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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅢの刻ー
133/258

133話/魔術Ⅶ

エファアルティス「そして、⬛⬛⬛⬛⬛⬛は、⬛⬛⬛⬛⬛⬛で神という概念を消し去った」


??「そうか…」


エファアルティス「これで、神が完全に消えたのは、確定事実となった」


??「神を消すは、他の星の『内神も消す』だろ?」


エファアルティス「その通り。この天体は二度と、神を観測できなくなった。その代償に、この星自体も観測出来なくなったけどな」


??「なんでだ?」


エファアルティス「神が肩代わりしていた、『厄災』の質量…まぁ、星には容量がある。星の大きさでは無く、その星にどれほどの意味があるのか、と言うね」


??「価値が無くなったと」


エファアルティス「その通り。神の消えたこの世、何処に行こうが『果て』が出来た」


??「ん?」


エファアルティス「まぁ、簡単に言えば、魔術世界では『宇宙は無限の質量を内包した一つの概念』である。しかし、それは、『神と厄災と生命体』のバランスで保たれていた。要は、神は世界を広げ、厄災は世界を重くする。生命体はそれに、意味を刻む者」


??「厄災のバランスが崩れて、世界は壊れかけていると」


エファアルティス「しかし、この事は、他の惑星には関係ない話だ」


??「なんでだ?」


エファアルティス「厄災はこの星にしか集まってないのだから」


??「なるほど、そうなれば、自然消滅しないのか?この星は」


エファアルティス「その可能性は、大いにあったが、それをも封じ込める者がいた」


??「誰だ?」


エファアルティス「分かるだろ…人間、いちいち選んで、神にして消し去る。そんな実力がある者」


??「⬛⬛⬛⬛⬛⬛か…」


エファアルティス「そうだな、まぁ、どうせ俺の旅は此処で終焉。なら、1つ言っておこう。彼こそが、この世界、最大の『敵』だ」

ーーーーーーーーーーーーー

カルキュア「ったく…奴も、所詮は『王』の同類って事か」


レン「っ…」


カルキュア「まだ生きてたか、そろそろ、記憶消してもらわなきゃ困るんだよ。この後、もう一人仕事があるからな」


レン「自己修復は出来るさ……」


カルキュア「………面倒くさいやつだなぁ」


レン「お前は…何しに来た…」


カルキュア「記憶を消しにな。お前の場合」


レン「死ねと?」


カルキュア「その通り。物分りが良くて助かる。そのままくたばってて欲しいところだがな」


レン「何が、目的だ」


カルキュア「俺は、私利私欲で働いてる訳ではない。全てを見据えた上で、殺っているってだけだ」


レン「その上で、何をする」


カルキュア「将来、世界にとっての脅威に成りかねない物を摘みに来ただけだ」

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