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under 500 Ⅱ

せわしなく秋

暑い。


こんなに暑いのか。


夏が過ぎたというのに。


かき氷を食べていた。


冷たかった。


調和は取れていた。



はやく涼しくなれ!


そう願って寝た。






「ほらほらほらほら」


「ん?」


「起きて起きて起きて!今日デートするんでしょ?」


「そうか」


朝から忙しない。


彼女の秋ちゃんは、いつもセカセカしている。



それにしても、寒い。


昨日までは、夏みたいだったのに。


今は、冬みたいだ。


薄い布団に、絡まりまくっていた。


「なんで、こんなに寒いんだ」


「昨日、涼しくなれって、お願いしたからじゃない」


確かに、お願いはしたけど、極端すぎる。



「私、実は。秋を管理してるというか。秋を牛耳っているというか。そんな感じなんだよね」


「は?」


「だから、私が。秋をすっ飛ばしちゃった、、、、、、なんちゃって」


「まあ、そうだろうね」

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― 新着の感想 ―
[一言] タイトルと、登場人物と、セリフに3度騙された気分です うまく作者さんに転がされてる気がして やられた、と思いました。
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