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「安保劇場」と各党の思惑   作者: 舞椿 楓
2/3

この法案に対する見解

他の野党についても、書こうと思ったがKY党はいつものように、

反対ばかり。国民連合政権という話をぶちまけたが、実際M党が

乗るかどうか・・・。その他もパフォーマンスですか?というのが

多いが、小さい政党3つが与党に修正案を飲ませたのは評価できる。

さて、今回の法案の内容だが、はたして「戦争法案」か否か?

自分の考えも述べるなら「その可能性はゼロではない」という

言い方ができる。ただし、巷でいってるような「徴兵制」をやって

戦争に積極的に参加する法案ではない。間違っても。

考えてほしい。今時、戦争してどこの土地を取るのだ?そんな領土

があるなら教えてほしい。可能性があるとしたら、自衛隊がPKO

の絡みで今回ノグレーゾーンで敵の砲弾がきて、対処するとき位だ。

それだって可能性はかなり低い。日本がやるとしたら「自衛戦争」

今回の法案の意味あいは、わかりやすく言えば、KT国がミサイル

を打ちました。アメリカの艦隊目がけて、それを日本の自衛隊が、

アメリカと一緒に撃ち落としますよ。ということ。日本を守る

為に戦うアメリカ海軍を「私達は憲法があるので応援できません」

と言ってきたのを、限定的に共に対応しようというもの。

つまりこの法案に反対するというのは、「アメリカは守ってくれれば

いい。俺たちはシカトするから」って言ってるようなもの。

これって「イジメ」じゃねえ?日本国の。イジメ問題はいつの時代

でもあるが、自分達は関わりたくないからシカトしちゃうのか?と

。そんな人間をアメリカが守るのか?おかしくない?私がアメリカ人

なら、馬鹿くさい。冷戦は終わったのだし、そこまで日本を真剣に

守る理由があるのか?というアメリカ世論が起きたら、アメリカは

助けない。これも現実。そう考えると「集団自衛権」というのは、

国連憲章第51条に明確に述べられている国の権利。これを個別的

自衛権でやると、微妙な問題になる。KT国のミサイルを個別的

自衛権で助けると、KT国はこういえるのだ。

「我が国は、アメリカ艦隊を狙っているのに、日本が横やりを入れて

きた。これは宣戦布告と取っていいのか?」と。

つまり、KT国の「正当防衛」が成り立つ理屈になる。

こういうことを分かっている人たちが、いくら位いるのだろうか?

その為の今回の法案である。そう考えると、確かに突っ込みどころ

はM党ではないが、いくつもあると思う。しかし、今回の法案を

アメリカも、ベトナムも、フィリピンも、オーストラリアも歓迎

している。この真意をどれだけの人が理解しているのか?

細かい部分はこれからやればいいのだ。上げ足取りばかりではダメ

だということ。与党ももちろん細部を詰めて提案すべきだし、

その努力を惜しまないことを期待する。

「戦争」したい人間なんていない。死の商人を除いて。

「平和」を望まない人間なんていない。野望多き権力者を除いて。

日本人のほぼ100%はそのように思っているはず。

あくまでも今回の騒動は、その中身について議論が2分したので

あって、与党も野党も国民も「戦争をしない、平和な国を」

という気持ちは一緒なのでは?今回の法案に注文をつけたい国は

2つしかない。チャイナとノースコリア。この2カ国だけ。

それは、この2カ国だけが、日本とぶつかる可能性があるから。

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