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アストロノミー~超新星と呼ばれた十三星座~  作者: リオン・アルバーン
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5等星・クラスメイト

次の日、俺は学校へ行く前に軽くストレッチして家を出た。


少し駆け足で登校した時、声をかけられる。


「朝から張り切ってるな、少年!」


「五角先輩!」


英理空がジャージ姿で隣を歩いていた。


「なんでジャージ着てるんですか?」


「俺は朝練で走っているんだ!少年も良かったら走るか!」


「えっと、また今度」


そうか!それじゃあ、遅れずにな!と言い、走って行った英理空。

愛救は少しだけペースをあげた。


________


学校に着き、教室に向かおうとした時。


「愛救君、おはよう!」


後ろから未央に声をかけられる。

愛救はおはようと返した。


「愛救君、昨日は大丈夫だった?」


「大丈夫だよ、でも、能力の練習するから一緒には帰れないんだ」


約束してたのにごめんと謝る愛救。


「私は、愛救君が能力を使えるようになってくれればそれでいいの」


私じゃ頼りないけど、何かあったらいつでも言ってねと笑顔で言う未央。


「ありがとう、未央ちゃん」


早く教室に行こう!と言い愛救の手を引き、教室に向かった。

そして、周りに居た人たちは思った。


「「朝からイチャつくなよ!!」」


そんなことを言われていたことは全く知らない愛救と未央。

2人は教室の中に入り、授業の準備をしていると。


「お~い蛇好、今日の放課後遊ぼうぜ」


1年生でパーティーやろうと思ってな、参加しないか!と誘ってきたのは同じクラスの定規。


しかし愛救は...


「あ~、誘ってくれてありがとう、でも今日は無理なんだ」


先輩に呼ばれてると言うと、なんだよ~、じゃあ雪星ちゃんは?と聞くと

未央が考えて出した答えは


「誘ってくれて嬉しいんだけど、放課後は用事があって」


本当にごめんね!と言うと、あ~、可愛いから許す!と言う定規


「えっと、ありがとう」


「雪星さん、気を付けてね」


こいつ、雪星さんみたいな純粋な子を狙ってるアホだからと言い、定規の頭を本で叩く望遠。


「いってぇ、本で叩くなよ!」


俺は雪星さんみたいな子がタイプなんだと言うと、再び叩かれた定規。


「あのっ、大丈夫ですか?」


「大丈夫だよ、こんな奴だけど仲良くしてやってね」


「...うん!」


先生が教室に来て授業が始まった


_______


4時間目の授業が終わり、教科書をしまっていると定規君に声をかけられる。


「なぁなぁ、蛇好、廊下にいるの生徒会の会長だろ」


「えっ、来てるの?」


リュックを背負って廊下を出ると、本を読みながら佇んでいるオリオンさん。


「オリオンさん、どうしてここに!」


「まだ場所覚えてないだろうから迎えに来た」


本を借りるついでにと言い、俺を見る。


「俺すぐに迷子になっちゃうんで助かります」


「困った奴だな」


先を歩くオリオンさんの後ろについて歩く。



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