探し求めていた大唐君が現れたじゃない!神様!ありがとう!私は大唐君の手を掴んだ。


「きゃーーーーー!」


 大唐君のダッシュは人の出せる速さじゃなかった。現に私は浮いた状態で引っ張られている。


「ちょ、ちょっと!大唐君速すぎ!止めて~!」


「それどころじゃないんです!とりあえず逃げますよ!」


「何を言って——て、はあ?」


 なんと!美代子さんが物凄いスピードで追いつこうとしている!


「くそっ!このままじゃ追いつかれてしまう!」


 その時だった。あの工場の時と同じように煙幕がたちこめてきた。同時に美代子さんの声がはっきりと聞こえた。


「チッ!カラスめ……現れたか」


 という声が。


「はあ、はあ。なんとか撒けましたね……」


 ぜえぜえと荒げた息を整えようとする大唐君。私は急にドキドキしてきた。


「こ、この前の車を撒いた時と同じような感じだね。久しぶり。元気にしてた?」


 勇気を振り絞って話しかけられた自分を褒めたい!いや褒めてほしい!


「まさかこんなに早く再会できるとは思ってもいませんでした。お久しぶりです」


 まだ息が上がってるのにも関わらず、ニコッと笑う大唐君。やっぱりキュンとしちゃう。でもその前に聞いておかないといけないわね。


「ねえ、答えたくないなら答えなくてもいいからさ。カラスって何なの?」


「あっ!そっちですか。それならある程度は話せますよ」


 そっちってどっちなのよ!?こっちの話ってのはどんな話題になるのよ!?


「正直にお話しますと、僕達は裏社会に生きる裏稼業の人間なんです。表立っては一般人のように振る舞っているので気づかれることはまずないです」


「裏社会?裏稼業?そんなの聞いたことがないわよ」


「そりゃそうですよ。基本的に裏稼業のことを知っているのは一部の上流階級の人間だけです」


 じゃあお父さんも裏稼業のことを知っているのかしら?


「裏稼業っていうのは運び屋(ポーター)とか暗殺者(アサシン)とか色々あるんです。カラスはその中の掃除人(スイーパー)と呼ばれる裏社会最強の男のコードネームです」


 なるほど、この前捕まった時に親分が言っていたのも美代子さんがさっき言っていたのもその人物のことを言っていたのね。あれ、おおからすばる——カラスって大唐君のことじゃ……。


「そのカラスってもしかして……」


ピピピピピッ!


 何か呼び出し音のようなものが聞こえた。


「どうやらお話はここまでのようです。僕の任務は終了しました。またお会いできればいいですね!」


 そう言うとまたあの時のようにフッと大唐君は姿を消した。





Side???


 昴と蓮奈が煙幕のおかげで逃げきったのと同時刻、二人の掃除人が相対していた。


「あらカラス、思ったより早かったじゃない。もう少し遊ばせてくれるかなと思ったのに」


「叔母さん、いやキャット。あちら側についていたとは思いもしませんでしたよ」


「裏社会じゃよくあることよ。それにあんたの力、どれくらいなのか知りたくなってね」


「それなら一瞬で終わりますよ」


パン!


「え?」


 キャットの肩から血しぶきが上がる。カラスの撃った弾が肩を貫通したのだ。あまりにも一瞬のできごとにキャットは意味が分からず、痛みとともに膝をついた。


()った!い、一体何をしたの?」


パン!


 キャットのもう片方の肩から再び血しぶきが上がる。


「キャー!待って!待ってカラス!降参!降参よ!」


 しかしカラスは全く耳を貸さずにキャットに一歩、また一歩と近づく。キャットにはその一歩が死へのカウントダウンのように感じた。


「カラス!お願い!降参する!だから殺すのだけはやめて!」


 蹲るキャットの前に立ったカラス。銃口をキャットの眉間に突き付ける。全く何もできずに終わったことがただただ悔しいと感じながらキャットは死を受け入れることを覚悟した。


「バン!」


 おかしい。死んでいない。そう感じて見上げると笑顔のカラスがいた。


「どうです?驚きました?血の掟があるから叔母さんを殺すことはできませんからね」


 血の掟——それは葛原一族の間で交わされた一族同士を殺してはいけないという絶対の掟である。キャットはカラスに完全に遊ばれていたと知り、一気に力が抜けた。


「もう!血の掟すら忘れて完全に怒らせてしまったって焦ったじゃない!」


「あちら側についたらどうなるか分からせないとまたあちら側につかれるのは嫌ですからね。じゃあ血の掟に従って勝った側の要求に応えてもらいましょうか」


 血の掟にはもう一つ決め事が定められている。それは敗者は勝者のいうことに従わないといけないという掟である。


「分かったわよ。でもその前にどうやって私を攻撃してきたのか教えてよ?」


「跳弾ですよ。東京は僕らの縄張りですよ?事前に色んなことができるように手筈は整えてありますから」


「なるほどね。でも跳弾だからってこんな正確に肩まで当てるなんて、あんた相当腕を上げたね」


「最強って言われてますからね。その名に見合う力はつけてるつもりです。それに蓮奈だけは絶対に護らないといけませんから。それじゃあ今回誰の依頼で仕事を受けたのか教えてもらえますか?」


「南条開発の南条社長よ」


「分かりました。それじゃあ病院へ行きましょう。昴に運ばせますから」


 そうしてカラスは昴に電話をかけたのであった。





 キャットを病院へ搬送した後、昴は経過報告のためにカラスの元を訪れていた。


「先輩、天宮先輩、カラスのことを僕だって勘違いしてる可能性が高いです。」


「昴、裏稼業の話はしちゃだめだって言ったでしょ?蓮奈に話しちゃったの?」


「はい。先輩!僕は天宮先輩にカラスは先輩だって気づいてもらいたいんですよ!」


「それはダメだ!僕は蓮奈の前じゃ情けないクズでないといけないんだから。うまく距離を保っておかないといざという時に護れなくなる。だから昴のことをカラスだと蓮奈が思うならそれでいい。ていうかむしろそっちの方が都合がいい」


「好きな女なら自分のものにしないでどうするんですか!?天宮さんが他の男と付き合うとか結婚するってなっても先輩は何とも思わないんですか?」


「蓮奈が幸せならそれでいいよ。僕は裏社会で手を汚した人間なんだ。そんな人間が人並みの幸せを手に入れようっていうのがそもそも無理な話なんだよ。昴にはまだ手を汚すようなことはさせていないからね。いつでも裏稼業から抜けても大丈夫だから。もし蓮奈が昴に惚れるようなことがあったら受け入れてやってほしいと思ってる」


 事実、先日の親方の太ももを撃ちぬいたのは昴ではなくカラスがやったことだ。カラスは昴には一切人を傷つけるようなことはさせていない。あくまでカラスの影武者として働いている。


「先輩!やっぱカッコいいっす!俺、絶対先輩についていきます!」


「それより、キャットの容態はどうだった?」


「先輩の腕のおかげで出血もひどくなく、傷も貫通はしてますけどすぐに治癒するって先生が言ってました」


 キャット——本名は葛原猫子(くずはらみょうこ)。だから名前を取ってキャットというコードネームで呼ばれている。本来であればそこらへんの裏社会の人間であれば赤子の手を捻るくらいの掃除人としての腕前を持っている。


 しかし今回は相手が悪かった。蓮奈のためならなんでもする最強の男、カラスを相手にしてしまったのだ。


「まあこれでキャットはこちら側についたから十分な味方になってくれると思うよ。それじゃあとはもう一仕事残っているから行ってくるね」


「はい、お気をつけて」


 そうして次の日、南条開発の社長である南条茂人が北斗商事の社長に続いて謎の死を遂げたことがニュースで報じられた。もちろん真相は闇の中に葬られるのであった。





「え!?こっちに配属初日で負傷して美代子さんしばらく休職されるんですか?」


「ああ、そうなんだよ。でも3ヵ月もすれば復帰できるそうだからそれまではみんなで頑張っていこう!」


 私は美代子さんのケガの件は絶対裏稼業が絡んでいると思っている。大唐君もそうだし、美代子さんのあの異常なまでのスピード。あれは裏稼業の人じゃないとできないことだとしか思えない。そうなると粕男も葛原だから裏稼業の人間?


「梅原ちゃ~ん!今日こそ晩御飯一緒に行こうよ~」


「絶対に行きません。葛原さんみたいなチャラい人大嫌いですから!」


「うぐぅっ!」


 いつものように通常運転の粕男。あいつはどう見ても裏稼業の人間じゃないわね。裏社会に出れば速攻で消されるって賭けてもいいくらい何もできずに終わっちゃうと思う。


 それで私は私なりに裏社会のことを調べてみた。結果、ネットにも何もそういう情報が出てこなかった。都市伝説的なゴシップ雑誌には書かれていたけど内容はにわかに信じられるものではなかった。


 そこで私は社長である父に相談することにした。


「蓮奈!久しぶりだな!最近は顔を合わせることができなくてすまない。今度落ち着いたら一緒に食事に行こう」


「ええ、お父さん、いや社長、どちらの立場で話していいのか分からないんだけど、分かる範囲でいいから今私の周りに起きていることを教えてもらえることってできる?」


「……、そうか、蓮奈はもうそこまで把握しているこということか。ならばはっきり言おう。蓮奈、お前は他のライバル会社から命を狙われているんだ。裏社会の人間を使ってでも蓮奈をこの世から消そうとな。だからこちらも裏稼業の人間を雇い、蓮奈の身の安全を護ることを依頼した」


「じゃあ先日の北斗商事の社長の死と、今日の朝やってた南条開発の社長が謎の死を遂げたってニュースは裏稼業の人間がやったってことなのね?」


「ああ、そうなる。こんな汚い世界を蓮奈には知ってほしくなかったんだがな。次期社長になる蓮奈が裏社会を知るのは運命というか必然だったのかもしれないな。だが蓮奈の身は完全に保証する。こちらには最強の掃除人——カラスがいるからな」


 なるほど、私の身の安全を護ってくれているのがカラスなのね。ということは大唐君がカラスってことで間違いなさそうね。





Side???


 蓮奈が父である堅次郎との会話が終わった後、社長は葛原粕男を呼び出した。


「失礼します。社長、お呼びでしょうか?」


「粕男君——いや、カラス。任務ご苦労だった。それで今回の事件について詳しく報告してくれないか」


 実は前回の誘拐事件の時もこうしてカラスは社長に呼ばれ、事の顛末を報告していた。


「というわけでうちの叔母がご迷惑をおかけしました。申し訳ありません」


「いやいや、裏社会ではよくあることなんだろう?葛原家は優秀な掃除人ばかりだからな」


「今回血の掟でこちら側につくように言い渡しましたので、力強い味方ができました」


「それは良かったよ。引き続き依頼を頼んだよ。」


「はい。それでは失礼します」


 報告を終え、社長室を出たカラスから葛原粕男に戻った粕男はまた女の子に声をかけるのであった。


「はあ、鹿鴉男(かげお)君と蓮奈が結ばれれば一番いいんだがなあ」


 堅次郎は窓から見える高層ビルを眺めながらそう独り言ちた。

お読みいただきありがとうございました。

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