表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅣの刻ー
142/258

142話/侵入Ⅱ

エファアルティス「今までは見た目繕って、誤魔化したが、そうはいかねぇ…。魔石か…、このまま俺が消えれば、この世界は外部と接触し、神が外に出るかもしれない。かと言って…どうするか……」


??「治らねぇのか?」


エファアルティス「無理だな。そもそも、崩れ落ちたところも、砂の様に消えたよ。こりゃ…マズイな。死ぬのは分かってたが、最悪の死に様だ。これは」


??「っち……。とりあえず、手袋。渡しとくよ」


エファアルティス「あぁ…助かる。」

        (どうするか…このままだと、世界消失まで数時間って所か)


??「止める方法は?」


エファアルティス「魔石の……破壊だな…」


??「分かった」


エファアルティス「やるのか…止めとけ。無理だ」


??「なら…どうするんだ。そのままは流石にマズイ。世界の危機の前に、お前が。」


エファアルティス「心配か?」


??「目の前で粉々に砕け散っていったら、後味悪すぎるだろ」


エファアルティス「正論…」


??「その手袋は、外部との魔術関係を阻害できる。一時的だがな」


エファアルティス「そうか…」

        (肉体がこれしかない以上…どうするか)

ーーーーーーーーーーーーー

時は遡り

ーーーーーーーーーーーーー

元「………」


エファアルティス「全く…何時まで寝てるのか…死んでは…無いけどな、こりゃ心配ってものだ。」


元「………」


エファアルティス「そういや…何か、不穏な感じが………って…」

その次の瞬間

空に空洞が開き

地面が一部凝縮される

そして、高密度の物質

大厄災が誕生した

そして、魔力の概念により摘出された

0の大厄災の構造が埋め込まれる

そして、大厄災の断片となる

空の空洞は消えたが

地中の奥底には、一つの素粒子さえ、存在を許さない、疑似概念ブラックホールが造られた

ーーーーーーーーーーーーー

エファアルティス「大厄災……あの空洞は…」


元「…ッ……」


エファアルティス「やはり…か…、ならば……擬似肉体生成。ベースは…今だけ借りるぜ、元」


元「……ここ………は………」


エファアルティス「痛っ……これは……」

        (存在程度の肉体か。まぁいいだろう)


元「あ……」

意識を閉じる


エファアルティス「っ…!何寝ようとしてんだ!!ったく…起きやがれ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

エファアルティス「空洞……侵入か……厄災か……っち…どうもこうも、最悪な結果だなあ!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ