49話/剣
レン「どんな感じだ?」
ジン「確率は0%、勝算が見つからねぇ」
レン「なんでだ?」
ジン「魔術しか出来てねぇんだよ。あれじゃ優勝などは無理だ」
レン「最低どのぐらい必要だ?」
ジン「半年、いや、一年それぐらい要る」
レン「う〜ん、それは難しいな」
ジン「だろ?どうしたものか…」
レン「それか、あいつ確か剣持ってたような…」
ジン「そうなのか?」
レン「あぁ、質量の魔術で軽くしてな」
ジン「へぇ、どんな剣だ?」
レン「えーと、確か…そうそう、魔力吸収と損傷不可能の加護付きの剣だ」
ジン「は?加護付き?それ作ったやつ魔術加護師か?」
レン「ん?なんだっけそれ…」
ジン「おいおい…まぁいい、魔術加護師ってのはな、持ってる魔術を加護として付与する者の事だ。魔術師のクラスだな。で?その剣は何処で作ったんだ?」
レン「元々いた村だが?」
ジン(はぁ?あり得ねぇよ。魔術師クラスが村とか…何かあるのか…?その村…5大能力に御三家、魔術加護師…どうなってやがる…)
「まぁ、それを見せてくれ」
レン「今は、元の部屋にあると思うぜ」
ジン「ほぅほぅ」
〜
リン「あなた、随分と余裕そうね」
レイ「だって強い相手は居ないしね、レンとも戦ったがそんなに強く無かったし、所詮は堕ちた『狗』ね」
リン「随分と言うじゃない」
レイ「ダークホースと思われる者は全て戦った。情報も得た。今年こそ、魔術者になるわよ」
リン「それはどうかしら?無理じゃない?私も今年は絶対に勝たなければいけない。負ける訳にはいかないのよ」
レイ「それは、私もよ。魔術者になる、そうね。ここ数年で誰も成し遂げれなかったこと、セルを倒す、しかも無名」
リン「へぇ、あのセルをね、何故?」
レイ「知ってるくせに。彼はね
世界を、理解した者なのよ」
〜
エファアルティス「この感じ…懐かしい、そうか、魔心をやつに渡したからか、だから、この肉体とリンクする感じ…」
元「よぉ」
エファアルティス「たかが、数日で此処に来れるようになるとはな…」
元「どうだ…?」
エファアルティス「いいものだな…久しぶりだ…」
元「そうか、で?お前は何か分かったか?この器について」
エファアルティス「分かったさ、しっかりとな。何故、体術が上手くないのか、簡単な話さ、適していない。つまり、魔術を特化して体術が鈍くなったんだよ」
元「う〜ん、不利だな」
エファアルティス「そんなものだ、得たら失う、そんな輪廻がある」
元「厄介な輪廻だな、邪魔すぎるぜ」




