知り恋
人が何かを知りたいと思うことは罪だろうか?
否!人が沢山のことを知りたいということは当然の事!だか!知りたすぎるというのも少し大変かもしれない.....
第1章【恋を知りたい!】
その日、そうその日、寒すぎて鳥もさえずらないそんな日に、僕は恋に落ちた。
色んなものを知りたいと思ったが今考えると恋を知りたいと思ったのはこの時が初めてだったのかもしれない、いやちゃんと初めてであった。
電車に乗り高いビルを眺めること約15分まぁ、ごく普通の学校が見えてきた。
僕の学校は駅からすぐである。なのでまぁほぼほぼ一定の時間で家を出れば遅刻はしない、現にあとHRの時間まで30分はある。
普通の学生なら駅を出ていつもより早く学校ついたラッキー程度だろう。だが、僕は今日もやらかしてしまった。
「やっぱりここの駅で1番売れている弁当は牛タン弁当なのか、はたまた唐揚げ弁当なのか、知りたい!何としても知らなければ!」
そう、僕は極度の知りたがりである。学校に行くことを忘れてしまうほどに。
それから1時間たち学校へ着いたいつもどうり遅刻だ。いつもこの性格のせいで遅刻をしてしまう。いくら早く家を出ても意味が無いのだ。
早く出れば早く出ただけ知りたいことを知れる。それはいい。だがHRに間に合わないのは正直キツイ。
そう思いつつ僕、成城 颯はいつものように独り言をつぶやく
「また遅刻、これで3ヶ月連続だ、もうここまで来たら自分を祝ってやろうか?」
など本当にくだらない独り言だ聞いてて、は?って思うだろ?
「じゃあ俺が祝ってやるよ、おめでとうw」
そう言って祝ってくれた(?)男は俺の友人の山根 茂である。茂とは正直いつから仲良くなったかすら覚えていないくらい長く一緒にいる。茂は正直に言うクズである。しかし良い奴でもある。こいつは頭の回転が早いのだ。だが!クズである!性格は圧倒的に僕の方がいい!まぁそんなことはどうでも良い!
「祝ってくれてありがとうーやっぱり持つべきものは友達だな〜(棒)お前みたいなやつが友達で本当に良かったよ、おかげで世間の冷たい目ってのを知ることが出来てなぁ!」
「おぉ、それは良かったな!感謝してくれるのはありがたいが、俺は気持ちよりお金の方が嬉しいのだが?どうだろう。」
ほら見ろクズだ、本当に自分のことをほろりにおもってる。
そんなくだらない、まぁ学生らしい話をしているとふと隣の席に目がいった、学校に着くなり急いで準備をしたり先生に呼び出されたりでよく見ていなかったが今、僕の隣には何故か人がいる、昨日まで空席だったのに人がいる。しかもめっちゃ美人である。
そこからはほとんど覚えていないが、多分僕の知りたがり癖が出てしまった。最悪だ僕は家に帰ってひたすら後悔していた。訳ではなく普通にいい感じになってしまった。どうやら僕の知りたがり癖が面白かったらしくあの子の、白雪 初の連絡先をトレジャーハントしてしまっていた....なんだこれ?夢?いや現実?正直今まで自分の知りたがり癖は本当に迷惑でしか無かっただがやっと今この癖に救われた。
「もっと、もっと知りたいな、白雪さんのこと...」
しかし、知らなかったのだ僕の知りたがり癖は恋愛に置いてチートすぎる武器になるということを
続く.....
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!もうサクッと言います!続き書きます!なので是非読んでください!本当にそれだけです!ありがとうございました!!