137話/断章Ⅰ
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⬛⬛神「全く…今になって呼ぶとは…。正直復讐したいって思ってる奴、少ないのになぁ…頭が悪いのか。狙ってるのか」
消えれるなら消えておきたかった
またこの世界で、人間を見ると思うと吐き気がする
自己愛のみ。
綺麗事のみ。
蓋を開ければ、中は黒い
こんなのを救う必要なんてあるのか?
嘘として捉えたいものも、全て本音が分かる
あーあ
何がしたいんだろうねー、人間は
厄災だの神災だの
全ては人間だろ、仕組んだのは
嫌だなぁ
あの様な物を、また見ないといけないのか
だから
『滅ぼそうとした理由が分からないんだよなぁ』
貴族の様な神?
偽りだ、
返り咲きたい?
違うね
目の前にゴミがあれば、捨てるだろう?
人間なんて、一級品のゴミさ
綺麗事で片付ける人間ほど、醜いものはない
見るに耐えない、
お前たちは
今生きているものが正しいと思っているだろう
なら、証明してやろう
所詮は、『自己愛に満ちたモノだってな』
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元「夢の様な、世界だなぁ…」
転生
いや、輪廻転生?
詳しいのは分からないが
転生して、喜ぶ奴なんて居るのか?
それに、こんな戦いに満ちた世界に、
生まれたいと思うか?普通
夢の様な世界か…
笑わせるな、
悪夢だな
こんなの
俺は望んではいない
結末は変わらないだろう
厄災
俺は、この為だけに、此処に呼ばれた
貧乏くじ引いたやつなんだって
結局は
能力ゲットー、で喜ぶのは
自分は特別なんだ!
と思われたい人間がやることだ
誰が望むか
こんな結末
壮大な冒険譚?
そんなの、傍観者のみの楽しみだ!
俺達にメリットは有るのか。
人間は幸せになればなるほど、それが、平凡に感じる
全く、
つくづく鬱陶しい。
見るだけで吐き気がする
だから
嫌いなんだよ
俺は
この見えた結末がな!
変えようのない
助かる者はいない
分かるか?
こんな事で、いちいち、自分を操られなきゃいけない。
見るに耐えない
所詮は、その傍観者が望むように描いた
空想だ
楽しめれば良いや
そんな気持ちで、生かされてるのが嫌だ
あぁ…この記憶は…
何処にも行くことの出来ないのだから
全く、面倒なのはすぐ、封じ込める
正義感何て、有るか
偽善?綺麗事だぁ?
それは偽善すらまともに出来ねぇ奴にどんだけ、ダメージを与えるか
このふざけきった世界
救う必要なんて無いだろ
やるべきことがあるんだよ
俺には
なら、
何故、俺はここに…?
この世界に俺が望む目的は…
何の為に…
⬛⬛⬛に言った
あの事は
あぁ…
消えていく……
この、行き場の無い記憶は…
何処まで行っても…
救われないのか…
断章を時々入れていく予定です
本編に数回しかいれる予定が無いのですけど…
次回は、Ⅳの刻から始めます!!