表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/150

❗3.海賊船 4 〜 船長室 1 〜

今回の内容も「 20歳未満の読者さんは飛ばしてね 」に入るのカナーーー??

飛ばさず読むなら自己責任でお願いします。




──*──*──*── 船長室


 らんぼうに《 せんちょうしつ 》のドアをけたマオは、ゆうこうちゃみながらどくしょたのしんでいるセロフィートにしょうめんからいた。


 セロフィートがこうちゃんでいようが、どくしょをしていようが、いまのマオにはかんけいかった。


 マオがしょうめんとっいてで、絨毯カーペットうえにティーポットとティーカップがちてしまい、こうちゃこぼれて絨毯カーペットよごしてしまった。


 セロフィートがんでいたほんは、セロフィートのからはなれ、とおくへんでってしまった。


セロフィート

「──マオ、いきなりなんです?」


 いてたマオをしからずに、どもをあやすようやさしいこわいろ調ちょうで、マオにこえける。


 ふるえているマオのこうとうなかをゆっくりとやさしくでながら、マオがまでってあげた。


 カタカタとふるえていたマオのしんたい(からだ)ふるえがすこおさまる。


セロフィート

「どうしました?

 かんぱんれませんでした?」


マオ

「……………………たよ…」


 しぼしたようなマオのこえふるえていた。


セロフィート

かったですね」


マオ

「──っ、くない!!

 ぜんぜんくないよ!!」


セロフィート

「はい?

 かんぱんれたのになにくないです?」


マオ

「………………だって……だって…………」


セロフィート

「はい?」


マオ

「…………ジェリさんが……ジェリさんが…………ジェリさんがっ!!」


セロフィート

「ジェリさんがしんぱいったんでしたね。

 えました?」


マオ

「…………ジェリさんがっ──」


 マオはかんぱんてからぶんたりにしたこうけいと、ジェリエンツがどんなっていたのかをセロフィートにはなした。


セロフィート

「──ははぁ…。

 そうでしたか。

 マオがおどろくのもかたいです」


マオ

「…………かたい??」


セロフィート

ほんらいなら、なくてもこうけいてしまったわけですし」


マオ

「………………セロ…??」


セロフィート

ちゅうこくなおくものです。

 マオのためおもってのちゅうこくですし」


マオ

「………………めんなさい…」


セロフィート

おこってません。

 おこほどことでもないですし」


マオ

「…………どうしたらいのかな?」


セロフィート

なにをです?」


マオ

「ジェリさんにまってるだろ!」


セロフィート

大人おとな歓迎会パーリーまでつのがいです」


マオ

「──セロ!

 それじゃあ、ジェリさんが──」


セロフィート

いのちかかわるようことはされてません」


マオ

「──っ、だけど!!」


セロフィート

「あくまで “ 歓迎会パーリー ” ですし。

 なにしんぱいりません。

 ジェリさんは “ リバ ” ですし。

 かれることはあってもひどことはされません」


マオ

「──なにってんだよ!

 げんひどことされてるから『 たすけよう! 』ってってるんですけど!!」


セロフィート

「マオ、ジェリさんはだんせいです。

 〈 じゅうじん 〉〈 じゅうぞく 〉をあいにしたからとって、じょせいようはらんだりしません」


マオ

はらむって…。

 ジェリさんがなにを『 はらむ 』ってうんだよぉ〜〜〜〜っ!!

 オレは、フルチンではっきょうしてる〈 じゅうじん 〉〈 じゅうぞく 〉からジェリさんをたすけたいんだよ!!」


セロフィート

「ですから──」


マオ

「セロならるだろ!

 ジェリさんをたすけてあげてよ!!

 オレ……オレ…もう、かんぱんこわくて1じゃられないよぉ!!」


セロフィート

「ジェリさんはアンドレムさん,イシュハルトさんのわりです。

 たすけることません」


マオ

「…………わり……ってなにってんだよ…?

 ジェリさんは、ジェリさんだろ?!」


セロフィート

きゅうじょしてくれたれいにジェリさんをプレゼントしました」


マオ

「プレゼント??

 どゆことだよ…」


セロフィート

たすけてもらってぶらではしつれいでしょう?

 『 プレゼント 』とってもいちてきです。

 しょうもどったジェリさんは、なにをされたのかなにおぼえてませんし、だいじょうです」


マオ

「………………はじめから?」


セロフィート

「はい?

 なにがです?」


マオ

はじめから…ジェリさんをようするために…どうこうさせたのか?」


セロフィート

ふねいでもらうためまってます。

 プレゼントはながれにっただけです」


マオ

ながれ……って、なんながれだよ!!

 ジェリさんはかんけいだろ!

 なのに…はんしんまるしのイカれた〈 じゅうじん 〉と〈 じゅうぞく 〉にまれて──!!

 ひどいじゃないか!!」


セロフィート

「マオにあいをさせるわけにはいきませんし」


マオ

「だからって──、ジェリさんをせいにするなんて……」


セロフィート

なにごとせいうえちます。

 ぜんことです」


マオ

「──だったら、ジェリさんじゃなくてもいだろ!

 〈 だい(エンシェント)ほう(マジック) 〉で、アンドレムさんとイシュハルトさんをせはいじゃないか!」


セロフィート

「40だいに〈 じゅうじん 〉〈 じゅうぞく 〉のあいをさせますか。

 ………………ふふふ。

 それおもしろそうです。

 いでしょう。

 あとで〈 せんちょう 〉さんにいてみます」


マオ

「──オレのせいしゃえる!?」


セロフィート

歓迎会パーリーわるまでりですね♪

 マオ、すわってください」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ