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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅣの刻ー
143/258

143話/開始Ⅰ

ーーーーーーーーーーーーー

ーーー「誰も来ねぇ…え、何これ。この中で一人?え、見捨てられた?忘れてるんじゃないのか?これ?」


カルキュア「大丈夫、覚えてる」


ーーー「………」

   (誰だ、こいつ…いや、誰って聞くのも失礼だよな、かと言って、誰かも分からないような人を、頼るのは…う〜ん)


カルキュア「マジか、こいつ。鳥頭じゃねぇのか…?」


ーーー「え…っと……誰?」


カルキュア「カルキュア。わかるか?」


ーーー「あーあれか。あの人か。」


カルキュア「こいつ……」


ーーー「で、どうしたんだ?」


カルキュア「彼処にいるのは、神か?」


ーーー「そうだ……な」


カルキュア「あれ、確立してねぇか?」


ーーー「ん?え?は?…えーーっと……え?なんて?」


カルキュア「存在確立してるな。あれ」


ーーー「はぁ!?ふざけるなよ!!なんでだ!?」


カルキュア「厄災。大厄災」


ーーー「あ…」


カルキュア「放っておきすぎたな」


ーーー「まぁ……うん……何とかなるだろ…。ではなさそうだな」


カルキュア「あれを消しても、無意味だな。しかし、神聖は弱めれる。やる価値はあるな」


ーーー「問題はどう潰すかだな……」


カルキュア「大厄災だな。神はこの世界を侵食しているが、その権限はエファアルティスにある。あいつは、世界を塗り替えるしか出来ない。だから」


ーーー「エファアルティスを消すか」


カルキュア「しか無いだろうな」


ーーー「でも…それは…」


カルキュア「慈悲か?今は要らないだろ。それは、偽善だ。世界を選ぶか。一個人を選ぶかだ」


ーーー「っ……」

   (優先順位を考えたらな…あぁ…これは…良いのか…この選択で…)


カルキュア「構わないか?」


ーーー「あぁ…。出来るのか?」


カルキュア「この世界で概念崩落を始める。全ては崩れ落ちるだろう、やるぞ?」


ーーー「……頼む」


カルキュア「分かった」

     (………………)

その一瞬

殺意を感じた

敵意を感じた

絶対にこの世に居てはならないと、思うほどの

強烈な殺意を

カルキュア「…!?」


ーーー「あ……あれは……」


カルキュア「作動してないぞ!?何故…」


セフ「分からないか、私は、確立した。この世界の歯車になり、生命体として生きる。よって」


ーーー「まさか……」


セフ「この世界は…邪魔だ。消えてもらう」

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