180話/壊Ⅱ
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ーーー「とりあえず、落ち着いたか。」
リン「ま、時間無いから話すけど。作戦としては、」
ーーー「大まかな流れは、相手に傷を与える。惑星級のエネルギーには対惑星級のコピーのエネルギーを。最終的に致命傷までは行かなくても、貫通くらい行けばそこで前世界に送り込む。」
??「まずは、相手に傷を与える。それからだな」
元「与えれそうなのは…」
ーーー「元の剣ぐらいか」
元「え…これ?」
剣を錬成する
??「加護的には、多いな。一流の鍛冶でも無理だな。このレベルの剣を作ろうと思えば…全く、チート使いかよ。製作者」
元「そんなにヤバいのか?」
ーーー「加護でも、こりゃあ凄いな。『対神、星、聖損傷』『対惑星守護』『星内錬成』だな」
リン「まぁ、うん。アイツならやりかねない…」
(適応加護とかさぁ…付けてるし…アイツ…。まぁ空想概念の正当な後継者なら、出来るか…)
??「今回の作戦にピッタリだな。まさか、作った奴は未来でも見えてるのか…」
元「とりあえず、凄いと…」
ーーー「先手は決まったな。次はコピーだが…」
??「俺が行こうか、」
元「なら、バックアップは、とっておくよ」
??「助かる」
ーーー「そして、問題は次の貫通させるのは誰か」
リン「5大能力は戻せる?」
ーーー「出来るが…」
リン「なら、大丈夫。一発ズバッと撃ち抜いてみせましょう」
元「出来るのか?」
リン「その出来るのかは犠牲にならないか?そういう意味?」
元「…………」
リン「図星か。っていうか、犠牲にならないから。こっちもこっちでやる事がある。これで果てはしないよ」
ーーー「ったく…すぐ犠牲を考える癖。やめとけよ。自己犠牲はいい癖に。主人公にでもなる気か?お前」
元「ナイナイ。とりあえず、これで行けるのか?」
ーーー「行けるとも。ミスはないからな」
リン「とりあえず、前世界は元がするのか?」
元「もちろん。これは俺にしか出来ねぇからな」
??「変な自己犠牲張るなよ」
リン(火に油を注ぎやがった…コイツ…)
元「自己犠牲張った身で…よく言えたことよ」
??「ああ?あれは、Fakerで…ってか何も言えねぇだろ!」
ーーー「うわァ…これは不利だな。まぁ、揉めずに、さっさと終わらしますか」