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❗3.小屋 1 〜 貝殻工作 〜


──*──*──*── 小屋


 《 》へもどったセロフィートとマオは、絨毯カーペットうえひろげたかいがらしゅるいべついろべつけるぎょうをしていた。


 セロフィートがしゅるいべつけたあとにマオがいろべつけるのだ。


 もりなかはっけんし、たいりょうったほそくてじょうつるかみぶくろなかはいっている。


 もりから《 みなと 》へもどってときは、さんときよりもれてていたが、ゆうかんだのようだった。


 そんなわけで、ゆうばれるまでいたかんで、マオがひろったかいがら使つかい、くびかざりとうでかざりをつくことにしたのだ。


 かいがらあなけるのはてんさいてきようなセロフィートがたんとうし、あなほそくてじょうつたとおすのはマオがたんとうした。


 セロフィートはアイスピックよりもせんたいほそとがっているどう使つかい、かいがらようあなつづける。


 あなつるとおすだけのかんたんぎょうをしているのはマオなのだが、だかあなつるとおせないでいた。


 かいがらあなけるぎょうえたセロフィートは、マオをつだためあなつるとおはじめた。


 マオはけっしてようではないのだが、ほそあなつるとおすのはろうしている。


 セロフィートはマオとはちがいとかんたんほそあなつるとおしていた。


マオ

「〜〜〜〜セロはなんでもよういよなぁ…。

 あなつるとおすのってむずかしいよ…。

 オレもてんさいはだになりたい!!」


セロフィート

なにいますか。

 じょうとおせてます。

 ていねいなのはことです」


マオ

「でもさ……オレよりあとつるとおしてるセロのほうぎょうはやいじゃないか」


 いま、マオがつくっているのはうでかざりだ。


 はっしながらつくっており、だ1つもかんせいしていない。


 ちなみにセロフィートは、3つくびかざりをつくっているさいちゅうだった。


 セロフィートのぎわそうじょうぎて、マオはすこしだけりょうほほふくらませてねていた。


セロフィート

くびかざりをつくえたら、うでかざりをつだいます」


 ねながらうでかざりのかいがらあなつるとおしているマオをて、セロフィートはほほましくおもう。


 ようではないマオが、はっしながらかいがらあなつるとおしているようしくてたまらないのだ。


 セロフィートはべつにサドっがあるわけでもなければ、サドですらなく、ただただたんはこあたまんでけれなくなりふんとうしているあいねこわいらしいようをニヤニヤしながらスマートフォンでさつえいしているねこラブないたってつうぜんりょうぬしどうようだ。


 マオがつるとおかいがらあなだけ、わざつるよりちいさいあなけたわけではけっしてない。


マオ

「う゛ぅ〜〜〜……。

 ──はぁっ、もうっ!!

 なんでオレのかいがらだけ、つるとおにくいんだよ〜〜〜!!

 つるあなよりふといのかな??

 ……なぁ、セロぉ〜〜。

 つるふとさって、もうすこほそないかな?」


セロフィート

それじょうつるほそくするとやすくなります。

 ほそくはません。

 かんはあります。

 ちをけて、あなとおしましょう」


マオ

「うん……」


 セロフィートがかいがらけたあなわざちいさくしていることぜんぜんまったうたがいもしないで、マオはけんめいあなつるとおために1ぶんとうつづけるのだった。

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