表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅢの刻ー
128/258

128話/魔術Ⅱ

??「魔術…史実とは違うな」


エファアルティス「そりゃそうだ。厄災は神にも人にも恨まれている存在。言えば消せる存在である。しかし、魔術は神が消したいものであって、人は違う。よって、神と人は決裂を起こした」


??「それが、神滅亡と言われた、三度の大戦か?」


エファアルティス「そうだな、一度目の大戦は、『神位決裂戦』。神が、神としての威厳『神聖』が無くなった大戦だな」


??「状況はどんな感じなんだ?」


エファアルティス「圧倒的に人間の優勢。神は人を決して甘く見ていた訳ではないの。むしろ『滅亡、虐殺』を考えて戦っていた。しかし」


??「負けたのか」


エファアルティス「そうだな、敗因は、人が、神を神として見なくなったからだ。神聖、これは、『神が、神としての地位。神位』科学世界では、意味が違う様な気もするが、神は神位を失う事で、最強では無くなった」


??「なるほど、で、2つ目は?」


エファアルティス「二度目の大戦『魔術概念決裂』これは、人側の大敗だ」


??「そうなのか?」


エファアルティス「あぁ、これにより。他の惑星は『この星の生命を人間と観測出来なくなった』とまで言われた」


??「どう言う事だ?」


エファアルティス「要は、『人間は世界の概念から消されたが、意味だけ残り、存在し続ける』」


??「概念が消えたら、存在の意味も消えるのでは?」


エファアルティス「それは、この世界で唯一、『自発的に魔術を見つけ出した。』要は魔術の素の一つの要素であった」


??「だから、人間は歯車のピースだから、消えなかった。いや、見えなくなってしまっただけと」


エファアルティス「その通り。この闘いで、既に全ての人間は。魔術世界の人間は一人残らず、『観測されないものとなった』」


??「だから、存続し続けてるのか。魔術があるから」


エファアルティス「そうだな。しかし、観測されないのは、他の生命体であって、外神とは話が別だ」


??「それは、後ほど」


エファアルティス「まぁ、しかしこの時点で人類には希望も欠片も無かった。何故なら、意味でしか、なり立てない者だからな」


??「それを覆す大戦があると」


エファアルティス「そうだ、三度目の大戦。世界の終焉を見かけてしまうような闘い。その名は『世界全神滅亡戦線』神がこの世から消え、厄災が取り纏い、人間が世界を支配した世界。科学世界では成し遂げれない物。しかし、科学世界とは別に、人間が人間として、ある物を失った闘い。それがこれだ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ