✔ 3.受付カウンター 2 〜 遊男廓とは何ぞや 2 〜
セロフィート
「 其の方がアルソリュンド達も喜ぶでしょうし 」
マオ
「 でもさ、1つも採掘出来なかったらどうするんだよ? 」
クルセイル
「 鉱石の販売もされてるぞ。
選り取り見取りだから、気に入った鉱石を買って、好きな装飾品に加工してもらう事も出来るんだ。
安くはないけどな 」
マオ
「 そうなんだ…。
セロ、オレも鉱石の採掘してみたい!
行きたい!! 」
セロフィート
「 はいはい。
≪ 港町 ≫と≪ 港町 ≫が往来出来る様になったら行くとしましょう 」
マオ
「 そうだよな…。
先ずは≪ 港町 ≫へ行ける様にしないとだよな。
優先する事を間違えたら駄目だよな… 」
セロフィート
「 クルスさん、色々と教えてくだり有り難う御座います。
此から冒険者ギルドへ行くので失礼します 」
クルセイル
「 ん?
あぁ……、気を付けてな?
吟遊詩人と守護衛士って聞いてから、観光目的で来てるのかと思ってだけど、違うんだな… 」
マオ
「 冒険者登録してるからな〜 」
セロフィート
「 ──マオ、行きましょう 」
マオ
「 うん。
じゃあね、クルスさん。
門限に間に合う様に帰って来るつもりでいるから 」
クルセイル
「 頭に入れとくよ 」
見送りをしてくれるクルセイルに手を振りつつ、マオはセロフィートの後に続いて宿屋を出




