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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL3節〜魔術連盟篇〜
57/258

57話/前夜〜3節終了〜4節に続く

〜魔術連盟試合前日〜

元「…」


ジン「で、どうだったんだ?この一週間で得た物は」


元「悪いが、何も感じ取れなかった…そう思うよ」


ジン「そうだろうな、お前は努力=結果と思っていたからな。今回は無茶し過ぎだ」


元「で?どうなんだ。この状態で、勝てるのか…?」


ジン「到底、難しいだろうな」


元「やっぱりか…」


ジン「まずまず、一回目で勝とうなんて甘いんだよ。と言うか、まぁ、別にお前等の目標は『解読』だろ?安心しな、間違いなく⬜⬜は渡さねぇよ。それを」


元「どういう意味だ?」


ジン「いつも優勝のグレイズ・ヴァルキリーは⬜⬜と繋がってるからな、そいつが得ても結局は⬜⬜に回るだけだ」


元「そうなのか、まぁいいさ。別に勝てる勝てないなど。やるしか無いんだろ?」


ジン「そうだな、」


元「じゃあな、俺は明日に向けて休むよ。」


ジン「あぁ」

リン「で?算段とは?」


レイ「まぁ、特別に教えましょう。今回の狙う所はファンド・ヘル、彼です。」


リン「魔術者ね、随分と大きく出たわね」


レイ「はい、そもそも粒子系と私の化学は相性がいい。私の化学は実際に科学とも繋がっている。そして、彼の粒子も科学と近い。私は科学の分野では間違いなく負けない、知識量が違いますから。彼はあくまで、魔術で見た科学しか知らない。ただ、私の科学は化学を通して見た物」


リン「まさか…」


レイ「私は貴方とは別の価値観がある。何故か?簡単な話だ」

〜〜

レン「はぁ…」


ジン「やっぱり、難しいな」


レン「それは分かってたさ。十分にな。」


ジン「アイツは言えば魔術瞬間会得は凄い。ただ、それだけだ。」


レン「鍛えたら物にはなるのか?」


ジン「時間がいる。そもそも基礎なんてものアイツには無い。根本が腐ってやがる」


レン「そうか…どうしたものか…」


ジン「まぁ、今回は諦めろ。」


レン「なるほど…ならば、俺が勝ってやる。」


ジン「正気か?お前も随分訛ってるじゃねぇか」


レン「そのぐらい、しっかりと調整してるさ」


ジン「ったく、まぁ、いいさ、俺に勝てるとでも?」


レン「お前如きに苦労はしないだろ」


ジン「ッチ…」

ファル「さてと、準備はこのぐらいでいいだろう」


レル「終わったか?」


ファル「あぁ、アンタも今年は魔術者の座を取る予定だろ?」


レル「そうだな、あのヘルからはしっかりと奪い返してやるさ」


ファル「そうか、それは楽しみだ」


レル「さてと…行こうか。次の世代をかけた闘いを」

3節〜魔術連盟篇〜終了


4節〜魔術選別篇〜開幕

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