表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅦの刻ー
168/258

168話/滅Ⅱ

テオス「贋作?」


元「あぁ!お前らが、この世界に継続出来なかったのは、所詮その程度だからだろ!」


??(こいつ…沸点触れんなよ…)


テオス「ほぅ?では見せてやろう。お前たちが作り上げた終焉を」

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

地獄


いつか見た地獄


終焉を作り上げる地獄


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

生きるのも憎い


存在が憎い


全てに置いて、憎い

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

終焉を作り上げようとして、その先には希望は無いと知りながら


ひたすら、ひたすら


積み上げてきたもので


終わりの道を作るこの生命体が


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何よりも、救うべき対象である

ーーーーーーーーーーーーー

何よりも滅ぼすべき対象である


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

存在を許すな、それだけで構築された物


ーーーーーーーーーーーーー

神「お前たちの末路がこれだ。周りを消費する事で自身を延命させるがその土台は崩れ落ちている。何の意味も無い。それでも貴様らは!何が出来るというのだ!」


人間「これが…末路と…」


神「そうだ。お前たちが作る世界。それの過程はどう在れ、結果は同じく破滅だ!そんな物が世界最強種だと?ふざけるな!何が出来る?無能のくせに」

ーーーーーーーーーーーーー

正解だった


人間には希望が無かった


周りに罪を押し付けて作り上げ


邪魔になり、恩恵を奪い追放し


その末に、全てにおいての頂点を得ようとする、


救う価値なんて無かった


滅んで正解だった


ーーーーーーーーーーーーー


逃げても構わなかった。


ーーーーーーーーーーーーー

神「お前が、その存在が憎い。何も積み重ねず、その者が全てを切り崩す」


人間(分かっている)

ーーーーーーーーーーーーー

要は、全てを消費して生きる道を選んだニンゲンに価値は無かった


だから、その積み上げの土台を作ったものは怒る


その怒りは正しい


反論の余地すらない

ーーーーーーーーーーーーー


人間「でも…」


神「無理だな。人間が未来を作るだと?数万年生きた結果がそれだ。いつか。いつかは。未来は明るいと」


人間「お前たちには…」


神「存在しない筈のお前がここにいる時点で、世界はこの星を秩序を放棄した」


人間「叶わないと分かっている」


神「ほぅ?」


人間「でも…」

ーーーーーーーーーーーーー

神「無駄だ。意味の無かった事だ」


人間「それで…放棄するわけにはいかない」


神「その道が間違いでも」


人間「やることは変わらない。」


神「理由は?」


人間「無いさ。そんな物。理由意味だけを求めて進むのは間違いだ」


神「根拠は?」


人間「さぁな。忘れたさ。そんな物。とっくの昔に…」


神「なら何故此処にいる」


人間「コイツが果たすべきだった事を、果たす為に…此処に居るんだ。それが間違いでも。コイツが元に戻って、生きれるように」


神「人間では無かったと」


ーーーーーーーー「残滓だからな。少々足掻かせてもらった。生かしてもらった立場だからな」

ーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ