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剣球 (xi)
疾走如意剣
速く走るほど伸び、斬るたびに縮む。
「なんだその謎特性」「序盤で出てくるには特殊すぎだろ」「如意棒みたいな名前だけど、あれって思いどおりに変えられるって意味じゃね?」
さまざまな指摘がなされるが、足の速い力にはうってつけの武器ではあるようだ。
それに比べて、一八が足先でもてあそんでいるボールは使いものになるのか。そちらの説明も確認してみる。
魔蹴球
長くドリブルやリフティングをし、遠くからシュートするほど攻撃力が増す。
リフティング失敗時とシュート後に攻撃力はリセットされる。
「だから特殊すぎんだろって」「先生のネーミングセンスって微妙」「あ、でも漢字の字面は少しいいかも」「えー、中2病っぽい」「てか、こういった設定って、全部、マスティーが考えたのかな」「あいつ、たしか30代後半だろ? いい歳してなにやってんだよ」
クラスメイトが担任教師をあげつらうなか、環はてきぱき指示をだす。




