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いきなり異世界へ

 この物語は20××年、日本のとある田舎にあるアパートの一室から始まる。


俺は安藤優莉。今年で丁度30歳になるオッサンだ。


夜に目を覚まし、好きな時間に飯を食い、好きなネット配信や携帯ゲーム、小説の更新などをチェックして日々の時間を無駄に浪費している。


所謂ニートってやつだ。


「あぁ~、今日の飯どうすっかなぁ...。」


そんな優莉は元は鉄工所で働いていた、中学を卒業してすぐに働き始めたのだ。

家の事情で高校にも通えないほど貧乏で仕事をするしかなかった、親父はろくでなしで、母親は7歳の頃に親父の暴力で蒸発した。


「めんどくせぇから、またカップ麺でいいか。」


親のおかげで学もないし、常識もなかった。

そんな中でも俺は社会に揉まれ、そこそこ常識も身についてきた頃に思ったのだ。

こんなに働いているのに、何も楽しくないと。なんで俺はこんなに頑張って働いてるのかと。

上司に頭を下げ愛想笑いをし、残業までこなす。ただの働き蟻と同じじゃないかと。

そこで貯金もそこそこあったので上司には散々引き留められたが、1年前に退職したのだ。


そんなある日パソコンをいじっていると、一通のメールが届いた。


「うん?なんだメールなんて来るのめずらしいな」


優莉はお湯を入れたカップ麺を机に置き、何も考えずにマウスを操作して気軽にメールを開いた。

開いた瞬間パソコン画面が砂嵐のようになり、いきなり真っ暗になった。


「は?なんだこれウイルスか?」


すると画面の真ん中から徐々に魔法陣のような線が広がって画面を埋め尽くす。


「おいおいおい、なんだこれ??」


そんなマヌケな顔をして呆けていると、その瞬間目を開けることも困難な程の発光!!


「ぐあぁーー!!目がぁあああああああ!!」


その光りとともに優莉の意識もブラックアウトした。












ピコン!











【異世界へ召喚されます】


【世界に合わせ体を再構築させます】


【人種での体の再構築に成功しました】


【スキル】 【イングドラシル共通言語を獲得しました】

【スキル】 【鍛冶を獲得しました】

【スキル】 【生活魔法を獲得しました】

【スキル】 【鑑定を獲得しました】



【これ以降監視に移ります】





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