121話/真髄Ⅱ
???「何故…か…難しい質問をする事だ…」
元「そうか?利害の一致では無いのか?」
???「それならば、俺らはお前らを利用している。共闘はしないさ、何があろうとも」
元「なら何故?」
???「命令…でも無い。実際、何故、動いてるかも分からない。これは俺達が望んだ結末であるはずだ。何でだろうな…まぁ、一つ言えるのは…」
元「なんだ?」
???「お前らには、何かが有る。確実に、厄災能力などでは無く、この世界の根源に繋がるものが」
元「?よく分からんな」
???「分からなくていい、今はな。」
元「そう…か?」
???(ったく…まさかまさかの、アレ持ちとはねぇ…世界の大厄災と5大厄災のどちらにも該当する『真災』クラスとはねぇ…)
元「どうした?」
???「…いや、何も?」
元「まぁ、よく分からないものか…」
???「一つ言えるのは…お前らの敵ではないって事だ。今はな」
元「今と強調するのか…」
???「当たり前だ、これが解決すれば仲良しこよし、やってられるかって話」
元「まぁ、そうだな、本来殺そうとした奴とはなぁ…で、まぁ、この話は置いておいて。どうするんだ?」
???「神か?」
元「そうだ」
???「…軽く…被害は…この星全土…」
元「なっ…」
???「本来、奴が外に出たら『神』と言う概念が復活する。そうすれば神は顕現し、人々は被害にあうだろう…何せ⬛⬛⬛をしたからな」
元「は…?」
???「何故、神の概念が消えたか…これは教えれないが。数億年前。この惑星には、ある一種の神が君臨した」
元「なるほど」
???「その名は…『ヴァルキリー・⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛』」
元「え…」
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ーーー「っち…終わらなさ過ぎるだろ…」
レン「おい…あれ見てみろよ……」
ーーー「な…」
そこにあるのは…
星
恒星クラスの物が数十近く
空中にはブラックホール
ーーー「…なるほど…奴は…『天体宝権』も持ってるのか…」
レン「天体…それって…」
ーーー「星クラスの規模の能力だよ。つまり…恒星?は使えてたから…ざっと見で…数億近くの惑星クラスの光弾も使えるな…」
レン「一つの大きさは?」
ーーー「直径数億メートルクラスがいくつか…それ以外はそこまで…」
レン「っち…どうするのか…」