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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅦの刻ー
170/258

170話/理想Ⅱ

元「お前にとっての、理想と神自身の理想は全くの別物。人間より世界を優先した」


神「そうだな。しかしそれは、人間に踏ん切りを付けたからだ。先のない、価値の無い」


元「価値か。でも、それは本当にお前が望んでいるものか?」


神「価値を見出すのがか?」


元「そうだな。どうも俺から見たら、価値を見出すのではなく。それすらを辞めたように見える」


神「根拠は?」


元「お前は、この世界全てを見ていない。あくまで一部分。悪い部分のみ見ている」


神「その理由は」

ーーーーーーーーーーーーー

はじめから分かっている事だった



それは、星を支配する為に星の内側を支配しようとする者


人間の外側を支配するとは、異なるもの


まぁ、魔術世界だけだがな


ーーーーーーーーーーーーー

それでも、あの神は、内側すら支配しようとしなかった。


だから、この時が来るまで、こちら側に来なかった


その理由は

ーーーーーーーーーーーーー

『今まで自分が積み重ねてきた世界を見捨てたくなかったから』


前世界の滅びは当たり前


その道の歩み方は数千年前から分かりきっていた


だから、前世界に、この惑星に神はいなかった


居なくなった

ーーーーーーーーーーーーー

でも奴はいた


人間になっても


どんなカタチになっても


その星に残っていたいと思った


この世界を作ったときもそうだ


星を捨てるでも、根本からでも変えるでもなく


もし続いて、平和で、理想で良い世界ができたのなら


そんな理想が生み出した物


でもそれは選ばなければならなかった


『続けていく人か』


『続いていく世界か』


彼にとっては、どっちも捨てたくは無かった


捨てたくは無かった

ーーーーーーーーーーーーー

でもそれは叶わない


どちら共の共存が出来るのなら


前世界は救われたはずだ


でも、救えない


だから、世界を優先し


その後自分が、全く同じ人類


新しい人類を作ろうとした


しかし


それは人の道から外れる行為だ


だって、


その人の代人は


『神』


で、あって


概念を捨てさせる必要があった

ーーーーーーーーーーーーー

だから、その場として魔術世界を使う


この世界は、実際に残ってはならない世界


存続は難しくなってしまうと分かる世界


だって、


厄災は滅びる為にある

ーーーーーーーーーーーーー

だから、先有りの科学世界


そして、新『神域世界』


を作ろうとした

ーーーーーーーーーーーーー

元「でもそれは…」


【空想】だった


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