118話/根源破壊Ⅰ
ーーー「根源破壊装置…名を【μαγεία】」
セフ「マギア…魔術…か、なるほど。根源破壊装置…即ち『神の元を断ち切る』だから魔術を司る大厄災を使うと」
ーーー「さてと、なら、その目で見るがいい『根源破壊【原初を壊す大厄災】[神根源切断]」
セフ「無駄だ…と言いたい所だが…これはマズイ」
(神経と言うか…なんというか…魔心が焼けるような…)
ーーー(これは前置きだ。まだやる事はある)
「根源抹消」
セフ「っ…なら…『創り変え』」
創り変え
世界をもう一度創り変えて自身に有利な条件を付属するもの
要は、邪魔な物
『魔術』を消すための物でもある
ーーー「根源破壊」
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セフ「残念だな。ノイズが入るイコール修復不可だからな」
ーーー「っち…」
(大厄災は…一つまでだな。これ以上エファアルティスに迷惑はかけれない」
セフ「終わりか?」
レン「忘れんなよ?絶炎〘龍炎残〙」
セフ「そんな残り物で」
ーーー「いや、お前集中力少ねぇな」
セフ「あ…」
ーーー「根源破壊」
爆音がなる
鼓膜など破れかけるぐらいの
閃光とともに
ーーー「どうだ?これでまともに頭も回るんじゃないか?セフ」
セフ「この野郎…!この屈辱…必ず返すぞ!」
ーーー「いつから逃げれる事が確定したんだよ。」
セフ「ガ……ハ……」
光よりも速く
目には当然見えない
破壊力は大体、厄災を一点に固めて打ち出す感じ
流星群のエネルギーを米粒ぐらいにして打ち出すそのエネルギーは、
内蔵など破裂
胴体は貫通
脳は停止
血はもう蒸発してるかも
ーーー「で、生きてるお前は何者だ!セフ。お前神辞めて怪物に転職したのか」
セフ「オマエハ…オマエダケハ…」
ーーー「はいはい」
セフ「宝権使用。自身回復」
ーーー「その脳で処理できるかな?情報を」
セフ「何…これが本体では無いさ」
ーーー「そうか、それは面白い」
セフ「この数を見てもか?」
そこに居るのは、無限の軍勢?
いや、神が創り出した分身
目測でその数大体1000は超えてる
ーーー「え?これ?何?反則じゃない?」
セフ「いいぜ、潰してやる。システム。お前さえいなければ!!」
レン「勝算は…?」
ーーー「ホトンドナイネーオワッテルネー。なんて言えねぇだろ。消すか」
レン「また無茶するのか…ったく…」