新たな仲間、二つの絆
第1部 Chapter2
エイリンとカイは、エリオスの塔での対話の後、ルーセントを後にし、新たな仲間を探す旅に出た。エリオスは彼らに、回復魔法使いのリリス・エルデンを紹介していた。
「リリス・エルデンという名の回復魔法使いがこの近くのフィルミア村に住んでいる。彼女の力は君たちの旅に大いに役立つだろう。」エリオスはエイリンとカイに言った。
「リリスさんのところへ行ってみましょう。」エイリンが意気込んで言った。
彼らはルーセントの町を離れ、リリスが住むフィルミア村へ向かうことにした。道中、エイリンとカイはエリオスから聞いたリリスのことを話し合った。
「リリスさんはどんな人なんだろう?」カイが興味津々に尋ねた。
「エリオス様が推薦するくらいだから、きっと信頼できる方なんだろうね。」エイリンが答えた。
村に到着すると、エイリンとカイは村の広場に向かった。広場には色とりどりの花が咲き乱れ、空気には清々しい香りが漂っていた。
「ここがリリスの住むフィルミア村か…静かで美しい場所だ。」エイリンが呟いた。
村人たちにリリスの居場所を尋ねると、彼女は村の端にある小さな薬草園で働いていると教えてくれた。エイリンとカイは指示に従って薬草園に向かった。
薬草園は、緑豊かな植物で溢れ、様々な薬草が栽培されていた。その中央で、銀色の髪を持つ女性が黙々と作業をしていた。
「リリス・エルデンさんですか?」エイリンが声をかけると、女性は振り返った。
「はい、私がリリス・エルデンです。あなた方は?」リリスは柔らかな笑顔を浮かべた。
「私はエイリン・フェルデア、こちらはカイです。エリオス様からの紹介でお会いしに来ました。」エイリンが答えた。
リリスは驚いたように目を見開き、「エリオス様の紹介で?それは光栄です。どうぞ、中にお入りください。」と二人を招き入れた。
リリスの家は小さなログハウスで、内部は暖かく居心地の良い雰囲気だった。リリスは二人にお茶を入れ、話を始めた。
「エリオス様から何かご用件をお聞きになられて来られたのですか?」リリスが尋ねた。
「私たちは火の王国の再建とナイトフォールへの復讐のために仲間を探しています。リリスさんの回復魔法が必要なのです。」エイリンが答えた。
「そうですか…少し考えさせてください。」リリスは答えた。
エイリンはリリスに質問した。「村にはたくさんの花が咲いていますが、何か特別な理由があるのですか?」
リリスは微笑みながら答えた。「はい、この村には聖なるスポットがあります。その場所は自然のエネルギーが集まる場所で、植物たちが特に元気に育つんです。私が案内しますね。」
リリスはエイリンとカイを村の奥にある小道へと連れて行った。道は緑に囲まれ、静けさが漂っていた。しばらく歩くと、美しい庭園が広がっていた。石灯籠、竹林、小川が流れる風景はまるで別世界のようだった。
「ここがフィルミア村の聖なるスポットです。この場所は昔から大切にされていて、村の人々が祈りを捧げる場所でもあります。」リリスが説明した。
エイリンとカイはその場所の美しさに感嘆した。「本当に美しい場所ですね。ここで祈りを捧げると、心が落ち着きます。」エイリンが言った。
「そうですね。この場所が私たちの村を守ってくれているんです。皆さんの旅の成功を祈っています。」リリスが微笑んだ。
その晩、リリスの厚意でエイリンとカイは彼女の家に泊まることになった。夜の静けさの中で、彼らはリリスと村のこと、そして旅の話を深く語り合った。
リリスは自分の生活や日常についても話してくれた。「毎朝、私はこの薬草園で一日を始めます。ここで育てた薬草を使って村の人々を治療するのが私の役目なんです。村の子供たちが怪我をしたり、病気になったりした時、私が治療してあげるんです。」
エイリンは興味深く聞き入った。「あなたの回復魔法はとても強力ですね。どうやってその力を身につけたのですか?」
リリスは微笑みながら答えた。「私の母が同じく回復魔法使いで、幼い頃から彼女の下で学んできました。母はとても優れた治療師で、村中の人々に慕われていました。彼女が亡くなった後、私はその役目を引き継いだのです。」
カイが感心して言った。「それは素晴らしいですね。あなたの力があれば、私たちの旅は大いに助けられるでしょう。」
リリスは少し考え込んだ後、自分の過去を語り始めた。「実は、数年前に大きな戦争がありました。その時、多くの人々を救おうとしましたが、全てを救うことはできませんでした。その経験が私の心に深い傷を残し、それ以来、自分の力に自信が持てなくなってしまったんです。」
エイリンはリリスの手を握りしめ、「その経験があったからこそ、今のリリスさんがいるのです。私たちも困難に立ち向かっています。あなたの力が必要です。」と励ました。
リリスは微笑み、「ありがとう、エイリンさん。あなたたちの言葉で勇気が湧いてきました。私の力が少しでも役に立つなら、喜んで同行させていただきます。」と答えた。
しかし、エイリンは少し心配そうにリリスに言った。「リリスさんが村を離れてしまうことで、村の人々が困るのではありませんか?」
リリスは頷き、「そのことは私も心配していました。でも、リリアという16歳の少女がいます。彼女は私の遠い親戚で、私と同じ血を引いています。リリアは私から回復魔法や薬草の知識を学び、すでにかなりの腕前です。彼女なら、私がいない間、村を守ってくれるでしょう。」
エイリンとカイは安心した。「それなら問題ないですね。リリアさんがいるなら、村の人々も安心でしょう。」
翌朝、リリスはエイリンとカイをリリアの家に連れて行った。リリアは快活な笑顔を見せ、リリスの提案を快く受け入れた。
「リリスお姉さん、私がしっかりと村を守ります。安心して旅に出てください。」リリアが自信満々に言った。
リリスはリリアを抱きしめ、「ありがとう、リリア。あなたなら大丈夫。村の人々をよろしくお願いします。」と感謝の意を示した。
その後、リリスはエイリンとカイを村の広場に連れて行き、村の人々を紹介した。彼らは暖かく迎え入れてくれ、エイリンたちに対して感謝の意を示した。
「リリスさんが新しい仲間を見つけてくれて嬉しいです。彼女は私たちにとって大切な存在です。」村長の老人が言った。
「彼女の回復魔法は本当に素晴らしい。私たちの村の多くの人々が彼女のおかげで救われました。」農夫の男性が続けた。
「リリスさんが旅に出ることは寂しいですが、彼女が必要とされていることを理解しています。どうか彼女をよろしくお願いします。」村の女性が涙ながらに言った。
リリスは村人たちに向かって優しく微笑んだ。「皆さん、私が旅に出る間、リリアが村を守ってくれます。どうか彼女を信頼して、協力してください。」
村の人々は頷き、「リリスさん、安心して旅に出てください。リリアさんがいれば私たちは大丈夫です。」村長が答えた。
その後、リリスはエイリンとカイを薬草園に連れて行った。彼女は植物たちに向かって優しく語りかけながら、魔法をかけ始めた。
「この魔法で、私がいない間も元気に育ちますように。」リリスが呟くと、薬草園全体が淡い光に包まれた。
エイリンとカイはその光景を見守りながら、リリスの優しさと力に感銘を受けた。
「ありがとう、リリスさん。あなたの力があれば、私たちの旅は大いに助けられるでしょう。」エイリンは感謝の意を示した。
リリスは微笑み、「それでは、出発の準備をしましょう。」と答えた。
エイリンとカイは村の人々に別れを告げ、リリスと共にフィルミア村を後にした。村人たちは彼らを見送り、彼らの安全を祈った。
エイリン、カイ、そしてリリスはフィルミア村を出発し、ドラゴンピークへの旅を続けた。道中、険しい山道や深い森を越えながら、彼らは多くの風景を楽しんだ。
「この道は険しいけど、その分、美しい風景が広がっているね。」リリスが微笑んで言った。
「そうだね。自然の美しさは何ものにも代えがたい。」エイリンが答えた。
彼らは川のほとりで休憩を取ることにした。その時、遠くから水を操る女性が見えた。
「誰だ?」カイが警戒した。
「安心して。私はセレナ・アクアリス。水の巫女です。」彼女は穏やかな声で答えた。
「水の巫女…あなたが?」エイリンが驚いた。
「そうです。あなたたちは?」セレナが尋ねた。
エイリンたちはセレナに自分たちの旅の目的を話し、火の王国の再建とナイトフォールへの復讐について説明した。
セレナは話を聞いて頷き、「それなら、私たちの目的は重なる部分もありますね。私は失われた秘儀を解き明かし、アエルドリアの平和を取り戻すためにエルダンウッドへ向かっています。お互いの旅が成功することを願っています。またどこかで会うことがあれば、その時はよろしくお願いします。」と話した。
エイリンは感謝の気持ちでセレナを見つめた。「それは心強いです。またどこかで会うことがあれば、その時はよろしくお願いします。」
セレナは彼らに自分の仲間を紹介した。フィン・シャドウウィンド、アマリス・ルミエール、サイラス・リーフウォーカーという3人の仲間たちだ。フィンは盗賊でありながらも正義感が強く、アマリスは光の魔法使いとしての力を持ち、サイラスは狩人としての卓越した技術を持っていた。
「彼らが私の仲間です。私たちもアエルドリアの未来を守るために戦っています。」セレナが言った。
フィンが笑顔で手を振り、「よろしく、エイリン、カイ、リリス。私たちも共に戦いますよ。」と挨拶した。
アマリスが優雅に頭を下げ、「お力添えできることを嬉しく思います。」と言った。
サイラスが無言で頷き、鋭い眼差しでエイリンたちを見つめた。
エイリン、カイ、リリスはセレナたちと情報を交換し、お互いの旅の成功を祈り合った後、それぞれの目的地に向かって旅立った。
「気をつけて、セレナさん。あなたの旅の成功を祈っています。」エイリンが言った。
「ありがとう、エイリン。あなたたちも無事で。」セレナが微笑んで答えた。
フィン、アマリス、サイラスも別れの挨拶を交わし、それぞれの道へと進んで行った。
エイリン、カイ、そしてリリスはフィルミア村を出発し、ドラゴンピークへの旅を続けた。道中、険しい山道や深い森を越えながら、彼らは多くの風景を楽しんだ。
「この道は険しいけど、その分、美しい風景が広がっているね。」リリスが微笑んで言った。
「そうだね。自然の美しさは何ものにも代えがたい。」エイリンが答えた。
数日が経ち、彼らは夜になるとキャンプを張り、焚き火を囲んで語り合うことが増えた。
「旅を始めてから、いろいろな景色を見てきたけど、ここまで来るのは大変だったね。」カイが言った。
「でも、その分だけ成長できたと思うわ。」エイリンが答えた。
彼らは道中で出会った人々や出来事を振り返りながら、旅の意義を再確認した。
ある日の昼下がり、彼らは森の中で休憩を取ることにした。日差しが木漏れ日となって地面に差し込み、鳥のさえずりが聞こえる静かな場所だった。
「ここで少し休みましょう。体力を回復させないと。」エイリンが提案した。
リリスは小さな薬草の包みを取り出し、「この薬草茶を飲むと疲れが取れるわ。これはアルデンの葉とスピカの花から作ったもので、心身の疲労を和らげる効果があるの。」と勧めた。
彼らは薬草茶を飲みながら、これまでの旅の話を振り返り、これからの計画について話し合った。
その時、遠くの方から何か異様な気配を感じた。エイリンが目を細めて前方を見つめると、森の奥で何かが動いているのが見えた。
「何かいる…警戒して。」エイリンが囁いた。
カイとリリスもすぐに立ち上がり、注意深くその方向を見つめた。すると、一人の少女が複数の魔物に囲まれているのを目撃した。少女は必死に魔物と戦っていたが、明らかに劣勢だった。
「これでも食らえ!私を甘く見るんじゃないわ!」少女が叫んだ。
エイリンとカイはすぐに剣を抜き、リリスは回復魔法を準備した。彼らは協力して魔物を撃退し、少女を助け出した。
エイリンが前進し、剣を振りかざすと、魔物の一体が倒れた。カイも素早く動き、残りの魔物を攻撃した。リリスは遠くから回復魔法を唱え、仲間たちの体力を維持した。
少女もまた火の魔法を操り、炎の弾を次々と放って魔物を撃退していた。「よし、これで最後だ!」と叫び、最後の魔物に強力な炎を浴びせた。
「ありがとう、助かったわ。」少女は息を整えながら言った。
「大丈夫ですか?私たちはエイリン、カイ、そしてリリスです。あなたは?」エイリンが尋ねた。
「私?私はセフィア・ブライトスパーク!」セフィアが答えた。
「こんなところで何をしていたんですか?」カイが不思議そうに尋ねた。
「まあ、いろいろあってね。冒険してたんだ。でも、あなたたちみたいな人たちに会えてラッキーかも。興味あるし、一緒に行ってもいいかな?」セフィアは楽しそうに言った。
「ええ?一緒に行くって、勝手に決めて大丈夫なの?」エイリンが驚いて尋ねた。
カイは警戒心を露わにし、「得体の知れない者と一緒に旅するのは危険だ。」と言った。
セフィアは少しムッとして、「得体の知れない者って、私はセフィア・ブライトスパークよ。火の魔法使いで、力もあるんだから。」と返した。
エイリンは少し考え、「セフィア、どこから来て、どこへ向かうつもりだったの?」と尋ねた。
「私は北の山から来たの。でも、どこへ行こうとしているのかは特に決めてないわ。今は古代の魔法書の謎を解明するために旅をしているの。」セフィアが答えた。
リリスがカイを制して、「カイ、彼女は助けが必要だっただけよ。それに、彼女の力があれば私たちの旅にとって大いに役立つわ。」と優しく言った。
エイリンは頷き、微笑んだ。
セフィアは自らの火の魔法の力を実演して見せ、エイリンたちはその力に感銘を受けた。彼女の魔法は、瞬く間に強力な炎を生み出し、敵を焼き尽くす力を持っていた。
新たな仲間を加えたエイリンたちは、次の目的地であるドラゴンピークへと向かうことにした。険しい山道を進みながら、美しい自然の風景を楽しんだ。
「この山道は厳しいけど、その分、達成感も大きいね。」リリスが微笑んで言った。
「そうだね。でも、気をつけないと。」エイリンが注意を促した。
途中、彼らは魔物に遭遇した。巨大なゴーレムが道を塞いでいた。全身が岩でできたその姿は威圧的で、瞳は赤く光り、不気味なオーラを放っていた。
「これは厄介だな…どうする?」カイが言った。
「みんな、力を合わせて戦おう!」エイリンが叫び、戦闘が始まった。
エイリンは素早く剣を抜き、ゴーレムに向かって突進した。ゴーレムは巨大な腕を振り下ろし、エイリンを攻撃しようとしたが、彼女はそれを見事にかわし、ゴーレムの側面に切りかかる。剣は硬い岩に弾かれたが、小さなひびを入れることに成功した。
「カイ、後ろから攻撃して!」エイリンが指示を出すと、カイは素早くゴーレムの背後に回り込み、短剣で急所を狙った。彼の動きは俊敏で、ゴーレムの動きを鈍らせることができた。
「リリス、回復魔法を準備しておいて!」エイリンが叫んだ。
リリスは静かに呪文を唱え、回復の光を放ち始めた。
一方、セフィアは炎の魔法を発動し、ゴーレムに向かって火の玉を次々と放った。「これでも食らえ!」彼女の炎はゴーレムの体に激しく当たり、岩を焼き尽くした。
「エイリン、ゴーレムの右足を狙って!」セフィアが叫んだ。
エイリンは指示に従い、再びゴーレムに突進した。彼女の剣はゴーレムの右足に深く突き刺さり、ひび割れが広がった。カイもその隙を見逃さず、ゴーレムの足元を攻撃し、バランスを崩させた。
ゴーレムは巨体を揺らしながら後退し、攻撃の精度が鈍った。その隙を突いて、セフィアは最大の火球を作り出し、ゴーレムの頭部に向かって放った。炎は爆発し、ゴーレムの頭部が破壊された。
「やった!みんなの力で勝てた!」セフィアが喜びの声を上げた。
「そうだね。これからも協力して進んでいこう。」エイリンが頷いた。
旅の途中、エイリンがセフィアに尋ねた。「セフィア、古代の魔法書について教えてくれない?それはどういうものなの?」
セフィアは少し考えてから答えた。「古代の魔法書は、遥か昔の大魔法使いが書いたもので、強力な魔法や失われた秘儀が記されてるんだ。もっと強力な魔法が使えるようになるかもしれないんだよ。」
「それはすごいわね。私たちも協力するよ。」エイリンが興味深そうに尋ねた。「そのシンボルはどういう意味なの?」
セフィアは魔法書を取り出し、表紙を見せた。「このシンボルなんだけど、見たことある?」
エイリンはシンボルをじっくり見つめた。それは円形の中に複雑な模様が描かれており、中心には光を放つ鍵のようなデザインがあった。
「このシンボルは、『闇を照らす光の鍵』に関連しているかもしれないって、昔の書物で読んだことがあるんだ。具体的にはわからないけど、その鍵は闇を払う力を持っているらしいよ。」セフィアが説明した。
「なるほど、それは重要な手がかりかもしれないわね。この鍵についてもっと調べてみる必要がありそうね。」エイリンが頷いた。
数日後、エイリンたちはエルダンウッドの入り口に差し掛かった。巨大な木々が生い茂り、神秘的な雰囲気を醸し出していた。その中でエイリンは、見覚えのある人影を見つけた。
「レオニス!」エイリンが驚きの声を上げた。
レオニスもエイリンに気づき、驚きと喜びの表情で駆け寄った。「エイリン、ここで会うとは思わなかったな!」
「どうしてここに?」カイが尋ねた。
「古代の予言書に記された闇の勢力に対抗するための手がかりを探している。そうそう、君たちに伝えたいことがあったんだ。」レオニスが真剣な表情で言った。
エイリンたちは近くの静かな場所に移動し、レオニスの話を聞くことにした。レオニスは背負っていた荷物から巻物を取り出し、広げて見せた。
「これは…?」エイリンが尋ねた。
「これは古代の地図だ。この地図には、闇を払う力を持つと言われる場所が示されている。私はこの地図を手に入れた。」レオニスが説明した。
「すごい…これが本当なら、大きな手がかりになるわね。」エイリンが感嘆の声を上げた。
「そうだ。お互いの情報を交換して、さらに進めるべき道を見つけよう。」レオニスが提案した。
「お互いに頑張ろう、エイリン。」レオニスが励ました。
「ありがとう、レオニス。」エイリンが感謝の意を示した。
レオニスはエイリンたちに別れを告げ、自分の使命を果たすためにエルダンウッドの奥へと進んでいった。