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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅣの刻ー
139/258

139話/蘇生Ⅱ

ーーーーーーーーーーーーー

元「完治するまでに掛かる時間は?」


リン「あと一日ぐらいじゃない?」


メルト「まぁ、しばらく休んでおきなさい」


元「あぁ、助かる」


メルト「でも困ったものね。他の人の魔力反応が消えかかっている」


リン「外部との切断?」


メルト「いや、本当に消えている。」


元「この世界では確認できないと」


メルト「そうなるね」


リン「とりあえず、状況を」


メルト「まずは、レンね。死んだにしては、おかしい消え方だから、何か外部的要因があったわね」


リン「次」


メルト「エファ…アルティスは、消息不明。まず魔力が定まってないからね」


リン「次」


メルト「今分かるのは、この位よ」


元「一つ聞いていいか?」


メルト「何?」


元「何故、助けたんだ?」


メルト「そりゃあ、必要だったからでしょう。ま、そのまま放ってはおけない状態でもあったしね」


元「なるほど、」


リン「…ちょっと待って」


元「なんだ?」


リン「この空間…消えかけている?」


元「いや…そうか?」


メルト「そうね、そこまで変動して無いわよ?」


リン「違う。ここの存在が、観測されなくなっていない?」


メルト「!?」


リン「この穴だけじゃない。此処の仮想空間に神が生じたから、切断されかけている」


メルト「え…?」


リン「まさかとは、思うけど…」


元「逃げ出す術は…?」


メルト「無いね…本来、目的が終わるまで、この世界は続く」


元「厄介すぎないか?それ」


メルト「まぁ、大厄災な訳だし」


リン「いや…それならマシだけど。スピードが異常じゃ無い。このままだと、此処は、後一分近くも持たないでしょう」


元「…厄災…か」


メルト「え?」


元「元々の、魔術崩落も、厄災。いや大厄災、魔石だろ?」


メルト「……分かった。正式名称、大厄災の位置に達して、0という原初の数に戻る厄災。その名も【Abyssal stone】奈落の石。全てを、無に返すと言う、大厄災。世界を作り上げる、エファアルティスとは違う、物」


元「!!」

ーーーーーーーーーーーーー

大厄災0の席




原初に戻す

ーーーーーーーーーーーーー

元「なるほど…だからか…」


メルト「え?」


元「大厄災が発生した理由。それは、厄災能力による世界の負担を0に戻すための作業だったって訳だ」



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