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プロローグ
さて、いきなりだけどあなたは「病む」って言葉は知ってると思う。
でも、僕はきっと「病み」って言うと思う。
「病み」って、何だか発音が「闇」と似ているよね。
なんで僕が「病む」を「病み」ていうようになったのか。
まぁハッキリ言っちゃえば、病みって言葉が癖になってるからね。
ほら、「病みつき」になっちゃうからね!!
…何だかごめんよ。でも、この話をいきなりしたのには、しっかりとした理由がある。
僕がある年に経験した、不思議な物語なんだ。
僕は、それを小説として再現した。
とにかく、読んでみて。面白いかもしれないし、面白くないかもしれない。一人一人の受け止め方があるから。
だけど、僕的には本当に楽しかった。
今までで一番おかしくて、楽しかった。
