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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅤの刻ー
156/258

156話/信用

リン「それか、箱みたいな感じかな?」


ーーー「まぁ、それが一番近いんじゃない?牢屋的な」


リン「まぁ、問題は出れるかどうか…」


ーーー「出れなさそうだけどなぁ。此処」


リン「まるで、エファアルティスの空間みたいね」


??「まぁ、実際それを模写したものだからな。同じだな」


リン「誰?」


ーーー「あー、お前か。Ⅳの座の」


??「そうそう。コピーのな」


リン「村襲撃の!?お前が!?」


ーーー「あー、うん、まぁ。落ち着いて落ち着いて。相手の姿もわからないのに。」


リン「コイツは…」


??「いや、まぁ…死ぬほど恨まれるのは理解済みだ。ただ、あれは私欲ではない。それだけは分かっててくれ」


リン「関係ないわ。一度受けた仕事をやったお前を復讐するのは、問題無いでしょう?」


??「ごめん。問題あるわ」


ーーー「………仕事と言う事か?」


??「そうだな。だから、今は殺さないでくれ。まぁ、どうせこの仕事が終わり次第、死ぬから。気にするな」


ーーー「お前は…」


??「これで終わりだ。あの姿は使わないと思うが…」


リン「いや、殺す。せめて半殺し、いや、もう少し、殴り倒す」


??「すまないが、俺に耐久力は無いので」


リン「え?」


??「………まぁ、待ってようぜ。しばらくな」

ーーーーーーーーーーーーー

??「馬鹿なやつだ」


元「こっちの方が罪悪感無いんで」


??「悪いが俺にはあるんだよ」


元「え?」


??「とりあえず、はァ……アホかな…コイツは…」


元「はァ!?何がアホだ。お前よりマシだ」


??「まぁ、とりあえず。コイツらは、一掃できたな」


元「じゃあ、何処に行くんだ?」


??「まず、大厄災の死骸の回収だな。その後に、魔石の封印。そしてあいつらの救出に、ついでに神も滅ぼして、概念均衡は、俺がなんとかする」


元「うわァ…」


??「面倒くさそうだな」


元「当たり前だろ…この量を」


??「一日で!」


元「お前、スパルタだろ」


??「そんなこと無い無い。じゃあ行くぞ。さっさと、終わらして、俺もやる事があるからよ」


元「はいはい、分かりましたよ~っと」


??「そういや…」


元「ん?」


??「恨んでるのか?俺の事は」


元「まぁ、それなりにはな。確かに、お前がどれほどの善行をしようが、俺は欠片も許す気はない」


??「まぁ、そうだな」


元「しかし、信用はしておく。信用も無く、恨み続けるなんて、空気感最悪だからな」


??「はぁ…そういうやつか。お前は」

ーーーーーーーーーーーーー

Ⅴの刻終


Ⅵの刻開幕

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