97話/刻
レン「折れてる??」
リン「ぇぇ、と言うか、ギブス見て分からなかったの?」
レン「折れた事が無かったから、見たこと無い」
リン「はぁ?ま、そうか、村の人もそんな事無かったし、仕方ないか」
レン「ま、魔力切れは肉体が脆くなるからな、むしろ魔力さえあれば、大抵の怪我は修復できるからな」
リン「逆に言えば、修復できる量の魔力すらないのよ?」
レン「はいはい、今日は安静にしますよ〜っと」
リン「で、一つ聞いていい?」
レン「何?」
リン「概念、此処までは合ってたの?」
レン「あぁ、しかし、刻、刻印もあった」
リン「!?はぁ!?刻印と刻!?なんで!?」
レン「知らねぇよ…しかし、波長は乱れてきているのは確かだ。」
リン「そうね、本来、概念と刻とか両方一変に持ってるだけで自爆まっしぐらなのに」
レン「何かしらの事があると」
リン「厄災能力…かな…」
レン「そのぐらいしか無いよな…」
リン「いや…あった…」
レン「何?」
リン「システム。起動してないんでしょ?」
レン「まさか…」
リン「世界の法則、概念が機能しなくなってきている…今は大した事無いけど、そのうち…」
レン「確かにな…」
リン「それなら⬜⬜は…」
レン「あぁ…世界を滅ぼす気だろうな」
リン「でも、それじゃあ本末転倒じゃない?彼らは世界を元に戻す。それがすることでしょう?いちいち壊す必要あるかしら…」
レン「やっぱり、支配者か、」
リン「ヴァルキリー、ね、」
レン「何かが崩れ始めているな…」
リン「そうね」
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レン「っ…!ノイズ…」
リン「え?」
レン「ん?何か無かったか??」
リン「えぇ、何も?」
レン(まさか…)
リン「ま、休みなさい、今日ぐらい」
レン「あぁ、分かった」
リン「じゃあね、」
レン「あぁ」
戸が閉まる
ジン「よぅ、元気そうだな」
レン「そう思える君の目は節穴だよ」
ジン「はは、冗談冗談。それよりも、分かったのか?」
レン「何が?」
ジン「刻についてだよ」
レン「あぁ、あれか。分からん」
ジン「そういうと思ったよ。とりあえず、分かったことがある」
レン「なんだ?」
ジン「刻、その能力はシステムが起動しなくなった場合に、その能力の保持者が世界を操る事ができる」
レン「なっ…!」
ジン「そして、概念を保つ能力である」




