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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅣの刻ー
140/258

140話/根絶

元「肝心なのが、大厄災が『何時』『誰に』大厄災として認められたかだ」


メルト「そっか、生成年月は全て違うものね」


元「最初に神が持ち込んだ、大厄災は一つだけだったんだ。そう、今回の為の大厄災。『0』【無に返す大厄災】だ」


メルト「そして…」


リン「神は世界を無にする事で、もう一度創り直す。これが目的だったって事?」


元「だから、大厄災をばら撒いて、人間を根絶させようとしたのでは」


メルト「そうかなー」


元「まぁ、それがあの概念崩落では?」


メルト「なら、何故あれは欠片なのか」


元「経年劣化?」


メルト「ナイナイ。そんなの」


元「なら何故だろ、」


リン「逃げないの?」


元、メルト「あ」


リン「馬鹿じゃないの?」

ーーーーーーーーーーーーー

エファアルティス「はァ…疲れるなぁ…これ…」


??「軽く、3日歩きっぱなしの気がする…」


エファアルティス「まぁ、睡眠も食事も魔術でどうにかなるからなぁ…。」


??「そういや、ーーー。か、探してるの」


エファアルティス「見つからないんだよなぁ」


??「本当に、何も無いな」


エファアルティス「元々、生命体を収容するだけの世界に外観とか要らないってことで、殺風景極まりない世界が、出来たとさ」


??「知らんよ、そんな事」


エファアルティス「まぁな…」


??「でも、本当なのか?」


エファアルティス「何が?この仮想世界の創世記?」


??「それはどうでもいいけど。この世界を閉じたら、お前は消えるって」


エファアルティス「………。違うと言えば、嘘になるな。その通りだ」


??「なら…」


エファアルティス「そもそも、俺もあいつも、所詮は神の小道具程度で、有っても無くても、変わらない歯車なんだよ」


??「……それは、良いのか」


エファアルティス「あぁ、お前はこの件が終わっても、戻らないんだろ?」


??「せめての償いだ。あいつには、悪いことしてしまったからな」


エファアルティス「慈悲はあるんだ」


??「失礼だな。まぁ、あいつが1番信用できた者が、そうじゃなくなった時までな」


エファアルティス「ま、頼むよ。」


??「全く、死ぬかもしれない程度で何を言う。確定してる身より良いだろ」


エファアルティス「……はっ…!その通りだな。全く、笑えない奴だ」

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