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❗2.取調室 14 〜 魔鉱石の作り方 5 〜


エイラクトミスタ

「( わたしほんらいとしうえたいしょうだけど……マオきゅんだけはとくべつよ!!

   とししただってかまわないわ!

   マオきゅんといたぁ〜〜〜〜い!!(////)

   マオきゅんってば、れんあいにはおくそうだし、わたしとりり,あしり,こしりとすみ(ずみ)までおしえてあげたいわぁ〜〜〜。

   けかしら??

   ううん、だんぜんけよね!!

   せっきょくてきめてくれるマオきゅんもいけど、ずかしがってれるマオきゅんのほうだんぜんいわよねぇ〜〜~!!

   くびとか、けものみみとかけてぇ〜〜〜、きゃ〜〜〜〜!!

   ──じゅる…(////) )」

マオ

「…………エイミスさん?

 どうかしたの?」


エイラクトミスタ

「──え?

 なにかしら??

 ( あぁ〜〜〜ん!

   マオきゅんのうわづかいぃ〜〜〜ん(////)

   ハギュッてしたいぃ〜〜〜〜(////) )」


マオ

なんか…だいじょう??

 つかれたんじゃないのかな…って」


エイラクトミスタ

「え?

 つかれてないわよ?

 しんぱいしてくれてがとう!

 むしろ、げんになったぐらいよ!

 ──じゃあ、わたしのまま〈 こうせき 〉をじょうもとってきますね。

 しつれいします」


 かごうえはこせたエイラクトミスタは、カートをして《 とり調しらべしつ 》をった。


マオ

「…………なぁ、セロ…。

 エイミスさんはほんとうだいじょうなのかな?

 ちゅうたおれたりしないよな?

 セロにコキ使つかわれたでさ!」


セロフィート

ひときのわることわないでください。

 コキ使つかってません。

 だいいち、ワタシがコキ使つかうのはマオだけです」


マオ

なんでオレだけなんだよ!

 ぜんせんうれしくないんですけど!」


セロフィート

「ワタシがマオをたよりにしてるしょうです。

 もっとよろこんでください」


マオ

よろこべないからもんってるんだけど!」


セロフィート

「マオ、そろそろ14になります。

 〈 そういん 〉がられるころです。

 ぎょうってちましょう」


マオ

「お、おう…」


 セロフィートにわれたマオは、さきにソファーへこしろしてすわったセロフィートのひだりどなりこしろしてすわった。


 セロフィートは大人おとなしくどくしょたのしんでいる。


 あいわらず、マオにはめないがビッシリとならんでいるほんだ。


マオ

「……なぁ、セロ。

 ほんにはなにかれてるんだ?

 オレにもかるようこえしてんでよ」


セロフィート

「おや?

 になります?

 いでしょう。

 かせてあげます」


マオ

「うん!」


セロフィート

「『 ──あ〜れ〜、おめください、ゆうしゃさま〜〜。いではないか〜、いではないか〜。あ〜れ〜、りゅうわたしかえりをっているのに〜〜。いではないか〜、いではないか〜 』」


マオ

「……セロ〜〜。

 ぼうみされてもかんないよ…。

 それって、どんななんなんだよ?

 ゆうしゃとかりゅうるのか??」


セロフィート

「そうですね。

 『 ちくゆうしゃられたりゅうたすけるためぼうけんしゃになってそうする 』──というタイトルのりゅうたびぼうけんものがたりです」


マオ

「タイトルながっ!

 ってうか…ちくゆうしゃ??

 りゅうぼうけんしゃ??」


セロフィート

りゅうどもにんけん姿すがたになり、さま(ざま)こんなんえ、ちくゆうしゃはなったかくたちたおし、られたりゅうすくまでの──」


 セロフィートがものがたりせつめいをマオにしていると、《 とり調しらべしつ 》のドアからコンコン…とおとがした。


 だれかがたのだ。


セロフィート

「おや?

 もう14でしたか。

 マオ、きっと〈 そういん 〉さんです」


マオ

「セロ、あとはなしつづかせてよ」


セロフィート

「はいはい」


 セロフィートはんでいたページしおりはさみ、ほんじると《 ほう(マジカル)じん(サークル) 》のなかれた。

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