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❗2.取調室 16 〜 事情聴取 2 〜


グレイシュクリスナ

のちおくさまとなられるマイールエレンじょうわれてこいちたとか。

 〈 せいれいだん 〉を退たいだんして《 ハリンポルト 》にみではたらきだしたそうだよ。

 マイールエレンじょうけっこんされてからすうねんに《 ハリンポルト 》の〈 りょうちょう 〉になられたんだよ。

 〈 りょうちょう 〉をむすがせてからは、の《 さか(オムニア) 》をいで〈 てんしゅ 〉としてはたらいていたんだよ」


マオ

「…………そうだったんだ…。

 〈 せいれいだん 〉って退たいだんとかるんだ…」


グレイシュクリスナ

「クラウノさんのはなしこれぐらいにしよう。

 かく、マオくんことはげしくにしておられたからね。

 いてからでいからかおせにってくれないかな。

 とうぶんさか(オムニア) 》はえいぎょうないためいまは《 ハリンポルト 》にるからね」


マオ

「うん。

 がとう、グレンさん。

 ちかうちいにくよ」


グレイシュクリスナ

「そうしてくれると此方こちらとしてもたすかるよ。

 これでマオくんじょうちょうしゅわりだよ。

 ながかん此方こちら(こうばん)ごうわせてしまってまなかったね」


マオ

「ううん。

 オレもやくててかったです。

 しんはんにんつかまえてくださいね」


グレイシュクリスナ

かならたいしてみせるよ。

 セロフィートさん、たくさんの〈 こうせきがといます」


セロフィート

「ワタシもはやしんはんにんつかまえてほしいですし」


グレイシュクリスナ

わたしこれしつれいします。

 エイラクトミスタをんでますので、のままおちください。

 此方こちら(こうばん)はいさせていただいた《 宿やど 》にはエイラクトミスタがあんないします」


セロフィート

かりました。

 がといます、グレンさん」


グレイシュクリスナ

「──では…」


 セロフィートとマオへしゃくをしたグレイシュクリスナは、ドアをけて《 とり調しらべしつ 》をった。


マオ

「──はぁ〜〜〜っ……。

 きんちょうしちゃったな〜〜。

 セロほどじゃなくても、だんまえってきんちょうしちゃうよな……。

 ふぅ……」


セロフィート

「ふふふ(////)

 カチコチでしたね♪」


マオ

おもしろがるなよ…!

 たくっ…(////)

 そうえば、セロのじょうちょうしゅはしなかったよな」


セロフィート

「ワタシのじょうちょうしゅさくじつんでます。

 クラウノさんのつぎでした」


マオ

「そう…なんだ……」


セロフィート

「どうしました?」


マオ

「うん……。

 まさか(こうばん)で〈 せいれいだん 〉についてことになるなんておもわなくてさ……」


セロフィート

「クラウノさんはもとですし、げんえきからはなんじゅうねんってます」


マオ

それは…そうだけど……。

 グレンさんが『 しょうした 』──ってってたろ。

 もしかして──とかおもってさ…。

 ほら、ねんすうてきにもさ…」


セロフィート

「マオ、わすれなさい。

 あれはかれ(当時の精霊騎士団)わるいです。

 かれ(当時の精霊騎士団)たいはなかった。

 しょうしゃたいりょうたのもかれ(当時の精霊騎士団)せきにんです。

 マオとワタシにははないです。

 しゃなかっただけマシでしょう?

 かんしゃこそされど、とがめられるいわれはないです」


マオ

「う、うん…。

 だけど、さ……≪ まち(ベリチェスト) ≫のことだってあるしさ……」


セロフィート

「マオ…。

 きみにはなんもないです。

 までにするつもりです?」


マオ

「だってさ……」


セロフィート

「( これにもおくかいざんひつようようですね。

   こんこともありますし、〈 せいれいだん 〉を “ わるもの ” としてうわがききしてしまいましょう )

 ──マオ、エイミスさんがまでこうちゃでもみましょう?」


マオ

「うん…」


セロフィート

「マオ、どうぞ」


 セロフィートからこうちゃはいったティーカップをわたされたをマオは、てのこうちゃんで、ざわつくちをけた。

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