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12SOUL 終結  作者: ENJOY勢
1SOUL5節〜魔術崩壊篇〜ーⅡの刻ー
124/258

124話/神の呪Ⅰ

ーーーーーーーーーーーーー

リン「なるほどね、エファアルティスの作った概念世界という事ね」


元「簡単に言ったらな。で、バグについてだが」


リン「それは、黙っておいて。あんまり探られたい事情でも無いからね」


元「え、あぁ、」


リン「とりあえず、探さなきゃね」


元「あぁ」

ーーーーーーーーーーーーー

??「え?」


エファアルティス「確か…あの後…」


??「まぁ、色々あってな」


エファアルティス「そういやジンは?」


??「あぁ、それか」

ーーーーーーーーーーーーー

エファアルティス「なるほど、やはり魔力は改変されているな」


??「それだけならな」


エファアルティス「何か分かったのか?」


??「一つ死因を探ったんだよ。何が出てきたと思う?」


エファアルティス「なんだ?」


??「『神の呪』。この世界線の引き金となった時に完全に消え去ったと思われた物。」


エファアルティス「なっ…!それは…」


??「神が復活出来て即座にこんな事が出来るはずがない。だから、これには『裏で操作した者』が居るだろうな」


エファアルティス「王か?」


??「では無さそうだ。ただ、心当たりはある。我々に反抗的で、この世界、全てを知っている者」


エファアルティス「奴か…」


??「しかし、心当たりがある奴が、一人では無いのが厄介だ」


エファアルティス「!?」


??「流石は、我々を少し時間を掛けさせたものだからな」


エファアルティス「まさかの…ヴァルキリー、いやヴァルキリア…生と死を司る、科学北欧神話の神か」


??「その生と死が何処までか、が厄介でよ。概念の生と死、世界の生と死、存在の生と死まで司れたら?」


エファアルティス「神話と異なりそうだな」


??「いや、異なって当然だ。この世界に居る者と、あの世界に居る者。存在を同一とされても、中身まで同じなのか、と言われたら違う。」


エファアルティス「…なるほど…改変…まさか…」


??「『都』これらが鍵だ。」


エファアルティス「何故俺に?」


??「これは知ってる前提で頼みたい事だからだ、確認な」


エファアルティス「なんだ?」


??「ーーーとーーーーとーーーーをーに、頼む」


エファアルティス「時間は?」


??「後、Ⅷ刻」


エファアルティス「分かった、任せろ」



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