4話/同居人
はい、遂に村見つけた天野元です!
快適過ぎますね…衣食住に職まで…神じゃん、ここ
ただ、どんな所にも欠点があります。それが、この世界の時間です。
地球なら一日二十四時間だけど、この世界は、一日50時間なんですよ…
理由はめっちゃデカイ星らしいんのよねここ。
この前ここの草原歩いてたけど、300キロぐらい歩いてたんだけど、なんとそれでも短い方らしいんだよね…
とりあえずその一日五十時間と言うせいで、睡眠時間は大体20時間何だけど仕事時間が同じく20時間なんだよね…日本の労働基準法なんぞ無視しまくってるんだよ…
あ、ここ日本じゃ無いか
とにかく、後、作業も肉体労働基本なんだよね…主にここら辺は鉱山があるからそれ関係らしいんだよ…
元「マジ死にそう…」
レン「まぁ、それは分かる」
こいつはレン、同居人だ、こいつも俺と同じ様な仕事してるけどまだ、俺の方が最近入ったやつだからあんまり、連続肉体労働では無いけど、こいつは大分の古参だから、そういうのも振り分けられているんだよ…
レン「そういえば、お前がこの前言ってた、別世界から来たっていう話マジかよ」
元「あぁ、マジだ」
レン「え、どんな感じなんだ?」
というふうに結構、もともとの世界を知りたがるんだよ。まぁ、俺も悪い気はしないけど、
リン「やめて、おきなよ、元かって疲れてるんだから」
こいつはリン、こいつもこの村の古参だ。何より村長の妹とかいう。
レン「俺はいいんだ、こいつの苦しみを知ってる。お前は言って小道具とかだろぉ〜、作ってるの」
リン「じゃあ、その小道具で生活してるのは誰ですかぁ〜?」
まぁ、こんなふうにレンとリンは仲が悪いんだよなぁ…
元「ま、まぁ、落ち着いて…」
レン、リン「部外者は黙って!!」
息ピッタリの癖して仲悪いんだか悪くないんだか…
シェル「まぁ、落ち着けって…」
レン、リン「っ…」
元(何でシェルの時は黙るんだよ…)
元「というか、シェル、どうしたんだ?」
シェル「いや、この前、お前にレベルの話したじゃん、あれって大体その者の能力で決めるんだよ。お前も能力の一つ知っていたほうがいいだろ?」
元「そういう事ね、分かった。何時だ?」
シェル「え、今から。」
元「お前に慈悲はねぇのか」
シェルが笑ってごまかす。
はぁ、では、少しだけ行きますか。
そう思って俺は椅子から立った。