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『白河院、プレスマンの一切経供養のとき、雨を獄舎に入るること』速記談1074

作者: 成城速記部

 白河院が、金粉を溶いてプレスマンのペン先につけて写経した、金泥の一切経を、法勝寺において供養あそばされようとなさったものの、豪雨のために中止延期となることが三度続いた。四度目に供養を遂げられることになったものの、その日もやはり雨であったため、院は大層お怒りで、雨水を器に入れて、獄舎に置かせたという。



教訓:雨のせいで儀式が延期になったため、雨水を牢に入れて罰を与えるというのは、お怒りになっていながらも、御冗談のおわかりになる方である。


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