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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅥの刻ー
162/258

162話/詳細

??「そうだな。だから、今回の神は、顕現しにくいが、出来ない訳ではない。以前の偽物とは違ってな」


元「よく分からないが。とりあえず、まずは厄災探しか」


??「そうだな」


元「そういや、エファアルティスについての、情報を」


??「一回聞いたんじゃないか?」


元「詳細を」


??「詳細…ね、なるほど。分かった。基本的には、エファアルティスは肉体を材料として、世界を構築する」


元「厄災って言われる理由は?」


??「単純に、その在り方より、それがした事だな…」


元「世界収容とかは聞いたが」


??「基本的には、それが大きく言われるようになった原因だが…。まぁ、実際にはその前にも言われてたのは言われてたんだよ」


元「なんだ?」


??「まぁ、その気になれば星を、制圧出来るというレベルの力が…全盛期には」


元「はァ…!?アイツが?無理だろ」


??「うん、今では絶対に、不可能。でもその力は普通に星生成クラスに達してたからな。それを星破壊クラスに変換したら…」


元「まさしく災害の化身じゃん…」


??「そのとおり、それを恐れた人は、ソイツに大厄災の名を付けることで、害悪認定。つまり害悪を滅ぼすためだけの、機構。世界の均衡を保つ為の武器。厄災能力保持者のⅢつ目のバグを使って、ソイツを抑え込んだ」


元「それだけで、抑え込めたのか?」


??「あぁ。バグは本来、世界に存在してはならないもの。それが故に、世界にとってどれほど、強い者でもその差を埋める、というかそれよりも有利になってしまう。それがバグの本質の一欠片」 


元「世界のルールは通用しないと」


??「通用しないより、その抜け道を探すのが上手いという感じかな。世界の法則そのものを崩してはいないんだよ。グレーゾーンぐらいな感じかな」


元「ヘェー」

 (グレーゾーンは危ねぇだろ…)


??「それで、まぁエファアルティスは封じ込めたと」


元「何かしたのか?エファアルティスは」


??「いや、何も。そこに居るだけで恐ろしい、害悪なんて感情だけで封印されただけだよ?」


元「は?」


??「真っ当な理由があるとでも思ったか?そんな訳無いじゃん。邪魔だから消すんだ。そして、少し力が戻ってきた時に世界を収容する空間。それを作った」


元「全ては」


??「危険と判断した人間が勝手に封じ込め、収容されるだけの話だ」

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