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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅢの刻ー
131/258

131話/魔術Ⅴ

エファアルティス「それで、ようやく、神と言う空想の概念が、本物の存在として成り立った」


??「なら何故、消したりなんかしたんだ?」


エファアルティス「想像と違ったからさ。本来、神は恩恵を与えてくれる物だと思った。しかし神は『そんな奴に渡す恩恵など有る訳がなかろう』などと言い、人を問題視し始めた」


??「なるほど、」


エファアルティス「そして、その同時期。厄災がこの世界に『確定で存在するもの』と認知されたため、世界のあらゆる場所に厄災が存在した…のでは無い、」


??「どう言う事だ?」


エファアルティス「この世界の厄災は全て、この星に向いた」


??「は?」


エファアルティス「おかしいと思わなかったのか?何故、此処まで不運な星なのかを。大厄災に5大厄災。魔術の祖である⬛⬛⬛まで居る。こりゃあ、裏しかないさ」


??「人に利用されるのを嫌った神がした…ってことか…」


エファアルティス「その通り。魔術や能力はどれほど応用を効かしても、いつかは解読する。それが人間。ならば、厄災と言う未知を放り投げればいい」


??「それで、絶滅すると」


エファアルティス「いや、違う。目的は『人間の地位を落とす事』その為に、瀕死になってもらう必要があったのさ。しかし厄災もそんな簡単には協力はしない。だから、神は一つ、条件をつけて、協力した。『お前たちは用事が終わったら帰れ』っていうね」


??「用事?」


エファアルティス「それは放っておいて。まぁ、これで人間は絶滅危惧種クラスになった」


??「全滅は神聖の消滅になるからしないと」


エファアルティス「そうだ。そこで、神は『世界になろうとする』」


??「まさかの」


エファアルティス「これには、厄災もガチ切れ、神を滅ぼそうとした」


??「それが3度の大戦と。でいい加減3つ目を」


エファアルティス「まぁ、待て待て。で、神は『厄災』を邪魔な物と見なした」


??「自分で造ってそれはねぇな…」


エファアルティス「これだけならいいんだが…コイツラは懲りない事に『神同士で大戦を起こした』誰が一番か、って決めるためにな」


??「頭悪いんじゃない?」


エファアルティス「しかし、これは魔術世界だからあり得たことなんだ」


??「何でだ?」


エファアルティス「人間が『頂点』の世界だからな」

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