39話/赫眼
〜翌日〜
元「おぉ、リン。お前も来てたのか」
リン「久しぶりにね。来ないと、幽霊魔術使だわ」
元「幽霊部員みたいな言い回しだな」
ジン「おぉ…集まったか」
その日のジンの顔は何故か、いつもより青ざめていた
リン「どうしたの?具合悪そうね」
ジン「ん?あぁ、疲れてるからかもな」
元「………」
ジン「まぁ、とりあえず、元はいつも通り、リンは魔術調整という事で…すまないが、今日は帰らせてくれ」
元「マジで体調不良か?」
ジン「そうかもしれねぇな、まぁ、あとは頼んだ」
そう言って、ジンは外に出た
〜数時間前〜
セン「おぉ」
ジン「ん?あぁ、お前か。元のとこに行ってたのか」
セン「そうだな。ついに、確定したよ」
ジン「三狂魔術か?」
セン「それもそうだが、あいつ、5大厄災すべて持っている。厄災上位クラスの赫眼も開花している」
ジン「な…んでだ?どんな経緯で?」
セン「かんたんな話。以前、あいつらが行ってた村の『ヴァルキリー』にすでに植え付けられている可能性がある」
ジン「まさか…容量足りねぇだろ」
セン「開花する分には魔力はいらない。ただ、自覚して、本当にその厄災について理解したのなら、そいつは自爆する。魔力量が足りないからな」
ジン「そうか…で、赫眼は?」
セン「そもそも、赫眼ってのは、5大厄災、そしてだな、この世界の厄災神つまり、実力者『ヴァルキリー』に認められたら得れる」
ジン「なんであいつが…?」
セン「バックアップだろうな。で、赫眼の効果は『魂』の魔術を使える」
ジン「はぁ!?危険過ぎるだろ!?扱えなかったら終わりじゃねぇか!!」
セン「そうだな。だが、まだ本人はあまり気付いてない。だから、まだマシだ」
ジン「ただ、それって気付いたら終わりだろ?」
セン「あぁ、だから絶対に言うなよ。言えば、確定でシステムクラスの力をあいつが使えるんだ。分かったな」
ジン「勿論だ」
セン「後、他の奴にも言うなよ?分かったな」
ジン「あぁ、で、赫眼の詳細について教えてくれ」
セン「赫眼とは、システム管理者が自己防衛の為に作った、物だ。それがだな、今では、取り方を知られて、誰でも、手に入れれる環境が出来てしまったんだよ。そしてだな、これは、魔術『魂』つまり、俺らの存在を自在に操れる魔術って事だ」
ジン「そんなものが、出回っているのか…」
セン「そうだな…」
ジン「まぁ、気を付ける。」
セン「そうだな…で?さっきから何しに来てるんだよ。???」
???「バレてたか」
セン「あぁ、分かるさ」
???「まぁ、口外しはしないさ。聞いていただけさ」
ジン「こいつ…」
???「では!」
そう言って、奴は外に出た…




