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アストロノミー~超新星と呼ばれた十三星座~  作者: リオン・アルバーン
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4等星・先輩と後輩

最近忙しすぎて更新できませんでした。

ごめんなさい、少し落ち着いたら進めていきます。

教室に戻り、席に着くと教科書が配られる。


「明日は現代文と数学をやるから、教科書無くすなよ!」


HRは以上だと言い、教室を出ていく。

席を立ち、自分のロッカーに配られた教科書を入れ、鍵をかける。


「愛救君、授業楽しみだね!」


「そうだね...あれ?」


何故か廊下にオリオンさんが立っていた。


「オリオンさん」


「あっ、さっきの会長さん」


俺はオリオンさんの元に行こうとすると、先に狼男が唸りながら向かって行く。


「てめぇがこの学園最強だと?ふざけんな!」


お前を倒して、この俺が最強になってやると爪を出して言うも、オリオンは微動だにしなかった。

それが気に食わなかった狼男は爪を振り下ろす。


「オリオンさん!?」


未央は怖くなり目を塞ぐ。


「死にやがれ!!」


バキィンッ


狼男の爪が折られた。

折った人はオリオンさんではなく...


「ここで能力を使うのはルール違反だ」


先程まで熱く大きい声で叫んでいた英理空は、先程とは打って変わって普通のトーンで言い、狼男を睨みつけ殴った。


「ぐはっ...!」


ドサッとその場に倒れる狼男。

英理空はオリオンを見て、怪我はしてないか!?と大声で言う英理空。

それに対して、大丈夫だ、あと声のトーンを下げろと言うオリオン。


「こいつはどうする!」


「ほっておけ、次に問題を起こしたら退学だからな」


昨日の返事を聞きに来たとオリオンさん。


「あの、どうして俺なんですか?確かに能力を使えるようになりたいです。でも、何をやってもだめで───」


オリオンさんに胸倉を掴まれ、額に当たるくらいの距離になった。

俺は驚き離れようとするも、力が強く握られていた為できなかった。


「私はお前みたいな奴は何度も見たが、努力がすぐに報われるなんて単純な考えするなよ」


「っっ!!」


オリオンが愛救から離れると、未央がすぐに駆け寄る。


「愛救君、大丈夫?」


「...大丈夫」


オリオンは去り際に、最後のチャンスだ、昨日の所で待っている。と言い残していってしまった。

英理空はまたな、少年!と言いオリオンの後を追った。


「会長さん、言い方キツくなかった?」


「いいんだ、俺はずっと逃げていたんだ」


前から努力すればすぐに報われるなんて、簡単に考えていた。

勉強とはまた違うんだってわかった気がすると言い、リュックを背負った。


「俺、未央ちゃんの為にも頑張るから」


「愛救君」


「行ってくるよ」


「...いってらっしゃい、無理はしないでね」


あっ、あと狼君をお願いするね!と言い、図書室に向かった愛救。

未央は愛救を見送り、先生を呼びに行った。


______________


図書室


「...」


本を読んで待っているオリオン、すると、扉が開く音に気付き本を閉じる。


「遅かったな」


オリオンの横に立つ愛救


「すみません、あの、さっきの話なんですけど」


俺を弟子にしてくださいと言って頭を下げる。

オリオンは溜息をつき、何を言っているんだと怒り気味に言う。


「誰が師弟関係にしろと言った、ただの先輩後輩が普通だろ」


「てっきり、そういうのかと思ってました」


「そんなわけないだろ」


明日の午後から円形劇場で練習する、遅れるなよと言いその場を去ろうとするオリオン。


「でも授業はどうするんですか?」


「安心しろ、明日は午前中だけだ」


忘れずに来いと言って図書室を出て行った。


「...明日から能力の練習、頑張らないと!」


煩いですよと叱られ、すいませんと小声で謝り図書室を出た。


更新遅くなってしまいますが、よろしくお願いいたします!!

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