104話/大厄災
??「君臨せよ、我が宝権よ、『絶対概念崩落ノ破壊者』」
ジン「っち…」
(相性悪いな…宝権か…なら、)
氷が腕にかする
??「飛び道具か?」
ジン「そうだな、氷を銃弾にした物だ」
??「そうか…では、始まれ。崩壊を」
ジン「なっ…!」
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地面そのもの全てが沈んでいく
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ジン「スピードは…遅いな」
??「これでは、お前も逃げれるまい」
ジン「っち…」
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エファアルティス「この野郎!」
??「なっ…!」
元「バックアップ復元」
??「!?」
エファアルティス「権限削除」
ジン「なんでだ…何故お前が居る…」
??「それは同意見だ、お前は死んだはずだ。世界全ての悪夢を現実に開放した大厄災の魔術師。」
元「は?」
エファアルティス「ったく…バレるとはね、」
元「お前そんなヤバイ奴なのが!?」
エファアルティス「まぁ、クラス【大厄災】だからな。5大厄災の上位互換だ」
??「とりあえず、何しに来た、テメェは読んでねぇぞ!この野郎」
エファアルティス「おっと、それは心外と言うもの。消えろ」
??「っち…」
???「おい、何してる!って、はぁ!!??大厄災!?」
元「そんなビビる事か…?」
ジン「お前何も知らないな…こいつ、世界の人間全て、殺さず、10年間苦しみの中に閉じ込めた奴だよ」
エファアルティス「っち…バラすな。しかし、これはまぁ、罪滅ぼし?的な?やつ?」
元「安定しない奴だな…」
エファアルティス「とりあえず、バレたものは仕方ないか、と言うか、お前らは俺がいた事は知ってるだろ?」
??「実体化してるのがマズイんだよ!!」
エファアルティス「そうか、なら『宝権限我が掌の中』沈め。お前らだけ、概念亡き終わり亡き世界へ」
???「バグ」
元「!?ガハッ……」
エファアルティス「元!?まさか…」
???「厄災は重ねてはいけないと…なるほどねぇ、思い知ったよ。」
ジン「スキだらけだ!極零『無限氷点下』」
エファアルティス「何だ、この技?自滅系?」
ジン「違うわ!阿呆、死ぬか、この温度で」
元「いや…ゆうに-100越してる…」
エファアルティス「ったく…」
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レン「ったく…。邪魔するなって言ってるだろ。セフ」
セフ「…」