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冒険者になったので、初仕事に行きます。

2話目!今回は早く投稿しました。これからは3日くらいかかるかな?最後まで見てくださると光栄です!

にしても、ここはいろいろあるな。

そんなことを考えながら、俺は協会を見て回った。

居酒屋に鍛冶屋、アイテムショップもあるのか。

あれはなんだ?ボードに紙がたくさん貼ってある。

俺は近くによると、それが何かをすぐに理解した。

依頼か。いろんなものがあるな。

[池の主を討伐してください][山の木喰い獣を倒してください]

恐ろしいなぁ、もっと楽なのはないのか?

ん?この端にあるのはなんだ?

[ゴブリンを5体討伐してください]

ゴブリンは弱いと聞いたことがある。

これなら俺でも倒せそうだ。

報酬は、5000ジニと、謎の本か。

謎の本って何?

まあ、いい。初の仕事だ。行ってみるか。



――――山まで来たけど、しばらくまともに運動してなかったからかかなり疲れた。

お、見えてきた。あれがゴブリンか。

なんか、ちっこいな。

よし、やるか。

俺は冒険者登録したときにもらった安物の剣を抜いた。

「いくぞゴブリンども!覚悟しやがれ!!」

俺は勢いよく剣を振り下ろした。

よし、あたったぞ!あたった、あったたが...

「ヴウェ?」

硬っ!!

なぜだ?なぜこんなに硬いんだ?思い出せ、こんなに硬い理由は...

そうだ!魔物は魔力を込めて攻撃しないとだめなんだ!

こんな大事なことを忘れていたのか俺は。

「痛ッ!」

ゴブリンに蹴られた。そりゃそうだ。周りを見ず突っ立っていたんだから。

とにかく、早く攻撃しよう。

「おらっ!!」

「ヴフゥ...」

よし、一体倒せた。だが、少し疲れるな。

俺は、その後も一体一体倒していき、ついにあと一体まで進んだ。

「よし、あと一体だ」

ん?なんだこの音は。

たくさんの足音。まさか...

「「「「「グワァー!!!」」」」」」

10体もいる!

どうしよう、逃げるか?

いや、力はまだ残っている。

何か方法は...

俺は協会のお姉さんの話を思い出す。

そうだ、スキル!

さっきまでの戦闘で一つくらいスキルが使えるようになってるはず!

俺は、冒険者カードを確認した。

[ファイアゴルピア]

そこには、一つのスキルが刻まれていた。

これは、ヒポクリジアの使ってたやつと同じタイプのスキルか。

よし、いくぞ!

「ファイアゴルピア!」

俺が剣を振り下ろしながら叫ぶと...

「「「「グギャアー!」」」」

よし、4体倒した!

これならいける!

「ファイアゴルピア!」

痛ッ!

痛みが俺の腕にはしる。

なんだこの痛みは!?攻撃はくらってないはず。

まあいい。もう一度攻撃を放てば敵を全員倒せるはず。

「ファイアゴルピア!」

俺はもう一度技を使った。

やっぱり痛い!

痛いが、さっきよりも痛みは和らいでいた。

スキルを使うと、最初のほうは痛みを感じるのかもしれない。

そんなことを考えながら俺は魔物がいた方を見る。

魔物は全員塵と化していた。

「終わった...」

俺は安心と痛みと疲れでその場に眠った。

それからどれほど時間がたっただろう。

目を覚ますと、すっかり暗くなっていた。

「よし、帰るか」


3.初仕事終わったので、今日はもう休みます


「では、こちらが報酬の5000ジニと、謎の本です」

俺はなんとか帰って、報酬を受け取っていた。

「あの、謎の本ってなんですか?」

気になったことを口にしてみる。

「それは、私にもわからないんです。すいません」

「いえ、大丈夫です」

まあ、わかったら謎の本なんて書くわけねえか。

「それと、もう一つ。今日習得したスキルを使ったら痛みを感じたのです   が、スキルを使うと痛みを感じるんでしょうか」

「あ、すいません。そのことについて説明を忘れていました。はい、その通  りです。しかし、痛みを感じるのは最初だけで、すぐに痛みは感じ  なくなりますので、ご安心ください」

「そうなんですね、ありがとうございます」

「いえ。今日はお疲れ様でした」

俺は受付から離れ、今日のことを思い出す。

今日は久しぶりにいっぱい動いたな、すごく疲れた。

でも、こんな生活も悪くないと思う。

たくさん動いて、お金を稼いで、飯を食う。

いいな、仕事って。

俺はしばらく感動に浸っていた。その時

グギュウゥー。

おなかがなってしまった。

そういえば、今日は何も食べていない。

せっかく報酬をもらったんだし、ご飯を食べるか。

そういえば、ここには料理店があったよな。

よし、行くか。

俺は、料理店にきて、適当なメニューを頼んだ。

「初仕事に、乾杯!」



――――いやぁ、にしてもお酒や肉というものはとてもおいしいな。

聞いたことはあったが、そんなものを食べたことはなかった。

俺は風に吹かれて我に返り、あたりを見渡す。

今日は野宿か。

宿にでも泊まろうとしたが、さすがにお金がかかりすぎるのでやめておいた。

そういえば、報酬の謎の本ってなんだ?

これは、隣の国の言語か?

なんでそんなものがこんなところに?

依頼主っていったい...

まあいい、一回タイトルを読んでみよう。

ええっと...

[禁忌・召喚魔術]

俺は暗がりの中、目を凝らして読んでみた。

召喚魔術?しかも禁忌?

うーん、よくわからないけど、見るだけ見てみるか。

俺は本を開いて目を凝らし読んだ。

ふむふむ...なるほど。

どうやら、この本は魔法の本のようだ。

本のタイトルの通り異世界から人を召喚するらしい。

召喚される人は、その世界でとても辛い思いをしている人にかぎるらしい。

やってみる価値はありそうだな。

その決断は、後に俺の人生を大きく左右することになる。

その時は、そんなことを知る由もなかった。

「よし、いくぞ!」

俺は魔法の呪文を唱えた。

「ムンドディフェレンド・インボカー・ペソアディフィース、ヴェンハ!」

その瞬間、凄まじい光とともに人の影が現れた。

「えっと...ここは?」


2話目、どうでしたか?今回は、冒険者になったネイサンが初クエストに行く話でした。貧乏でこの世の常識とも思えることを少しづつ学んでいきます。

では、ほかに書くこともないので、最後の挨拶を。

これからもよろしくお願いします!

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